こんにちは、KENです。
この季節、革ジャンを着ている人が増えてきたので人間観察が楽しくなってきました。
さて!
前回の記事でもチラッと触れたのですが、実は新たな革ジャンを購入してしまいました!
そう!
JAMES GROSE(ジェームス グロース)のダブルライダースです!
試着会に参加して以来、ずっと気になっていた一着。
ということで今回は、新たに購入した『JAMES GROSE(ジェームスグロース)の革ジャン』について、あれこれお話ししていきたいと思います!
ジェームスグロースのライダースのディテールなどについては、以前こちらの記事でご紹介しましたので今回は割愛させてもらいます。
> 記事はこちら
今回は、ジェームスグロースの革ジャンを購入した理由や、実際に数日間着用したリアルな感想などをまとめていきたいと思います。
ジェームスグロースのレザージャケットが気になるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
ジェームスグロースのニューマニラ
今回僕が満を持して購入したのが、ジェームスグロースの“ニューマニラ”というモデル。
もちろん革はホースハイドです。
以前からジェームスグロースのホースレザーを絶賛していた僕ですが、ぜひとも自分の手で育ててみたいという欲求に耐えられず購入に至ったというわけです。
(試着会の際に着用したニューマニラ/ホースハイド)
デザインに関しても、以前お話ししたので詳細は割愛します。
ざっくり言えばルイスレザーのライトニングとサイクロンの間の子のようなデザインのダブルライダースです。
ジェームスグロースの中でも一番人気のモデルのようなので、今シーズン(2022 S/S)分はほとんど完売となっているようです。
ジェームスグロースのライダースを購入時した理由
ます、ジェームスグロースのライダースを購入時した理由についてお話ししたいと思います。
もちろん今シーズン欲しい革ジャンは、他にもいくつか候補がありました。
ルイスレザーのサイクロン(シープ)
アディクトクローズのAD-03(ホース)
ファインクリーク アンドコー
などなど…
他のブランドのレザージャケットも、もちろん魅力的だったのでめちゃくちゃ悩みました。
最終的に僕がジェームスグロースを購入した理由は以下の3つです。
①革の風合い
まず、ジェームスグロース/ニューマニラを購入した一番の理由は、“革の風合い”です。
もうこれに尽きると言っても過言ではありません。
前述した通り、このレザージャケットはタンニン鞣しのホースレザー(馬革)を使用したモデルになります。
(※ジェームスグロースは、ホース/カウ/シープの3種類の革で展開しています)
“馬革”と聞くと、「硬くて動きにくい」というイメージを持つ方も多いと思います。
しかし現行のジェームス グロースでは、“オイルレザー(オイルドレザー)”と呼ばれる、柔からくしなやかなホースレザーを採用しています。
本来硬く仕上がるタンニン鞣し革ですが、オイルを染み込ませることで柔軟性がプラスされ、着心地と経年変化の両立を実現したハイブリッドな素材に仕上がっています。
②上品な雰囲気
もう1つの理由は、ライダースの“雰囲気”です。
「ダブルのライダースなんてどれも一緒だろ」と思う人もいるかもしれませんが、実は着用した時の見え感というのは全然違います!
というのも、デザインは同じに見えてもそのブランドならではの“色”や“テイスト”というものがあるからです。
特に着用した時、その違いに気がつくはずです。
例えばルイスレザーと比較した場合。
ダブルライダースという括りでは、見た目のデザインはほぼ同じです。
しかし、羽織った時の雰囲気は全くの別物!
(…とは言っても革ジャンに興味がない人からすれば、全く気がつかないほどの違いでしょう笑)
ルイスレザーやアディクトクローズに比べ、ジェームスグロースはマイルドな印象に仕上がっています。
マットな風合いの革もそうなのですが、ファスナーもツヤ消しのシルバー金具を採用しており、全体的に落ち着いた印象に見えるんですね。
(画像では伝わりにくいかもしれませんが)ルイスレザーのパーツと比べるとこんな感じ。
なんとなく落ち着いた雰囲気がありますよね。
これはどっちが良いとかではなくて、あくまで好みの問題です。
僕はルイスレザーも愛用しているので、スタイルに応じて使い分けていきたいと思っています。
革ジャンを選ぶ際、ぜひ気にかけてみてください。
③価格
ジェームスグロースのライダースを選んだ3つ目の理由としては、ずばり“価格”です。
候補に上がっていたブランドの中でも、ジェームスグロースが一番がリーズナブル。
それでいて、それらの革ジャンに負けず劣らずの品質なのでコスパはかなり良いはずです。
(もちろんルイスレザーは、サイズオーダーできるというメリットがあります。)
特に、このホースレザーは、タンニン鞣し&オイル加工が施されているため、ジェームスグロースの革の中でも「一番コストが掛かっているのでは?」と勝手に予想しています。
そういった意味でも、実はかなりコストパフォーマンスの高い一着なのかもしれません。
1週間着用してみた感想
最後に、まだ1週間ほどですが実際に所有してみて感じた、“良い点”と“悪い点”についてまとめてみました。
良いと感じたポイント
やはり革の風合いが最高ですね。
着用時間にするとまだ6~7時間ほどではありますが、すでに良い感じにシワが入ってきています。
さらにタンニン鞣しのオイルレザーは、経年による色変化が出やすいという特徴があります。
おそらく、黒の深みが増すのではないかと期待しています。
そしてこの匂い。
オイルの効いた、オイルレザー特有の匂いが堪りません。
(匂い関しては苦手な方もいるかと思いますのでご注意ください)
また、着心地もホースレザーにしては良好なので、着用時のストレスはあまり感じません。
年々重くて硬い革ジャンが辛くなってきたもので…(笑)
とてもバランスの良い革だと感じます。
気になるポイント
もちろん、気になるポイントもいくつかあります。
まず“ダブルファスナーがいらない”という点。
僕の場合、この手のライダースは下だけ開けて着用することはまずないですね。
あとダブルファスナー仕様なのにフラップベルトが付いている矛盾点も謎です。
(下ファスナー開けてフラップを止めることってあるのか?)
そしてサイズ感。
既製服である以上仕方がないのですが…
袖丈が少し短いのが気になります。
一般的なダブルのライダースジャケットよりも、袖丈が短く設定されています。
まぁクッションができない方が、すっきりとした印象には見えるので悪くはないのですが…
あと1cm欲しかった。
しかしそれ以外の寸法は、比較的僕の体格にはちょうど良いサイズ感です。
既製服という点においては、僕にはかなり◎なサイズ感です。
と、購入後また数回しか着用していないのですが、現時点で思ったことはこんな感じです。
まとめ
ということで今回は、新調した『ジェームスグロースの革ジャン』の、購入した理由や実際に数日間着用したリアルな感想などについてまとめてみました。
総合的に見ても、かなり満足度の高い一着ですね!
革の風合いやデザイン、サイズ感など含めて、今の自分にとっては集大成とも言えるかなり理想的な革ジャンだと思っています。
あと上では書かなかったのですが、良くも悪くも着用している人がそこまで多くないっていうのも、僕にとっては決め手になりました。
どうせならあまり人が着ていない革ジャンをがっつり育てたいですからね。
今後、定期的に経年変化のレポートなんかもしていこうと思っているので、よかったらぜひチェックしてみてください。
それでは本日はこのあたりで。
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