こんにちは、KENです。
先日、親友からとあるお祝いを頂きました。
それがこちら。
(白竹堂 レザー扇子)
なんとこれ、レザー製の扇子なんです!!
すごくないですか?
親友曰く「この時期は革ジャンを着れないだろうからこれを使ってくれ」と。
なんとも粋な計らい!
いやー、ほんと嬉しい限りです。
(ごめんなさい、本題には関係ない内容でした)
さて!
今週は『永く愛用できる革ジャンとは?』という、僕自身も耳が痛いテーマでお話ししていきたいと思います。
巷では「革ジャンは一生モノだ」なんて言われておりますが、名高い革ジャンであれば一生モノになり得るのか?
むしろそこまで高くなくたって、“付加価値”があれば愛着が湧くのでは!?
今回はそういった内容でお届けしていきたいと思います。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
革ジャンは一生モノではない?
以前「革ジャンが一生ものではない理由」といった内容の記事を書いたことがあります。
>『ライダースジャケットは本当に“一生モノ”なのか!?』
この記事でも述べているように、僕は“革ジャンを一生着る”というのは、あまり現実的ではないと考えています。
もちろん革という素材の性質上、他の衣類に比べると耐久性があり、しっかりメンテナンスを行えば一生(40~50年以上)は着用し続けることができると思います。
しかしその間に体型が変わったり、好みが変わったり、はたまた世の中のトレンドが大きく変わったり。
“着用者の変化”によって、その革ジャンを着なくなるタイミングがやってくると考えています。
更に言うと、革ジャン好きの人であればあるほど「別の革ジャンも着てみたい」という浮気心が芽生えてくるものですよね。
っていう前提を踏まえた上で、
「どんな革ジャンであれば、より永く愛用することができるのか?」を考えていきたいと思います。
僕が一番長く愛用している革ジャン
今 僕の手元にある革ジャンの中で、一番長く愛用している革ジャンがこちら。
WACKO MARIA / シングルライダースジャケット
こちらの革ジャンは中古で購入したものなのですが、所有して約4年半くらいが経ちます。
一般的に見ると、革ジャンの“4年半”っていうのは決して永くはないですよね。
別の革ジャンを着てみたい“浮気心”が出てくると言いましたが、実際僕もその類でして…
実は10年以上愛用している革ジャンってのは、今のところ手元にないんですよね。
(あるにはあるのですが、実際には何年も着用していないので今回はカウントしていません)
この革ジャンを永く愛用している理由
僕がこの革ジャンを(僕の中では)永く手元に置いている理由は以下の3つです。
②所有している他の革ジャンと被らない
③気兼ねなく着れる
まず1つ目は、“見た目が好きである”というのは、もちろん自分が所有する上での最低条件です。
自分好みのシンプルなデザインであり、かつ自分の体にもフィットした絶妙なサイズ感であるというのも大きなポイントになります。
そして2つ目の、“所有している他の革ジャンと被っていない”という点。
僕が所有する中で、襟付きのシングルライダース(厳密にはスポーツジャケット型)はこの一着のみ。
ダブルやスタンドカラーのシングルは何着も所有しているのですが、「今日は襟付きシングルで合わせたいな」と思った時は、この革ジャン一択になるわけです。
そして3つ目の“気兼ねなく着れる”という点。
この“気兼ねなく”というのは、汚れや雨などを気にせずにガシガシ着れるということ。
この革ジャンはどちらかと言うと、割とハードに扱ってきた革ジャンです。
雨の日も普通に着用していましたし、旅行や出張時にも着て行っており、いい意味で雑に着倒している革ジャンになります。
個人的には、特に3つ目の“気兼ねなく着れる”というのが大きなポイントになると思っています。
長く愛用できる革ジャンは“気兼ねなく着れる”?
前述したように、僕は“気兼ねなく着れる革ジャン”こそが、永く愛用できる革ジャンの最大の秘訣だと考えています。
以前もこんなお話をしましたが、“気兼ねなく着用できる革ジャン”というのは、すなわち“自分のライフスタイルに合っている革ジャン”だということ。
自分のライフスタイルに合っている革ジャンであれば自然と出番が多く、自分の革ジャンワードローブには外せない一着となります。
例えそれが一番のお気に入りではなくともです。
そして出番が多い革ジャンというのは、必然的に“愛着”が湧いてくるものです。
愛着のあるアイテムというのは、早々に手放せるものではありませんよね。
変な話、もし売却しようかなとなっても着用頻度が高い革ジャンっていうのは、どうしても高値が付きにくい。
自分にとっては愛着のある革ジャンだし、売ってもそこまで値段がつかないのであれば「じゃこのまま自分で着ておこう」ってなりますよね?
つまり、ガシガシ着ることでその革ジャンへの愛着が深まり、結果的に手放したくない(手放しにくい)革ジャンになるというわけです。
ブランドバリューよりも“付加価値”?
僕のたどり着いた結論なのですが、永く着れる革ジャンというのは結局のところ“付加価値の高い革ジャン”なのかなと思っています。
革ジャンを選ぶ上で、ブランドバリューや革ジャンの品質というのももちろん大事です。
革ジャンのご相談を頂いた方にもよくお伝えしているのですが、「革ジャンである以上、最低限革の風合いであったり経年変化を愉しめるものを選ぶべき」と思っています。
もちろんその考えに変わりはありません。
ただ!
「ブランドバリューが高い方が、品質が高い方がより永く愛用できるのか?」と聞かれると、必ずしもそうではないような気がします。
実際にこのワコマリアの革ジャンよりも知名度のあるブランド(革ジャンとしてのブランド名が知れ渡っているブランドという意味)の革ジャンや、品質の高い革ジャンも多数手放してきています。
つまりそういうことなのかなと。
僕の経験上、自分だけの“付加価値”が高い革ジャンの方がより愛着を持て、「永く愛用したい!」という気持ちになるのだと感じました。
ぜひ皆さんのご意見も聞かせていただけると幸いです!
まとめ
ということで今回は、『永く着れる革ジャン』についてお話ししてみました。
僕個人の見解としては、
永く着れる革ジャンという観点で見た場合、ブランド価値や品質だけで決まるのではなくオーナーの付加価値によって決まるということです。
ご察しの通り、このタイミングでこういったお話をしたのにも理由があります。
あえて言葉にはしません。
ただ革ジャンの価値を決めるのは、ブランドバリューや品質だけではないということ。
そして自身の革ジャンの価値は自身の付加価値によって変動するということ。
それを僕はこのタイミングでお伝えしたかったわけです。
しばらく革ジャンオフシーズンにはなりますが、夏が明けるころにはまた皆さん自慢の革ジャンをご紹介できる機会があれば嬉しいなと思っております!
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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