こんにちは、KENGOです。
暑い日が続いていますね。
革ジャン好きにとっては、まだまだ長いオフシーズン前半戦。
そんな中でも、「今年はどんな革ジャンを着ようかな」と考えながら過ごす時間も、この趣味の楽しさの一つだったりします。
さて、この時期はまだ革ジャンを着るには暑すぎますが、シーズンが近づくと必ず気になってくるのが“雨との付き合い方”です。

「雨の日は着ない方がいい?」
「少し濡れただけでも傷んでしまう?」
革ジャンを購入したばかりの頃は、多くの方が一度は悩むポイントではないでしょうか。
高価なアイテムだからこそ、不安になりますよね。
そこで今週は、
『革ジャンは雨に濡れても大丈夫?実体験で解説』というテーマでお届けします。

実際に革ジャンを洗ったり、一か月間屋外に放置したりしてきた経験も踏まえながら、“雨と革ジャンの付き合い方”についてお話しします。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
なぜ革ジャンは「雨NG」と言われるのか

革ジャンについて調べると、「雨はNG」という情報をよく見かけます。
その理由は、水分によって革へ負担が掛かる可能性があるからです。
水シミができたり、油分が抜けたり。
乾燥の仕方によっては硬くなってしまうこともあります。
だからと言って、「雨の日は絶対に着てはいけない!」…というわけでもありません。
ここは少し誤解されやすいポイントだと思います。
20年以上、革ジャンを着て感じた結論

ここからは僕自身の結論です。
革ジャンは、思っているほど雨に弱い服ではありません。
もちろん、豪雨の中を何時間も歩くような状況は避けたいのは確かです。
でも、小雨や移動中に少し濡れる程度なら、必要以上に怖がる必要はない…と僕は思っています。

実際、僕自身もこれまで数え切れないほど雨に降られてきました。
それでも、大きなトラブルになったことはほとんどありません。
もちろん、その理由には“革の種類”にも大きく関係しています。
革ジャンを洗ったことがあります

以前、実験として革ジャンを丸洗いしたことがあります。
もちろんメーカー推奨ではありません。
ただ、「実際どこまで耐えられるのか」を知りたかったという好奇心もあります(笑)

結果としては、多少の変化はあったものの、革ジャンがダメになるということはありませんでした。
【関連記事】
>『[検証]革ジャン専用洗剤で革ジャンを洗ってみた』
一か月間、屋外へ放置したこともあります

さらに別の実験では、一か月間屋外へ革ジャンを放置したことがあります(笑)
雨。
紫外線。
風。
すべて自然環境のまま。

当然、革には変化がありました。
ただ、それでも革ジャンとして着られなくなるほどのことはありませんでした。
【関連記事】
>『[検証]1ヶ月間、革ジャンを雨風日光に晒し続けてみた結果…』
新品を霧吹きで濡らすこともある

これは少し意外に思われるかもしれません。
僕は新品の革ジャンを、“早く馴染ませる”という目的で、霧吹きを使って軽く湿らせることがあります。

もちろん革によりますし、自己責任にはなります。
ただ、この経験から感じたのは、必ずしも“水=絶対悪”ではないということ。
革は思っている以上に丈夫な素材でもあります。
革によって考え方は変わる

ここはぜひ知っておいてほしいポイントです。
実は、一概に「革ジャン」と一括りにはできないのが難しいところ。
なぜなら革の種類によって、雨への強さは大きく変わってくるからです。
クロム鞣しなら神経質になりすぎなくていい

現在流通している革ジャンの多くは、クロム鞣しという工程で作られた革を使用しています。
比較的水に強く、小雨程度であれば必要以上に心配することはありません。
もちろん、濡れたまま放置するのは避けたいですが、帰宅後にしっかり陰干しをするくらいで十分なケースがほとんどです。
タンニン鞣し・染料仕上げは少し注意

一方で、“フルタンニン鞣し”や“染料仕上げ”の革は少し事情が変わります。
というのも、水分が浸透しやすいため、水シミになったり乾燥後に油分が抜けて硬くなったりするリスクがあるからです。
特に高価なタンニンレザーでは、この影響が出やすいこともあります。
こうした革ジャンは、できるだけ雨の日を避けた方が安心でしょう。
つまり、「雨が大丈夫かどうか」は、革の種類によって考える必要があるということです。
雨が味になる革ジャンもある

面白いことに、革ジャン好きやバイク乗りの中には、「雨もエイジングの一つ」と考える人もいます。
もちろん、積極的に雨へ濡らすことをおすすめするわけではありません。
ただ、雨や日差しも含めて革の表情が変わっていくことを楽しむ文化があるのも事実です。
長年着込まれたヴィンテージの革ジャンを見ると、そうした自然な変化が魅力になっている個体も少なくありません。
雨より気を付けたいこと

実は僕が気を付けているのは、“雨”そのものではありません。
濡れた後の扱いです。
例えば、
ドライヤーで急激に乾かす。
直射日光へ長時間当てる。
濡れたまま放置する。
こうした方が、革への負担は大きくなります。

帰宅したらタオルで軽く水分を拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させる。
基本的には、それで十分です。
詳しいお手入れ方法については、こちらの記事でも紹介しています。
【関連記事】
>『革ジャン好き203人に聞いた!「雨の日に革ジャンは着る?」』
結局、革ジャンは外で着る服

ここが今回、一番お伝えしたいことです。
革ジャンは、雨に絶対濡らしてはいけない服でもなければ、雨なんて気にしなくていい服でもありません。
革の特徴を理解しながら、必要以上に怖がらない。
そのくらいの距離感が、一番長く付き合える気がしています。

以前の記事でも書きましたが、僕は「気づいたら着ている革ジャン」に価値を感じています。
雨が降りそうだから…
少し天気が怪しいから…
そんな理由だけでクローゼットへ戻してしまうのは、少しもったいないのかなと。
旅行へ行ったり、友人と食事へ行ったり、子どもと公園へ行ったり…
革ジャンは、そんな時間や思い出も一緒に刻んでいく洋服であってほしいと思っています。
だからこそ必要以上に神経質にならず、日常の中でたくさん着てみること。
それが革ジャンをもっと楽しめる秘訣なのかもしれません。
まとめ

ということで今週は、『革ジャンは雨に濡れても大丈夫?実体験で解説』についてお届けしました。
革ジャンは、雨に弱い部分もあります。
だからと言って、「絶対に濡らしてはいけない」というほど繊細な服でもない…と僕は考えています。
大切なのは、革の特徴を理解した上で、正しく付き合っていくことです。

10年以上革ジャンを着てきて思うのは、“雨を避け続けた一着”よりも、“いろいろな景色を一緒に見てきた一着”の方が、後から振り返った時に愛着が湧いているということです。
今回の記事が、雨の日の革ジャンとの付き合い方を考えるきっかけになれば嬉しいです。
それでは今週はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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