こんにちは、KENGOです。
ここ最近、コーディネート系の記事の反応がとても良い傾向。
やっぱり革ジャンって「実際どう着るの?」という部分が、一番気になるところなのかもしれませんね。
ということで今週は、
『ファーストタイプのレザージャケットコーデ』と題してお届けしたいと思います。

Gジャンタイプのレザージャケット。
中でもファーストタイプは、ライダースに比べると少し野暮ったい印象があります。
でも、その不器用さこそが魅力。
今回は、
・サイズ感の考え方
・着丈バランスの注意点
・実際のコーディネート例6選
このあたりを、オトコフクDX流にまとめました。
すでにお持ちの方も、これから検討している方も。
着こなしのヒントとして、参考にしていただければと思います。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
ちなみに…
各レザージャケットのモデルの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 「革ジャンの種類を徹底解説!タイプ別 革ジャンの選び方」
ファーストタイプのレザージャケット

ここ数年で人気が高まっている、Gジャン型のレザージャケット。
いわゆる“トラッカータイプ”と呼ばれているモデルです。
(厳密にいうと、トラッカーは3rdタイプを指すそうですが……そのあたりはひとまず置いておきます。)
今回取り上げるのは、その中でも“ファーストタイプ”。

ファーストタイプとは、その名の通りリーバイスが1936年代に登場した、初期型のデニムジャケットを指します。
少し野暮ったい作りではありますが、
昨今のアメカジブームの流れもあり、ファーストタイプのデニムジャケット、そしてそれをベースにしたレザージャケットの人気がじわじわ高まっている印象です。

もちろんブランドごとに解釈は異なりますが、
リーバイスのファーストモデルを忠実に再現しているタイプであれば、主な特徴は以下の通りです。
・ボックスシルエット
・やや短めの着丈
・無骨で直線的なバランス
このあたりが大きなポイントになります。
良く言えばクラシック。
悪く言えば、少し野暮ったい。
ただこの“少し不器用なバランス”こそが、今の気分にしっくりくるんですよね。
スタイリングする際のポイント

ここからは、「ファーストタイプのレザージャケットをどう着こなすか」。
僕自身が意識しているポイントをご紹介します。
僕が意識しているのは、大きく3つあります。
① 少しリラックス感のあるサイジング

1つ目は“サイズ感”です。
これは厳密にいうと着こなしというよりも、“選び方”の話になります。
ファーストタイプはもともとボックス気味のシルエット。
ビタビタのサイズで着るよりも、ほんの少しリラックス感のあるサイジングを選んだほうが、雰囲気が出やすいと感じています。

もちろん、ブランドごとのパターンや使用している革の厚み、どういうスタイルで着たいかによっても変わります。
ただ個人的には、気持ちゆとりがあるくらいのほうが、結果的に着こなしやすい印象です。
② 野暮ったく振り切る

2つ目は、“あえて野暮ったく振り切る”という考え方です。
どうせファーストタイプを選ぶなら、その無骨さや土臭さを活かしてしまう…というのも面白いと思っています。

具体的には、デニムやワークパンツ、スウェットなど、アメカジど真ん中のアイテムと合わせる。
世界観を揃えてあげることで、コーディネート全体がまとまりやすくなります。
特に普段ロンジャンなどのシャープなライダースを好まれている方であれば、このギャップは新鮮に映るはずです。
その“振り幅”を楽しめるのも、ファーストタイプの魅力だと思います。
③ すっきりアイテムでバランスを取る

3つ目は、先ほどとは逆に“きれいめ要素を足す”という方法です。
パンツをスラックスにする。
黒Tで引き締める。
野暮ったいジャケットだからこそ、他を整えると全体のバランスが取りやすくなります。
ファーストタイプはアメカジ寄りに着る方が多い印象なので、あえて少し都会的に振るだけでも、十分に差別化できると思います。
どちらが正解というよりも、「今回はどこに寄せたいか」を自分の中で決めてあげる。
それだけでも、スタイリングはかなり組みやすくなるはずです。

とはいえ、ファーストタイプはベースのデザイン自体がシンプル。
意外と懐が深く、幅広いスタイルに落とし込めるモデルでもあります。
だからこそ、あまり難しく考えすぎず、少しだけ方向性を意識してあげる。そのくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
着丈問題は注意ポイント

強いてひとつだけ、ファーストタイプを着こなす上で注意点を挙げるとすれば、“着丈のバランス”かもしれません。
ファーストタイプは、もともと着丈がやや短めに作られているモデルが多いです。
そのため、普段ライダースジャケットに合わせているインナーをそのまま着ると、裾だけが妙に強調されてしまい、全体のバランスが崩れて見えることがあります。

ほんの数センチの差なのですが、ここが意外と重要なポイント。
僕が意識しているのは、例えばこんな点です。
・やや短めのインナーを選ぶ
・思いきってタックインする
・レイヤードする場合はあえて丈感を計算する
このあたりを少し意識するだけで、ぐっとまとまりやすくなります。

