こんにちは、KENです。
嬉しいことに、この時期になると革ジャンに関するご相談をたくさん頂きます。
本当にありがとうございます!
その中でも一番多いご相談が、“サイズの選び方”について。
そこで今週は、『革ジャンのサイズ選びの基本』をテーマに、革ジャンを購入する際に気をつけるべき“サイズ選びのポイント”についてまとめていきたいと思います。
「はじめて革ジャンを買う」という方にとっては、一番悩ましい問題とも言えるのではないでしょうか。
ぜひ最後までチェックしていただけると嬉しいです!
革ジャンにとってサイズは重要
毎度言っていますが、革ジャンというのは決して安い買い物ではありません。
リーズナブルなものでも3万円から。
上を見るとキリがないほどです。
そうなってくると、購入後に「サイズを失敗した!」なんてことは絶対に避けたいですよね。
しかも革ジャンというのは、素材の特性上“サイズが合わないと非常に着用感が悪くなる”洋服です。
特に“小さすぎる”場合だと、肩こりなどもひき起こしてしまうため、着用頻度も著しく減ってしまいます。
僕もサイズで失敗して、何着手放したことか…
そんな失敗を防ぐためには、まず“自分の体型をしっかりと把握した上で革ジャンのサイズを選ぶ”ということがとても重要なポイントとなります。
では具体的にどのようにして、自分の体に合った革ジャンを選べば良いのでしょうか。
革ジャンのサイズ展開
まず革ジャンのサイズのバリエーションですが、アパレルブランドから販売されている革ジャンだと、おおよそ3〜4サイズ展開。
レザーブランドから販売されている革ジャンだと、(ブランドにもよりますが)5〜7サイズほどで展開されていることが多いです。
レザーブランドから販売されているものの方がサイズが細かく分かれているので、自分の身体に合ったサイズを見つけやすくなります。
とは言え、“吊るし”(オーダーではない既製の寸法で作られた服)のサイズであれば、自分の体にバッチリ合うことは“ほぼあり得ない”ということを理解しておかなければいけません。
一般的にアウターのサイズ選びというと、“肩幅・身幅・着丈・袖丈”が基準となります。
「肩幅はちょうど良いのに着丈が長い…」
「丈感はちょうどいいのに身幅がきつい…」
なんてことはよくある話です。
では革ジャンのサイズは“何を基準に選ぶべき”なのでしょうか。
革ジャンのサイズは肩幅で決める?
ここではスタンダードな着こなしをする上での、革ジャンのサイズ選びの基本についてお話ししていきたいと思います。
まず“革ジャンのサイズは肩を基準に決める”というのが基本となります。
どれだけ着丈や身幅が合っていても肩幅が合っていなければ、全体的な見え感のバランスが悪くなったり、着用時のストレスを感じてしまいます。
そういった意味でも、革ジャンのサイズ選びにおいて“肩幅”というのはとても重要であり基本的なポイントとなってきます。
これはあくまでスタンダード着こなしをしたいという方向けの基準です。
肩を落として着たいという方など、スタイルや着こなし方によっても変わってきます。
吊るしのモデルは基本合わない?
前述したように、“吊るし”(既製の寸法で作られた服)サイズの革ジャンが、自分の体に一寸の狂いもなく合うということはほぼありません。
言い方を変えると、「どこか妥協をしなければいけない」ということです。
革ジャンを探す上ではそのことを頭に入れておかないと、いつまで経っても理想の革ジャンに出会う事ができません。
もちろん「どこまでを許容範囲にするのか」にもよりますが…
個人的には、デザインや革の風合いが気に入ったのであれば、自分の理想寸法±1cmの範囲は許容しても良いのかなとは考えています。
ジャストなサイズで着たいならオーダーがおすすめ
とは言っても、革ジャンというのは決して安い買い物ではありません。
高価な物を買うのに、「サイズ寸法で絶対に妥協したくない」という方も多いと思います。
そう言った方は、“サイズオーダー”という選択肢を選んであげても良いかもしれません。
代表的なところで言うとルイスレザーです。
その他にもレザーウェア専門のブランドさんだと、サイズオーダーが可能なお店も多いようです。
また昨今では、オンライン上で完結するオーダーメイド革ジャンブランドも増えてきました。
もちろん自分で寸法を決めなければいけないというデメリットはありますが、ご自身のサイズを把握されている方にとっては非常に良い選択肢の一つだと思います。
経年変化で馴染む箇所とそうでない箇所
革ジャンを購入する際によく耳にする「着ていく内に馴染み(伸び)ますよ」というフレーズ。
店員さんの決め文句ですね。
もちろんこれは間違ってはいません。
ただ、自分が気になる箇所がうまい具合に馴染んでちょうど良くなるなんてこともありません。
基本的に馴染む(伸びる)箇所というのは、着用時にテンションがかかる部分に限ります。
具体的には、肩幅や身幅(脇下部分)、腕周り部分など。
逆に袖丈なんかは、シワが出ることで少し短く感じるケースもでてきます。
>>【実はめちゃくちゃ重要!革ジャンの袖丈について】
もちろん革の種類や加工、鞣しによっても変わってくるので一概には言えません。
ただ、むやみやたらと店員さんの「着ていく内に馴染みますよ」という言葉を鵜呑みにするのはちょっと危険なのかもしれませんね。
まとめ
ということで今週は、『革ジャンのサイズ選びの基本』をテーマに、革ジャンを購入する際に気をつけるべき“サイズ選びのポイント”についてまとめてみました。
改めて思うのですが、革ジャンのサイズ選びってほんと難しいですよね。
特に「はじめて革ジャンを買う」という方にとっては、めちゃくちゃ悩ましい問題だと思います。
未だに僕も失敗しますからね…(涙)
そして実は一番大変なのは、買った後の“自分の体型維持”です。
買った時期の自分にピッタリの革ジャンに出会えたとしても、翌年自分の体型が大幅に変わってしまったら意味ありませんからね…
自分に合った革ジャンをいつまでもバシッと格好良く着るために、体型維持、健康管理には気をつけたいものです。
もちろん自分にも言い聞かせています…(笑)
今回の内容が、革ジャンの購入を検討している方にとって少しでも参考になれば幸いです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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