こんにちは、KENです。
さて!
今回はご好評をいただいております“ライダース対決”企画!
今回のテーマは…
『“シングルライダースvsダブルライダース”本当に使えるのはどっち!?』です!
革ジャン好きにとっても永遠のテーマですよね、これは…
今回は、今から新しくライダースを購入する方のために、あえて“使えるのはどっち?”という点に着目してみました。
つまり「使いやすい(合わせやすい)ライダースはどちらか」を、ここでは考えていきたいと思います!
この記事を読んでくれた人が、「お!なるほど!じゃー俺はこっちを買おう!」と思っていただければ嬉しいです!
シングルライダースとダブルライダース
シングルライダースとダブルライダース、どっちを選べばいいのか迷うという方は結構多いと思います。
実際にオトコフクDXのコメントにも、「どちらがオススメですか?」というご相談を多数いただいています。
まずは簡単に、シングルライダースとダブルライダースのそれぞれの特徴を見ていきましょう!
シングルライダースジャケット
すっきりとしたデザインが特徴の“シングルライダースジャケット”。
一般的にはシングルライダースというと上画像のような、スタンドカラー(立ち襟)のものがスタンダードですが、下の画像のような襟付きのタイプも総じてシングルライダースと総称します。↑こちらの襟付きもシングルライダース↑
これらシングルライダースは、どちらかと言うと“きれいめファッションや、シンプルな格好が好きだ”という方にオススメかもしれません。
シングルライダースの人気モデルとして、
EMMETI(エンメティ)のJURI
MaisonMargiela(メゾン・マルジェラ)の5ZIPレザージャケット(通称:ハの字ライダース)
BUCO(ブコ)のJ-100
などのライダースが挙げられます。
ダブルライダースジャケット
一方、シングルに比べやや装飾性が高く存在感のある、“ダブルライダースジャケット”。
前立がダブルになっているものを指します。
「ライダースジャケット」と言えばこの形をイメージする人も多いと思います。
実際にバイカーの人や、“アメカジや武骨なファッションを好む方”にはダブルライダースがハマりやすいと思います。
またトレンド性もあり、レディースファッションではこのダブルの方が主流かもしれませんね。
ダブルライダースの人気モデルとして、
Lewis Leathers(ルイスレザー)のライトニング・サイクロン
ADDICT CLOTHES(アディクトクローズ)
SAINT LAURENT(サンローラン)
などのライダースジャケットが挙げられます。
革ジャン好きが好むのはどっち?
事前にインスタグラムで「ダブルライダースとシングルライダース、好きなのはどっち?」というアンケートを行い、革ジャン好きの方134名に答えていただきました!
お答えくださった皆様、ご協力ありがとうございます!
その結果…
28%対72%で、“ダブルライダースの方が好まれている”ということが分かりました!
結構差が開きましたね!
しかし、これは“好きなのはどっち”という質問に対しての答えです。
またアンケートに答えてくださったのは、革ジャンマニアといっても過言ではない革ジャン玄人さん達のご意見が多く含まれています。
どうやら、革ジャン玄人の方々からは、ダブルのライダースジャケットを好まれる傾向にあるようです。
それもそのはず!
有名人レザーブランドの“ルイスレザー”では、シングルとダブルをどちらも展開していますが、やはり人気モデル上位2型は、ライトニングとサイクロン。
(左:ライトニング/右:サイクロン)
どちらもダブルライダースタイプになります。
確かにルイスレザーと言えば、この2モデルを想像する方がほとんどだと思います。
それではもう少し詳しく掘り下げ、シングルライダースとダブルライダースのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきたいと思います!
シングルライダースの魅力
まずはシングルライダースの魅力をざっとご紹介していきたいと思います!
