こんにちは、KENGOです。
この時期になると、リアルでの知人からも革ジャンの相談を受ける機会が増えてきます。
その中で「でも俺、あんまり革ジャン似合わないんだよな」というフレーズをよく耳にします。
もちろんその知人も、そこまで深い意味で言っているわけではないと思うので、僕はそれ以上追求することはしません。
しかしですね…
本気で革ジャンを探している方の中にも「革ジャンを着たいけど、自分は革ジャンが似合わない」と思い込んでいる方も多いように感じます。
そこで!
今週は『革ジャンが似合う人・似合わない人』をテーマにお話していきたいと思います。
本当に“革ジャンが似合わない人”はいるのでしょうか?
20年近く密に革ジャンと向き合ってきた僕なりの考えをお話していきたいと思います。
「俺、革ジャン似合わないなぁ」と嘆いているそこのあなた!
…実はそれ、思い込みかもしれませんよ?
ぜひ最後までチェックしてみてください。
革ジャンが「似合う・似合わない」はあるのか?
そもそも本当に、“革ジャンに似合う人・似合わない人”というのはあるのでしょうか?
結論から言うと、僕は“ない”と思っています。
つまり基本的には、どんな人でも自分に似合う革ジャンを見つけることができるということです。
ではなぜ「俺は革ジャンが似合わないから…」と言う人がいるのでしょうか。
それには大きく分けて2つ理由があると思います。
“思い込み”と“フィット感”です。
この2つをクリアすれば、どんな人でも「俺、革ジャン似合う!」と思えるはずなのです。
革ジャンが似合わないと感じるのは思い込み
まず「革ジャンが似合わない」と感じる1つ目の原因“思い込み”です。
具体的に言うと「革ジャンは男っぽい人しか似合わないと服」という思い込みになります。
革ジャンというとどうしても“男らしい・無骨・バイク乗り”といった、“ハード”なイメージが先行してしまいます。
そのため、“革ジャン=男らしい人が着る服”と思い込んでいる人が多いようです。
確かに革ジャンは素材の特性上、コットンやウールで作られたもの比べ、どうしてもハードな印象が強くなる服であることは否めません。
ただもし本当に“革ジャンは男らしい人しか似合わない服”なのであれば、女性は革ジャンが似合わないということになってしまいます。
しかし街に出てみると、レザージャケットはファッションアイテムとして昨今 老若男女問わず浸透しています。
そしてもちろん女性の方で、すごくお洒落に格好良く着こなしている方だって沢山います。
つまり“顔や雰囲気が原因で似合わない”というのは思い込みであり、着こなし次第でいくらでもカバーできるということです。
革ジャンに“着られている感”がある
そして「革ジャンが似合わない」と感じる2つ目の原因は“フィット感”です。
「革ジャンが似合わない」と思う人の多くは、「革ジャンに“着られている感”がある」と感じるいう人だと思います。
革ジャン(ライダースジャケット)というのは、もともと身体を守るために作られた機能性ウェア。
そのため(特に本格的な)レザーブランドの革ジャンというのは、ある程度 厚みがあり硬い革が使用されています。
当然、硬い素材で作られている服というのは身体へのフィット感(馴染み)が遅く、どうしても着はじめは「着られている感」が出てしまうものです。
ただし革ジャンというのは、着込んでいくことで革が柔らかくなり落ち感が出てきます。
つまり身体のラインに馴染んでフィットしていってくれるのです。
新品の革ジャンを試着した際に「着られている感がある」と感じるかもしれません。
しかし、革ジャンは“着込むことである程度は身体にフィットしてくれる”もの。
このことを忘れてはいけません。
もし、どうしても“着られている感”を避けたいという方は、着はじめから馴染みの良い革(カーフスキンやディアスキン、シープスキンなど)のジャケットが良いかと思います。
もしくはアパレルブランドの革ジャンを選ぶのがおすすめです!
似合わないんじゃない、見慣れていないだけ
「革ジャンが似合わない」と感じる2つの原因について説明しましたが、実のところ“見慣れていない”という要因が一番大きかったりもします。
特にはじめて革ジャンを買うという人にとっては尚更。
例えていうなら、“就活ではじめてスーツを着た瞬間”。あの感覚に近いのではないでしょうか。
自分自身が普段見慣れていない格好をした時って、どうしても違和感を感じてしまうものです。
レザージャケット特有のあの光沢感やハードな雰囲気というのは、なかなか他の服では味わえないですからね。
そう感じるのも不思議ではないと思います。
でもこの感覚って、誰しもが通る登竜門だと思うんです。
街中でどんなに格好良く革ジャンを着こなしている人にだって、“革ジャン童貞”を捨てた瞬間が必ずあったわけで。
きっとはじめて革ジャンを纏った自分を鏡で見た時、「俺って革ジャン似合っているのかな?」という感覚に陥ってるはずなんです。
そんな不安を抱えつつも、理想の自分であったり、憧れていたアーティストに少しでも近づくため根気よく革ジャンを着続けること。
そうすることで、いつの間にか“革ジャンを着ている自分”に見慣れてくるのです。
これこそが「似合う」の正体なのかもしれません。
周りの印象すらも変わってくる
そしてそれは周りの印象もしかり。
誰かに「革ジャン似合わないよ…」と言われようとも、着続けることでその周りの印象すらも変わる日が必ず来るはずです。
実際に僕もそうでした。
友人に「昔は微妙だったけど、どんどん革ジャンが似合うようになってきている」と言われたことがあります。
見た目の印象っていうのは案外簡単に変えることができるものなのです。
まとめ
ということで今週は、『革ジャンが似合う人・似合わない人』をテーマにお話してみました。
今回のまとめです。
結論、「革ジャンが似合わない人なんていない!」
“どんな人でも自分に似合った革ジャンを見つけることができる”というのが僕の考えです。
そりゃもちろん、体型によって向き不向きの革ジャンはあると思います。
ただ今回お話ししたように、
自分のサイズやテイストに合った革ジャンを選ぶこと。
「似合っていない」という思い込みを捨てること。
自分と周りの印象を覆すまで根気よく革ジャンを着続けること。
この3つが非常に重要なのかなと考えています。
要約すると、革ジャンが好きなら“似合う・似合わない”なんて気にせず、ガンガン着ていきましょう!ってことです。
そうすることで必ず、「あ!俺革ジャン似合う」と思える瞬間が来るはずです。
もし今、「革ジャンを着たいんだけど自分は似合わない」と思っている人がいるなら、今回の内容を思い返していただきたいです。
なんか今回はちょっと熱い話になりましたね……たまにはこういう内容もいいでしょう!(笑)
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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コメント
とても素敵な記事で読んでいて気持ちよくなりました。
周りの印象(意見)、私は一番要因でした。
グループで年下だったりいじられキャラだったりすると、「顔と合わないwww」「何しても絶対合わない」など言われました。
嫉妬もあるのだと思います。が、悲しく手放そうかと思いました。
またデニムで言われた事ですが、LEVI’Sを履いていると桃太郎の人にマウントを取られました。
価格マウント、クロム鞣しに対するベジタン鞣しマウント…
服が好きでしたら、もっとファンを増やすように話すべきだと思います。
良い記事をありがとうございました。
最高のコメントありがとうございます。
そう言っていただけると僕自身も励みになります!!
本当におっしゃる通りだと思います。
上を見ればキリがないですが、製品の価格以上に自分だけの付加価値があると思います。
同じ趣味を持つ者同士であれば、お互いを尊重しあえる関係性が理想だと思います。