こんにちは、KENGOです。
先週の記事では「EMULSIONレザー」誕生の舞台裏についてご紹介しました。
【EMULSION.第2弾始動 – 新しい価値を生む挑戦 –】
そして今回は、その革を用いて仕立てられた新型モデル、[EMULSION-02]について深掘りしていきます。
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_08.jpg)
実はこのジャケット、僕自身が長い間探し求めていた「理想のトラッカー型レザージャケット」をベースにしています。
既製品ではどうしても届かなかったニュアンスを、ついにゼロから形にすることができました。
最後には[EMULSION-02]の全貌をお見せしたいと思います。
ぜひ最後までチェックしていただけると嬉しいです!
[EMULSION-02]が生まれるまで

今回 新たにリリースする新モデルですが、なんとiameで実際にジャケットを作製しているパタンナーさんにお願いし、ゼロから型紙を作っていただきました。
(トワルチェック)
前作[EMULSION-01]はiameのインラインモデルをベースに調整したものでしたが、今回は完全オリジナルパターン。
「自分が心から欲しいと思えるトラッカーを作りたい―」
その一心で、福岡の現場まで直接足を運び、細かなニュアンスをひとつひとつ伝えてきました。

Ryukiさんをはじめ、パタンナーの方々が真摯に耳を傾け、僕のイメージを図面と立体に落とし込んでくれたこと。
そのプロセスは、まさに「モノづくりの現場」そのものであり、革ジャン好きとして心が躍る時間でした。
探し続けた「理想のトラッカー」
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_01.jpg)
実はこのプロジェクトが動き出す前から、僕はずっと「本当に納得できる理想のレザートラッカージャケット」を探し続けていました。

その過程でまずオーダーしたのが、iade leatherのトラッカージャケット。
セミオーダー形式で自分好みの仕様に仕立てたのですが、結果的には少し理想とズレがあり、“完璧な答えにはならなかった”という経験をしました。

一方で、JELADOのトラッカージャケットにも強く惹かれました。
クラシックで無骨な雰囲気を持ち、男らしい存在感のある一着。
iade leatherのモダンで洗練されたスタイルとは対照的でしたが、どちらも素晴らしいトラッカージャケットです。

こうして“レザートラッカージャケット沼”にハマっていった僕なのですが・・・(笑)
その中で、「この2つの世界観の、ちょうど中間に自分の理想とするトラッカー像がある」という、1つの確信が生まれました。
「こんなトラッカーがあったら最高だ」
「でも既製品ではなかなか出会えない」
そうして探し続けてきた理想像を、ついに [EMULSION-02]として具体化することができました。
このジャケットは、僕が時間をかけて思い描いてきた“答え”そのもの。
言うなれば、僕にとっての「理想のトラッカーの完成形」なのです。
デザインソースと自分流のアレンジ

今回のデザインの源流は、僕がかつて勤めていたアパレルブランドにあります。
当時のデザイナーさんが手掛けたジャケットのデザインソースが大好きで、その記憶はいまも鮮明に残っています。
[EMULSION-02]はそのエッセンスを受け継ぎつつ、今の自分の感覚を重ね合わせました。
さらにEMULSIONレザーの個性に合うようにシルエットを磨き上げ昇華。
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_07.jpg)
加えて、実際にiade leatherやJELADOのトラッカーを愛用してきた中で見えた「もっとこうだったらいい」という改善点を、細部のディテールに落とし込みました。
その結果、どこか懐かしさを感じさせながらも、現代的な空気感を纏い、実用性もしっかり備えた一着に仕上がったと思います。
まさに、自分の体験と記憶をすべて詰め込んだ、“今の自分にとっての理想のトラッカー”と呼ぶに相応しいモデルとなりました。
EMULSIONレザーとの相性
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_04.jpg)
そして何より、前回ご紹介したオリジナルの「EMULSIONレザー」との相性が抜群。
鹿革ならではの軽快さ。それでいてシワがしっかり刻まれるほどのハリ。繊維が閉まることで生まれる革鳴き。
この独自の風合いが、トラッカージャケットという無骨なシルエットに絶妙にマッチし、唯一無二の存在感を放っています。
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_05.jpg)
革と型紙、どちらが欠けても成り立たないこのジャケット。
その両方をゼロから作り上げられたのは、Ryukiさん、そしてパタンナーさんたちの支えがあってこそです。
完成した[EMULSION-02]

こうして誕生したのが、完全オリジナルパターンによる新作トラッカージャケット [EMULSION-02] です。
![[EMULSION-02]誕生|理想を形にしたトラッカージャケット](https://otoko-fuku.com/wp-content/uploads/2025/10/image_20251005_02.jpg)
[EMULSION-02]/ EMULSIONレザー
・鹿革の常識を覆すEMULSIONレザーの風合い
・iameのチームによる確かな技術力
それらが三位一体となり、ようやく形になった一着。
おそらく既存のどのトラッカージャケットとも違う、新しい可能性を感じていただけるはずです。
まとめ

2週にわたり、プロジェクト EMULSION. 第2弾についてお話ししてきました。
近日中に特設ページを公開し、[EMULSION-02]を実際に着用したスタイルサンプルや、細部のディテールまで詳しくご紹介します。
「理想を形にしたトラッカージャケット」がどんな仕上がりになったのか、きっと感じ取っていただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
販売について
販売時期については、10月中旬から受注受付予定。
価格に関してはまだ最終調整中なのですが、おそらく30万円前後になるかと思います。
EMULSION.を通して…
そして改めて、Ryukiさん、オールマイティの水瀬さん、iameのパタンナーの皆さん。
この一着は、皆さんとだからこそ形にできたもの。革ジャン好きとしての夢を一緒に叶えていただいた結晶です。
本当にありがとうございます。
EMULSION.を通して、革ジャンの本質的な魅力と、その先にある可能性を、一人でも多くの方に届けられたら幸いです。
それでは今週はこのあたりで。
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