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裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

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裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみたジーンズ

こんにちは、KENGOです。

まずはじめに皆さまに謝罪がございます。

オトトフクDXでは、夏であろうが真冬であろうが、1年中通して革ジャンについて語ろうと心に決めているのですが…
今週は“ジーンズの小ネタ”について書かせてください!

というのも私最近デニムパンツにハマっておりましてですね…
申し訳ございませんっ!

…ということで今週は、『ジーンズのセルフ加工』についてご紹介したいと思います。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ジーンズのセルフ加工と言っても、今回ご紹介するのは“裾の加工”です。
いわゆる「ユーズドデニムを裾上げするとダサくなる問題」の解決方法ですね。

この問題には頭を抱えている方も結構多いのではないかないでしょうか。

そこで!
今回は僕が実際に試してみて上手くいった方法を、皆さまに共有させていただきたいと思います。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

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ジーンズ裾上げするとダサくなる問題

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ジーンズ裾上げするとダサくなる問題ー。
おそらく皆さまも1度くらいは経験があると思います。
ユーズド加工のジーンズをカットすると、元々あった加工が無くなることで裾部分に違和感が出てしまいます。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

なんか途中でズバッと切断したよう感じで妙にダサくなってしまうんですよね…。

もちろんリジッドジーンズやワンウォッシュくらいのジーンズであれば、全然違和感なく穿けます。
ただ気分的に、加工もののデニムを良い丈感で穿きたいなぁって時もあるじゃないですか。

今回はこういう時にどうするかっていうお話しです。

 

裾上げ後のセルフ加工について

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

それではここから本題です!

それでは、僕が試してみて良かった方法を共有していきたいと思います。

まず完成したものを見ていただきましょう。
こちらです!

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

どうでしょう…
結構自然な仕上がりだと思いませんか。(ちょっとミスったなぁーってところはあるのですが…)

ユーズドの加工が強いジーンズほど加工を再現するのが難しいと言われています。
が、自分でも割と納得の出来なんですよね。

作業期間としては3日ほど。
ただ僕は試行錯誤しながらゆっくりと行ったので、次やれば1日あれば十分できます。

時短かつ効率的。それなりのクオリティに仕上がる、オリジナルのアタリ出し加工方法でございます。

 

これがあれば超時短!

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

今回ご紹介するセルフ加工で、必要不可欠な“ある物”があります。
それがこちら!

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた“キッチンハイター”

そう!台所用の漂白剤です。
これさえあれば簡単にアタリ出し加工ができちゃいます。

ざっくりした手順はこんな感じ。

裾上げ(お店に依頼)

水洗い

乾燥

キッチンハイターで脱色

完成

結構手軽そうでしょう。

 

アタリ出し セルフ加工の手順

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

それでは具体的にセルフ加工方法をご紹介していきます。

言ってしまえば今回のセルフ加工ってのは、通常3年以上かけて起きる変化をいかに人工的に再現できるかというところがポイントにってくるわけです。

ステップ① -チェーンステッチで裾上げ-

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

手順というかそもそもの前提なのですが…
大前提として“チェーンステッチ”で裾上げに出すのは必須です。

またチェーンステッチでもミシンによって仕上がり(パッカリングの出かた)が変わってくるそうです。
なので、なるべくデニムに特化した専門のお店に出すことをお勧めします。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ちなみに僕は今回、“ユニオンスペシャル43200G”という、ロープ状の凹凸が発生しやすいミシンでのチェーンステッチをお願いしました。

ステップ② -水洗い-

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

さて、いよいよここからセルフ加工です。

まずは裾部分のみを水洗いしていきます。
なるべく早く乾燥させるために、水に浸す部分を最小限にとどめましょう。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

そして水に浸した部分を揉んでいきます。
さらに何度か地面に叩きつけます。

この工程では、洗濯機の中でグルグルと回される工程を再現しています。

これで水洗いはOK。

ステップ③ -乾燥-

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

続いては乾燥です。
ここでポイントなのが“急乾燥させる”こと。

外干などを推奨されている方も多いようですが、個人的には浴室乾燥などで素早く乾燥させるのがおすすめ。
理由は時短になるから。
また急乾燥させた方が、ステッチの縮みが出やすいらしいのです。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ちなみにジーンズの裾にパッカリングが出る原理は、デニム生地とステッチ糸の伸縮率の差です。
ステッチ糸の方がより伸縮し、デニムがギュッとなることで凹凸が生まれます。
わかりやすく言えば巾着袋の口みたいなイメージです。

そしてこの②〜③を最低3回以上繰り返します。
繰り返す回数が多ければ多いほど、より自然な加工に仕上がります。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

自然乾燥だとどうしてもここで時間がかかってしまいますが、浴室乾燥やドライヤーなどあれば
1回1時間かからないくらいで行えます。

ステップ④ -ブリーチ-

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

…と、ここまでは基本ネットなどでもご紹介されている一般的な方法です。

ポイントはここから!

