こんにちは、KENです。
皆さん革ジャン着てますか?
3月~4月は貴重な革ジャン本シーズン!
僕もここぞとばかりに、ほぼ毎日革ジャンを着て出かけております!
さて!
革ジャン本シーズンということで、ここ3週に渡り『革ジャンのエイジング』にフィーチャーしてきました。
4週目の今週は、僕が所有している革ジャンのエイジングを紹介していきたいと思います。
恐縮ながら、私物の革ジャンのエイジングを見せるだけという企画。
ただ今回は、馬革・牛革・鹿革の3種類の革ジャンから、鞣しのことなるものを2着ずつピックアップしています。
「革の種類ごとのエイジングの違い」や、「同じ革でも鞣しが異なるとエイジングがどう変わるのか?」という点も比較できる内容になるかと思います。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
革ジャンの着回し
革ジャンの最大の醍醐味でもある経年変化 (エイジング)。
自分の身体に馴染み、唯一無二の一着へと変化していく悦び。
育っていく革ジャンを見ると、なんとも言えない満足感と達成感を感じるのは僕だけではないはずです。
ちなみに、前回私物の革ジャンのエイジングを紹介してから2年が経過します。
この2年間でも、僕のクローゼットの革ジャンコレクションがガラリと変わりました。
また、特にここ1年は着用する革ジャンがかなり偏ってしまっていたので、エイジングが進んだものとそうでないものが出てきてしまっています。
本当は全ての革ジャンをバランス良く育てたいんですけどねー。
なかなか全部の革ジャンをバランスよく着るのは難しいです。
それではここからは、僕が実際に所有する革ジャンのエイジングをご紹介していきたいと思います!
馬革レザージャケットのエイジング
まずは馬革を使ったレザージャケット2着のエイジングを見ていただきます。
アディクトクローズ(ホース/コンビ鞣し)
1着目にご紹介するのは、“アディクトクローズ”のライダースジャケットになります。
モデルはAD-03。
上質な馬革を使用した、アディクトクローズの人気モデルの1つです。
スペックは以下の通り。
鞣し:コンビ鞣し
染色:芯通し
厚み:1.3mm~
着用歴:11ヶ月
実際に着用しているものがこちら。
程よいツヤ感が出てきており、腕のシワもいい感じに入っています。
クロム鞣し特有の柔軟性とタンニン鞣しならではのハリが備わっていて、かなりバランスの良い革です。
肉厚レザーなのですが、着心地も良好。
ただアームはややゆとりがあるので、腕周りのエイジングにはもう少し時間がかかりそうですね。
ジェームスグロース(ホース/タンニン鞣し)
続いて2着目にご紹介するのは、同じく馬革を使用した“ジェームスグロース”のライダースジャケットになります。
モデルはニューマニラ。
スペックは以下の通りです。
鞣し:タンニン鞣し
染色:芯通し
厚み:1.0mm~
その他:オイルフィニッシュ
着用歴:1年
実際に着用しているものがこちら。
アディクトクローズとと同じく馬革を使用したモデル。
こいつはここ一年で見ると、最も着用頻度が高かった一着だと思います。
所有している革ジャンの中では革の厚みが薄く、腕のシワの付き方も細かく刻まれている感じです。
個人的にこのマットな質感もお気に入り。
オイルドレザーなので元々とても柔らかいのですが、さらにそこから馴染んでクッタリとした印象に。
落ち感が出てシルエットもいい感じです。
牛革レザージャケットのエイジング
続いて牛革を使ったレザージャケット2着のエイジングを見ていただきます。
ワコマリア(カウ/タンニン鞣し)
3着目にご紹介するのは“ワコマリア”のライダースジャケットになります。
こちらは2019年に中古品で購入したもの。
2015年にリリースされたモデルで、確かレザーブランド“ブラックミーンズ”の革を使用した別注品だったはずです。
スペックは以下の通りです。
鞣し:タンニン鞣し
染色:茶芯(顔料染め)
厚み:1.2mm〜
着用歴:4年2ヶ月
実際に着用しているものがこちら。
タンニン鞣しのカウレザーということもあり、無骨で力強いエイジングが印象的です。
パーツによって革の風合いが結構異なるのですが、そこもまた個性的でお気に入りのポイント。
茶芯仕様の革なので、袖丈口やコバ部分などから茶色が覗いています。
僕が所有している革の中でも、一番渋いエイジングを見せてくれているカジュアルな一着です。
Liugoo+(カーフ/クロム鞣し)
続いて4着目にご紹介するのは、僕がプロデュースさせていただいた“Liugoo+”のライダースジャケットになります。
スペックは以下の通りです。
鞣し:クロム鞣し
染色:
厚み:1.2mm~
着用歴:3ヶ月
実際に着用しているものがこちら。
着用歴は3ヶ月ですが、今年に入ってからは一番着用している一着。
先日そこそこの雨に打たれて、エイジングもかなり進みました。
クロム鞣しの革ということに加え、柔軟性の高いカーフスキンなのでシワは付きにくいかなと思っていました。
が!意外にも結構いい感じにエイジングが出てきています。
これは嬉しい誤算!