・すっきりとしたデザイン
・合わせやすい
・ファッショナブル
シングルライダースの一番の魅力は、その“シンプルさ”だと思います。
ライダースジャケット特有のハード感も少なく、比較的どのようなアイテムでも合わせやすいというのもコーディネートに取り入れやすいポイントです。
また以前の記事でもご紹介した通り、冬場でも“インナーに使いやすい”というメリットもあり、とても汎用性の高いアイテムとなっています。
逆に言えば、「ライダースジャケットを着たい!」という人からすれば、少し物足りなさを感じるかもしれません。
また合わせやすい分、街中でもシングルライダースを着ている人は多く見かけるので“人と被りやすい”というデメリットもあります。
ダブルライダースの魅力
続いてはダブルライダースの魅力を紹介していきます。
・男らしくシンプルにかっこいい
・コーディネートにアクセントがつく
・見せ方を変えれる
武骨でハードな雰囲気が備わっており、“分かりやすくかっこいい”のがダブルライダースの魅力だと思います。
シングルライダースに比べ装飾性が高い分、どんなにシンプルなアイテムと合わせてもアクセントがついて、コーディネートがそれなりに様になります。
またファスナーの閉め方、襟の形など着こなし方によって見え方が変わるのもダブルライダースならではの楽しみ方。
着用者の個性を出すことができます。
個人的にダブルライダースは、ファスナーの上部を少し開けて着用するのが好みです。
しかしその反面、ダブルライダースは合わせるアイテムによっては“系統が偏ってしまいがち”というデメリットも挙げられます。
どうしてもアイテム単体の印象が強い分、ロック、パンク、バイカーという印象が先行してしまいがちなアイテムではあります。
まとめ
ということで今回は『“シングルライダースvsダブルライダース”本当に使えるのはどっち!?』をテーマに、それぞれの特徴や魅力についてまとめてみました!
そして!!
結果として、オトコフクDXが選んだ“使いやすいライダースジャケット”は…
シングルライダースです!
やはり決め手となったのはデザイン。
そのシンプルさから、着回しやすいというメリットが大きな勝因となりました!
また、ダブルライダースに比べ“人を選ばず、比較的誰でも似合う”という点も使いやすいポイントかなと思います。
ただし!
玄人に好まれる人気のライダースは、ダブルライダースです!
“使いやすさ”をも上回るかっこよさ、男らしさがダブルライダースには備わっていると思います!
「俺はダブルライダースなんて似合わないよ」と思っている、食わず嫌いな方も少なくないはずです。
しかし本当にそうでしょうか?
もしかするとそれは勝手なイメージかもしれません。
ぜひ一度どちらのライダースも試してみてください!
もしかすると結構ハマるかもしれませんよ?
結局どっちがオススメ!?ってなるんですが、この「どっちにしようかな」と悩むのも革ジャンを買う醍醐味の1つなんですよね!
どちらのライダースの方が良いとか悪いとかはありません。
結果的にご自身が納得して愛着を持てる一着であれば、それが一番素晴らしいことだと思います。
ちょっと良いこと言って、濁した感じもしますが…(笑)
この記事が、少しでもライダースジャケットを検討している人の参考になれば嬉しいです!
それではまた。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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コメント
匿名希望 様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
また、いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
そう言っていただけて非常に光栄です!
まさに“セミダブル”についての記事も近々書こうかと思っていたところでした!
ルイスレザーのスーパーモンザはもちろん、魅力的なセミダブルライダースは沢山あり、私自身も大好きなデザインです。
山ノ上さんもリアルマッコイズ別注のライトニングを購入されたんですね!
おっしゃる通り、確かにディアスキン ライトニングは、ガチガチのレザーが好きな方にとって物足りなさを感じるかもしれません。
ただその物足りなさをも上回る、最高の着心地と独特の風合いが備わっていますよね!
ディアスキン特有の経年変化も楽しみです!
レザーに関する知識などまだまだ至らない点がありますが、革ジャン好きのコミュニティを盛り上げていければと思っております!
今後ともどうぞよろしくお願いしますいたします!
KEN 様
しばらくぶりです。
返信コメントを確認しそびれていて,最近気づきました!
先日ようやくSuper Phantomを予約してきました。(シープスキン/ライトブラウン)
しかしコロナの影響もあり納品は半年後。。着るのは来年の秋までおあずけです。
実はThe REAL MCCOY’SのLightningはあれから思う所あって38から36サイズに買い換えしました。
ディアスキンは伸縮性が故,多少タイトなくらいの方が自分には合っていた様です。
ホント,スウェットを着る様な感覚で愛用しています。
ちなみにホースハイドのSuper Monzaは購入して2年以上が経ち,イイ感じにエイジングされてきました。
1度だけラナパーを塗り,ほんの少し柔らかさが出てこれまたイイ感じです。
私,革製品には良くラナパーを使います。ベタ付かず適度な保湿が気に入ってます。
手のひら直に薄く擦り込む感じで塗っています。
ご参考までに。
これからも記事楽しみにしております。