ファーストタイプはシルエットに特徴がある分、インナーとの“縦のバランス”が重要。
逆に言えば、そこさえ押さえておけば、コーディネート自体はそこまで難しくありません。
ほんの少しだけ丈感を意識する。
それだけでも、見え方は大きく変わると思います。
着丈バランスについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 【「革ジャンのインナーの着丈」ベストなバランスは〇〇cm?】
コーディネート例

ここからは実際に、オトコフク流のコーディネートをご紹介していきます。
今回は「野暮ったさをどう扱うか」という視点を軸に、いくつか方向性を変えながら組んでみました。
同じジャケットでも、寄せ方次第でかなり表情が変わります。
そのあたりも感じてもらえたら嬉しいです。
今回使用するジャケット

ちなみに今回使用しているのは、ジェラードで展開されている人気モデル「44レザー」。
ボックス気味のシルエットと、やや短めの着丈。
無骨で直線的なバランス。
まさに今回のテーマにぴったりなモデルだと思います。
このジャケットを軸に、6パターン組んでみました。
コーディネート①

まずは王道のシンプルコーデ。
白のカットソーにベージュのチノパンで合わせてみました。

着丈の短さを活かすために、Tシャツはタックイン。
縦のバランスを整えつつ、野暮ったさはそのまま残しています。
こういう“着飾らない格好良さ”を演出できるのも、このモデルのポイントではないでしょうか。
コーディネート②

続いては、やや大人寄りの着こなし。
黒のカットソーに、ツイードのワイトスラックスで合わせたコーディネートです。

無骨なジャケットに、ツイードの上品さを足す。
このギャップがお気に入りです。
1つ目と同じく、ワイドパンツ×カットソーを合わせたスタイリングですが、素材やカラーが変わるだけで印象も随分と変わります。
野暮ったいからこそ、きれいめ要素が映える。
ファーストタイプは、その“対比”を楽しめるモデルだと思っています。
コーディネート③

少し都会的な方向へ。
プリントTシャツにトラウザーで合わせたコーディネートです。

インナーは遊び心のあるバンドT。
ボトムはすっきりとしたシルエットのトラウザーで、アーバンな空気感を足しています。
無骨なジャケットと、きれいめパンツの対比がポイントです。
プリントTを入れる際は、全体的にシックなトーンに抑えてバランスを整える。個人的にはおすすめです。
コーディネート④

今の時期らしいに使えるレイヤードスタイル。
ジップアップパーカーにデニムパンツを合わせ、カジュアルに振ったコーディネートです。

ジップアップで縦ラインをつくり、ボリュームを調整しています。
フーディーを挟むことで、硬さも少し中和。
カジュアルにまとめていますが、シルエットの整理は意識しています。
コーディネート⑤

5つ目は、アメカジに振り切ったスタイル。
柄シャツにチノパンで合わせたコーディネートです。

ジャケットの持つ土臭さをそのまま活かしてみました。
オープンカラーの柄シャツが醸し出す“チンピラ感”。…これが嫌いじゃないです(笑)
パンツのトーンは明るくすることで、季節感も意識。
思いきって寄せるのも、ファーストタイプならではの楽しみ方だと思います。
コーディネート⑥

ラストは、“いかにも”なアメカジスタイル。
シャンブレーシャツにデニムパンツを合わせた、ザ・アメカジコーデです。

インナーとパンツの色味を合わせることで、レザージャケットの存在感を引き立たせています。
一歩間違えるとかなり野暮ったい雰囲気になりますが…、こういう振り切ったスタイルが成立するのも、ファーストタイプの懐の深さかもしれません。
まとめ

ファーストタイプのレザージャケットは、決して“スマートで都会的”なモデルではありません。
どちらかといえば、少し不器用で、少し無骨。
良くも悪くも、クセのある一着です。
でも、だからこそ面白い。
野暮ったさをそのまま活かすのか。
あえてきれいめに振ってバランスを取るのか。
どちらに寄せるかを少し意識するだけで、コーディネートはぐっと組みやすくなります。

そして大事ポイントになるのが、“着丈のバランス”。
ここをほんの少し意識するだけで、見え方はかなり変わります。
難しそうに見えて、実はそこまで難しくない。
ファーストタイプは、振り幅を楽しめるレザージャケットです。

「ライダースは持っているけど、次はどうしようかな」と考えている方。
少し野暮ったいクラシックなモデルに挑戦してみるのも、きっと面白いと思います。
革ジャンの着こなしに“正解”はありません。
でも、自分なりの寄せ方が見つかった瞬間、その革ジャンは一気に頼もしい存在になるはずです。
ぜひ今回の内容を参考にしていただけると幸いです。
※同系統のトラッカージャケットコーデは、こちらの記事でも紹介しています。
→「トラッカージャケットの着回し術」
ぜひあわせてチェックしてみてください。
他のモデル別コーデもまとめています。
それでは今週はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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