「クラウドファンディング」で見かける革ジャンってどうなの？

こんにちは、KENです。

以前、読者さまから「クラウドファンディングサイト（マクアケ）で販売されている革ジャンってどうなのか？」といった内容のメッセージを頂いたことがありました。

僕自身ノーマークだったものの、確かに昨今こういったクラファンサイトでも様々な革ジャンが販売されているのを見かけます。

そこで今週は、『クラウドファンディング（サイト）で販売されている革ジャン』について調査していきたいと思います！

今回は実際に購入したわけではなく、あくまで商品ページから得た情報を基に考察していくといった内容になります。

「クラファンサイトで販売されている革ジャンが気になる」という方は、ぜひとも最後までチェックしてみてください！

クラファンサイトで革ジャン？

「クラウドファンディングサイトで革ジャンが買える」と言われてもあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

おそらくここ数年（コロナ禍きっかけ）で、物販目的のクラファンサイトが普及しました。
最も代表的なプラットフォームは“マクアケ”ではないでしょうか。

機能性グッズや日用品などが多く販売されているイメージが強いですが、意外とアパレル商材も販売されているんですよね。

そして、そこまで多くはないですが革ジャンを販売している業者さんもチラホラいらっしゃるようです。

ちなみに…
前情報としてお伝えしておくと、僕はクラファンサイトで革ジャンを購入したことはありません。

ただ過去に知り合いの方がクラファンサイトで革ジャンを販売していたので、多少の知見はあるかと思います。

宣伝くさくなってしまうので詳細は伏せておきますが、工場への受注オーダーだったこともあって、すごくコスパの良い革ジャンを作っていましたね。

クラファンで販売されている革ジャンの特徴

まずはクラファン サイトで販売されている革ジャンの特徴について見ていきたいと思います。

“クラファンサイト”と言っても昨今様々なサイトが普及しているので、今回は中でもファッションカテゴリーに強い、“マクアケ”に絞って見ていきます。

マクアケで「レザージャケット」と、検索すると終了分も含めて10件以上ヒットしました。

マクアケで販売（過去分も含めて）している、革ジャンの特徴を簡単にまとめてみました。

アパレル以外の企業が出品

これは全部が全部というわけではないのですが、比較的アパレル企業以外の企業さん（もしくはスタートアップの企業さん）が出品されているというケースが多いような気がします。

実際に以前バッグメーカーさんから、「革ジャンをクラファンで販売したいのでお手伝いしてほしい」というお話しを頂いたことがありました。

そういった企業さんの“新たな挑戦の場”として用いられることも多いようです。

結局そのお話はなくなったんですけどね（笑）

畑違いの企業が参入することで、従来の製品とは異なる新しい価値観が生まれる。
これもクラファンの醍醐味の一つとも言えるでしょう。

価格帯がリーズナブル

マクアケに出ている革ジャンは、総じて単価が低いものが多いようです。
もちろんここで20万くらいの革ジャンを出しても支援者は募りにくいと思うので、当然っちゃ当然なのでしょうけど。

にしてもかなりリーズナブルですね！
中にはこのご時世に、1万円台で販売している革ジャンもありますよ。

「コスパが高い」という打ち出し

マクアケで販売されているレザージャケットをざっと見渡すと、皆さん「中間マージンを省いて安く作れる」というのを売り文句にしているようです。
いわゆるD2Cモデルですね。

これもクラファンの特徴というか、小売店などを通さずにダイレクト販売する形態を採用しています。

ちなみに僕の知り合いの方も、“受注生産＋工場直送”という形態を取ることで極限までコストを抑えていました。

革ジャンをクラファンサイトで購入するメリット

続いては、革ジャンをクラファンサイトで購入するメリットを見ていきたいと思います。

前述した通り、やはり一番のメリットというとコスパの高さだと思います。

いかんせん僕も実際に購入したわけではないですし、いささか不透明な部分なので断言はできませんが…
とは言え、ビジネスモデルから考えるとまんざら事実と考えていいんじゃないのでしょうか。

出品されている商品を見ていると、結構革の風合いとか良さそうな革ジャンもありましたよ。
ただ、中には「ん？…」と思ってしまうようなものも有りましたが…（笑）

革ジャンをクラファンサイトで購入するデメリット

一方で、革ジャンをクラファンサイトで購入するデメリットはどういった点にあるのでしょうか。
ここでは2つ気になるポイントがありました。

まず1つ考えられるのは、ブランドや商品の口コミ（世間のリアルな声）が少ないという点。

前述したように、クラファンに出品しているのは比較的新規参入ブランド。
皆さんがご存知のレザーウェアブランドのように、ググっても所有してからの評判や口コミは出てきません。
クラファンサイト内にもレビューはありますが、はたしてどこまで信憑性があるのやら…といった印象はあります。

もう1つの考えられるデメリットは、シルエットやサイズ感についてです。

前述したように、クラファンにはアパレルに知見の少ない企業（ブランド）さんが多いということ。
つまり、メリットで挙げたようにコスパや品質などが良くても、お洋服としての“シルエットやサイズ感”はどうなのかな？という懸念点があるということです。

通常ファッションブランドさんが展開する革ジャンというのは、実績のあるOEM先にパターンを依頼したり、自社の実績に基づいてシルエットを決めていくものです。

一方で、クラファンの革ジャンを見ていると、品質先行でシルエットは二の次になってしまっているのではないかな…と感じました。

おそらくある程度ファッションに詳しい方であれば、サイズチャートを見るとそれが分かると思います。

もちろんこれはあくまで可能性として考えられるデメリットであって、全部が全部というわけではありませんのでご了承ください。

クラファンで革ジャンを買うのはあり？

クラファンサイトで革ジャンを購入するのは“あり”なのでしょうか？

僕は、コスパ重視で革ジャンを選ぶのであれば、“全然あり”だと思います。

総じて、やっぱり既存のレザーウェアブランドやアパレルブランドではなかなか見つからないコスパの良さはあると思います。

ただデメリットでもお伝えしたように、シルエットなどはちょっと心配なので、その辺りを気にする方（特に細身の革ジャンを探している方）は慎重になった方がいいと思います。

まとめ

ということで今週は、読者さまからのリクエストで『クラウドファンディング（サイト）で販売されている革ジャン』について考察してみました。

僕個人の見解としては、コスパは良いがパターンやシルエットには要注意！といった内容になります。

もちろん全部が全部その限りではないですし、品質とシルエットを兼ね備えた革ジャンもあるかもしれません。
あくまで一意見として参考にしていただけると幸いです。

また「クラファンサイトでこんないい革ジャン見つけた」という方がいらっしゃればぜひ教えてください！

それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます！

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