こんにちは、KENです。
さて!今回も引き続き、“ライダース初心者の方でも合わせやすい、ファッションブランドのライダース”を特集したいと思います。
2週目はインポートファッションブランドということで、『ディーゼルのライダースジャケット』をレビューします!
本当はサンローランやマルジェラのライダースをゲットしてレビューしたかったのですが…
金銭的に無理です…(笑)
とは言え、今回購入したディーゼルのライダース…実は結構定評のあるモデルのようです。
どこがどう良いのか、徹底レビューしていきたいと思います!
ディーゼルとは…
“DIESEL(ディーゼル)”は1978年に創立された、イタリアのカジュアルファッションブランド。
日本でも馴染み深いブランドで、特にジーンズなどが有名です。
買ったことはなくても名前くらいは聞いたことがあるという方も多いと思います。
僕自身ディテールのアイテムを購入するのは、実に10年ぶりとかだと思います。
どうやらディーゼルはほぼ毎シーズンレザージャケットをリリースしているようなのですが、その中でも“名作”と呼ばれるモデルが今回レビューするライダースジャケットです。
ディーゼルのダブルライダース
こちらが今回僕が購入した、ディーゼルのダブルライダースジャケットです!
ダブルライダースジャケット
定価 ¥125,000
こちらは2015年にリリースされた、“TIMELESS COLLECTION”というシリーズの一着ようです。
残念ながら現行品ではないのですが、フリマサイトで未使用品を45,000円でゲット!
正直、期待値はあまり高くなかったのですが、開けてビックリ!
僕にとってこれがまぁーなかなかハマる一着だったのです。
ライダースのディテール
そんなディーゼルのダブルライダースジャケットの、ディテールを詳しく紹介していきたいと思います。
一見、正面からだと割とシンプルなデザインに見えるダブルライダース。
しかし背面を見ると分かる通り、結構特徴的なデザインになっています。
正直これは好みがめっちゃ分かれるはずです。
今この背面を見て「えー!もったいない!」って思った人と、
「なんか個性的でいいかも!」って思った人の2手に分かれると思います。
まず印象的なのは裾元(腰回り)のデザインですね。
これはディーゼルのアイコンかなにかでしょうか…
レザーで縁取りがされています。
さらに脇下部分がジャバラ状のリブ仕様に切り替わっています。
(ここも同じレザー素材です。)
うーん…個人的にはこのデザインはいらないかなと…。
おそらくリブ切り替えにすることで、閉めて着用した時、身幅に若干のストレッチ性が備わるのだと思います。
またアクションプリーツも付いており着心地はかなり良好。
ファッションブランドだけあって、着用感もかなり重視しているのかなという印象です。
あとこのライダースの特徴的なポイントは“ファスナー”。
センタージップに加え、フロントにも4箇所のポケットがあり、それぞれ大きめで存在感のあるファスナーパーツを使用しています。
個人的に大ぶりのファスナーは好きなのでこれはお気に入りポイントです。
メゾンマルジェラのハの字ライダースririジップ期を彷彿とさせるジップです。
ちゃんとオリジナルのジップトップを採用しています。
そして両サイドにには2本のアジャスターベルトが付いています。
やや大振りな金具でライダースの無骨さが際立つデザインです。
ライナー(裏地)はドット柄の生地が使用されています。
素材はポリエステル100%です。
あと特徴的なのは“襟のかたち”。
一般的なダブルのライダースに比べると襟が横に広く、やや位置が高かったりもします。
襟の角は丸みを帯びているので、程よく柔らかい印象に映ります。
…と、まぁ結構装飾性の強いライダースなんですよね!
普段見ているレザーブランドだったら、絶対にやらないような余計な装飾が僕にとっては逆に新鮮で、一着くらい持っておきたいなと感じさせてくれました。
なんだか“ファッションブランドらしさ”を感じるディテールですよね。
ライダースの革の質
気になるのはライダースの“革の質”!
正直デザイン重視で革の質はあんまりなんでしょ?と思っていたのですが…
思いのほか革の質も悪くないんです!!
程よく肉厚のあるラムレザーを使用しています。
きめ細かくハリがあって、しっとりとりとしたタッチ感。
高級感があって結構いい風合いなんですよ!
ただラムレザーということもあり、キズがつきやすいという難点はあります。
1,2回着用するだけでファスナー金具と擦れて薄キズが目立ちます。
まぁ、これはラムレザーのあるあるなので仕方がありません。
おろしたての頃は気になりますが、長く着ていくとこれもいい味になってくるので、僕は全然気になりません。
ライダースの着用イメージ・サイズ感
ディーゼルのダブルライダースの着用したサイズ感を紹介します。
170cm/60kgの僕がMサイズを着用。
(インナーはTシャツ一枚で合わせています)
[平置き寸法]
肩幅:41.5cm 身幅:49cm 着丈:59cm 袖丈:65cm
↑サイド↑
↑バック↑
サイズ感の特徴としては、着丈が短く袖丈は長め、そして身幅は細めとなっています。
アームホール(特に二の腕周り)は少し余裕があります。
ベースとしてはカジュアルなテイストなんですが、シルエットのバランスが良いので、カジュアルになりすぎず少しモードやストリートなスタイリングにもマッチしそうな雰囲気です。
ただ身幅から裾幅にかけては意外と細いので、閉めて着ると少しインナーがクシャッとなってしまいます。
そのためこのサイズだと開けた状態でしか着にくいかと思います。
逆に言えば、開けて着る分にはとても見え方が綺麗ですね。
まとめ
今回は“ライダース初心者の方でもスタイリングに取り入れやすいライダース”をテーマに、DIESEL(ディーゼル)のダブルライダースジャケットをレビューしてみました!
個人的な総合評価はこんな感じです!
ブランド力 | ★★★☆☆ |
デザイン | ★★★☆☆ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
着心地 | ★★★★★ |
素材の質 | ★★★☆☆ |
経年変化(予想) | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★☆☆(3.3) |
結果…
「実用性に優れた、ファッショナブルなライダース」です!
すみません…ナメていました。
僕が思ってた以上にクオリティが高く、ファッション性の高いライダースジャケットでした!
ただですね!
革の質も良かったと言いましたが、この定価(125,000円)に対して品質だけで判断した時、そこまでコスパが良いわけではないと思います。
とは言え、ラムレザーの中では上質なランクの高い革を使用しています。
この手のブランドの洋服ってのはデザイン費なども加味されているので、そもそも品質だけに評価すること自体がナンセンスなのかもしれません。
しかしオトコフクDX目線で物申すなら、“革らしさ”が物足りないように感じます。
変な話、レザーらしい窮屈感というか…あの拘束感みたいなものがもう少し欲しいですね。
ただ!
冒頭でもお伝えした通り、僕はこのライダースを結構気に入っています!
なぜなら、着用ストレスも無く“ガシガシ気兼ねなく着れて、それでいてファッション性が高い”、かなり実用的なライダースジャケットだからです。
さっと羽織って出かけられる、ちょっとしたブルゾンくらい使い勝手のよい一着だと思います。
ライダース初心者の方には、ちょっと良いライダースの入門編としてかなりおすすめですし、ライダース玄人の方でも2着目以降におすすめのライダースに良いかなと思います。
今後も、ライダース初心者の方におすすめの革ジャンをピックアップしていきたいと考えています!
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