多くのサイトでご紹介されている方法としては、このあとヤスリをかけて加工を施していきます。

しかし!
僕はリアルなユーズド感を手軽に出す方法として、前述した“キッチンハイター”を使います。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

このキッチンハイターがまた良い仕事してくれるんですよ!

もちろん直接吹き付けるわけではありません。
液をスポンジに付け塗布していきます。

あまり時間をかけてしまうと左右で差が出てしまうので、なるべく素早く行っていきます。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

まずは裾の淵(ふち)部分に塗っていきます。
あまり液を付けすぎないよう、少量ずつ均等に塗っていきます。

これを左右どちらも塗ります。
あまり脱色しすぎないよう、3分ほど置いてぬるま湯でしっかり洗い流します。
※デニムの加工具合によって放置する時間を調整してください。
今回のジーンズくらいユーズド感の強いデニムだとおおよそ3分くらいが目安です。
(ちょっと僕のジーンズは色を抜きすぎたかなと思っています)

ここでまた乾燥させます。

ステップ⑤ -ブリーチその2-

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

いよいよ最後の仕上げです。
よりリアルなユーズド感を出すために、もう一度キッチンハイターを使って脱色していきます。

今度はパッカリングのアタリを出したいので、ステッチより下部分のデニムの表面と裏面の色を抜いていきます

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

先ほどと同じように、スポンジを使って塗布しています。

この時ポイントなのは、洗うことでできたパッカリングの凹凸の凸部分だけに塗っていくということ。
②〜③の工程を多く行なった方がより強く凹凸が生まれるので、よりリアルな仕上がりになります。
まだ凹凸が少ない(平面的)だと感じたら、もう少し②〜③の工程を繰り返してみてください。

デニムを平なところに置き、スポンジで優しく撫でるように塗るのがコツです。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ロールアップした時にも自然なアタリが見えるよう、裏側にも同じように塗っていきます。

これも左右で差が出ないよう、なるべく素早く作業を行なっていきます。
慎重になりすぎず思い切りも肝心です。

キッチンハイターを塗り終えたら、今度は先ほどの半分くらいの時間放置します。
目安としては1,2分くらい
そしてその後しっかり洗い流します。

以上でセルフ加工は完了です。

 

裾上げ後の選択肢

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

最後に余談なのですが、ユーズド加工のジーンズを裾上げした(する)際の対処方法はいくつかあります。

①裾上げせずに穿く
②専門のお店で加工を入れてもらう
③加工残しで裾上げする
④根気よく穿き続ける

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

①の“裾上げしない”という選択。
これはそもそも論になってしまいますが、確かに足が長い方にとっては裾上げ不要かもしれません。
またブランドによっては、カットせずに穿ける股下で作られているジーンズもあります。

ただこれも革ジャンの着丈同様、万人に共通するベストな股下ってのは存在しないわけですから…
やっぱり自分にとってのベスト丈で穿きたいですよね。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

あとは②の“お店で加工を入れてもらう”という選択。
もちろん専門のお店に頼めば加工を施してくれるので、この方法が一番ベストだと思います。
ただ期間を要するのと、料金が割と高い。

5万とか10万のデニムだったら納得できるんですけどねー。
2,3万くらいのデニム買って、商品の面積減らしたうえに元の状態を再現して…
それで商品代の20%分払うって、なんだか腑に落ちないんですよね。
ちょっと関西人的な思考ですかね…(笑)

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

そういう意味でも、自分で加工するっていう選択肢があっても良いのではないでしょうか。

…もちろんお店に出して加工を施してもらうのがベストだとは思っているんですよ。
でも自分でやるとまた愛着も湧いたりするじゃないですか。

もし悩んでいたという方がいればぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

まとめ

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ということで今週は、『ジーンズのセルフ加工』についてご紹介しました。

いかがでしたか。
拙い説明で申し訳なかったのですが、個人的には結構画期的でなかなか良い加工方法なんじゃないかなと思っています(笑)
あと本当は記事にするつもりじゃなかったので、工程の写真を撮っていなかったんですよね…すみません。

一応ネットでも調べたんですけど、この方法を紹介したいる人はいませんでした。
(水で薄めたキッチンハイターを使って、デニム全体の色を脱色する方法などはいくつか出てきましたが。)

ですのでせっかくならば…と、今回はこちらのデニムの裾加工方法を共有させていただきました。

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

ちなみに僕がこの方法を思いついた経緯は、風呂掃除をしている時にスウェットパンツにキッチンハイターが付着して脱色されたのを見て思いつきました。
(お風呂のタイルの隙間汚れにはキッチンハイターおすすめですよ!笑)

裏技!アレを使ってジーンズの裾をセルフ加工してみた

今回ご紹介した方法を実践される方は、くれぐれも注意してください。
デニムの生地や染め方によっては自然な風合いに仕上がらない場合もあると思います。
キッチンハイターを使用する場合は、まず目立たない場所でテストしてから行なってみてください。
あとは自己判断でお願いいたします。

それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!

 


 

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