こんにちは、KENGOです。
今週から、いよいよ EMULSION.第2弾（EMULSION-02） の受注を開始します。
この1年、Ryukiさんや職人の方々と一緒に“革ジャンの理想”を追いかけてきた時間は、僕にとってめちゃくちゃ特別なものでした。
そんな節目だからこそ、改めて立ち止まって考えてみました。
「僕たちは、なぜ革ジャンを着るんだろう？」って。
単純に「かっこいいから」でも、「憧れだから」でもなくて。
もっと奥にある、心の根っこの部分に理由があるんじゃないか、―と。
というわけで今週は、EMULSION.の受注スタートに合わせて、『革ジャンを着る意味』をもう一度、自分なりに掘り下げてみたいと思います。
今回の内容は、EMULSION.のプロダクトに限った話ではありません。
皆さんのお持ちの革ジャンで重ね合わせて、一緒に考えていただけると幸いです。
革ジャンは“自分を肯定する服”
革ジャンを着る理由を聞かれて、
「自己満足です」と答える人は少なくありません。
その答えは正直で、そして潔いと思います。
僕もこれまで、「革ジャンは自己満足の象徴でもいい」と思っていました。
誰に何を言われようが、好きだから着る。それでいいじゃないか、―と。
でも最近、少しだけ価値観が変わってきました。
人間社会で生きる以上、僕たちは完全に他者を無視して生きることはできません。
それはファッションも同じで、他者との関係の中で“自分らしさ”は磨かれていくものです。
そう考えると、革ジャンって“自己満足のための服”ではなく、“自己肯定感を高める服” なんじゃないかと思うようになりました。
他人にどう見られたいかではなく、
「これを着ている自分が好きだ」って思える感覚。
それが、革ジャンを着る本当の価値なんじゃないかって。
多少の無理が、人生を豊かにする
ぶっちゃげ革ジャンって、ちょっと不便なアイテムですよね。
重いし、動きにくいし、天候は気になるし…
真夏には着られない。
でも、それでも着たくなる。
この“ちょっとの不便”が、日常を豊かにしてくれる気がするんです。
革ジャンを羽織ると、自然と姿勢が正される。
鏡に映った自分を見て「今日も頑張ろう」と思える。
それは決して“誰かに見せたい”わけじゃなくて、“自分のために背筋を伸ばす”という感覚に近いような気がします。
たぶん、僕たちはその小さな「緊張感」や「高揚感」が好きなのかなーって。
そしてその感情を日常的に持てるのは、めちゃくちゃ贅沢なことだと思うんですよね。
自己満足も、正解のひとつ
もちろん、自己満足で革ジャンを着るのも全然アリです。
むしろそういう人のほうが、本気で革ジャンを楽しんでいると言えるかもしれません。
大事なのは、“なぜ自分が着たいと思うのか”を理解していること。
それが自己満足であれ、自己表現であれ、ちゃんと意味がある。
ただ、もしその中に「自分をもう少し好きになるため」という感覚があるなら、それはもう“自己肯定感を高めるファッション”と呼べるんじゃないでしょうか。
まとめ
というわけで今週は、『革ジャンを着る意味』を改めて自分なりに掘り下げてみました。
時間をかけて馴染ませていく中で、自分の癖や生き方までも刻まれていく。
そんな洋服、他にはなかなかありませんからね。
だからこそ僕は、革ジャンを“自己肯定の象徴”として着たいと思います。
自分のことをちょっとでも好きになれるように。
そしてこういう価値観が、このコンテンツを通じて、また誰かに伝わっていけばすごく幸せなことです。
［EMULSION-02］受注スタート
最後にお知らせです。
今回のEMULSION.第2弾である［EMULSION-02］が、いよいよ受注開始となりました。
Ryukiさん、そして職人の皆さんと一緒に「理想の革ジャン」を形にした自信作。
革ジャン好きの方には、ぜひ一度その世界観を体感してもらえたら嬉しいです。
すみません、最後ちょっと宣伝になっちゃいましたが…
いずれにしても、僕の革ジャンに対する熱量は本物だと思っています。
不器用ながらも、EMULSION.を通じて今の自分の最適解を表現したつもりです。
ぜひ温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
それでは今週はこのあたりで。
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