これは今後もガンガン育てていってみたいと思います。
鹿革レザージャケットのエイジング
最後は鹿革を使ったレザージャケット2着のエイジングを見ていただきます。
ルイスレザー(ディア/タンニン鞣し)
5着目にご紹介するのは、“リアルマッコイズ別注のルイスレザー”。
モデルはライトニングになります。
スペックは以下の通りです。
鞣し:タンニン鞣し
染色:芯通し
厚み:1.3mm(くらい?)
着用歴:2年6ヶ月
実際に着用しているものがこちら。
正直、ここ1年くらいは着用頻度が減ってしまっていたディアスキンライトニング。
ディアスキンの特性上、もともとシワなどが付きにくいというということもあるのですが…
うーん、2年前と大きくは変化していない様子。
画像では見えにくいのですが、摩擦による変色や細かなキズ、表面の剥離などは見受けられてちょっとずつ深みが出てきています。
来シーズンはこいつもガッツリ育てたいと思います!
ルードギャラリー(ディア/クロム鞣し)
最後にご紹介するのは“ルードギャラリー ブラックレベル”のライダースジャケットになります。
モデルはARROW。
スペックは以下の通りです。
鞣し:クロム鞣し
染色:芯通し
厚み:1.1mm~
着用歴:4年7ヶ月
実際に着用しているものがこちら。
同じく鹿革をしたモデルで、今回用意した革ジャンの中でも一番の古株になります。
以前に記事でもご紹介したのですが、一度レザー専用シャンプーで洗った革ジャンです。
革ジャンを専用シャンプーで洗ってみた >>
その後もオイルアップはしていないのですが、以前と風合いも変わらず良好。
さらっと羽織ることができるので着用頻度は割と高いのですが、やはりクロム鞣しということもありエイジングは感じられにくい革ジャンです。
さすがにクロム鞣しのディアスキンとなると、なかなかエイジング(特にシワやアタリ)を付けるのは難しいようです。
それでも着心地は抜群で、かなりお気に入りの一着です。
まとめ
ということで今週は『革ジャンのエイジング』をテーマに、僕が所有している革ジャンのエイジングについてご紹介しました!
革ジャンのエイジングというのは、持ち主の着方やライフスタイルによっても全く異なる仕上がりになるもの。
だから革ジャンってほんと面白いんですよね!
とは言うものの、革の種類や鞣し染色などによってなんとなくの規則性もあることも確かです。
今回の記事も少しばかり参考にしていただけると嬉しいです。
ちなみに…
エイジングと言えば、ただ今「革ジャンを1ヶ月間雨風日光に晒してみた」という検証を実施中です。
進捗についてはTwitterで随時更新しているので、よかったらチェックしてみてください。
オトコフクDXのTwitterはこちら >>
近々このブログでも検証結果を記事にしたいと思っています!
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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