こんにちは、KENGOです。
つい先日“例のあれ”が到着いたしました!
…そう。革ジャンプロデュース企画第2弾『EMULSION.(エマルション)』で作製中の、レザージャケットのサンプルです!
そんなわけで今週は、『EMULSION.』のライダースジャケットがどんな感じに仕上がったのか?をご紹介させていただきます。
ファーストにして最終サンプル。
iameとの共同プロジェクト、“EMULSION.”で完成した革ジャンとは!?
ご興味ない方もいらっしゃると思いますが、「ふーん、コイツこんな革ジャン作ったのか…」って感じで、冷やかし感覚で見ていただけると幸いです。
よろしくお願いします!
共同プロジェクト“EMULSION.”
改めて“EMULSION.(エマルション)”について簡単に説明したいと思います。
EMULSION.は、レザーブランドiameとオトコフクDXの共同プロジェクト。
「同価格帯 最高品質のレザージャケット」をテーマに、有名レザーブランドのプロダクトと比較しても遜色ないような、本格志向型の革ジャンを作ってやろうじゃないかというプロジェクトです。
プロダクトの企画・提案はオトコフクが行い、生産背景や素材の手配などをiameに全面バックアップいただきました。
その甲斐もあって、僕一人では絶対に成しえないであろう“最高の革ジャン”が完成。
「そろそろ本格的なライダースが欲しい―。」
そんな方に選んでいただきたい一着です。
EMULSION.01
そんな“EMULSION.”より、拘りを詰め込んだ最高の革ジャンが形になりましたので、お披露目したいと思います。
こちらです!
今回リリースするモデル名は『EMULSION.01』。
デザインは、サイクロン型をベースにしたダブルライダースジャケットです。
前回同様シンプルなデザインに落とし込み、なるべく幅広いスタイリングに合わせられる一着に仕上げています。
ちなみにこちらはサンプルで作製いただいた、サイズ2のものです。
そして少しでも販売価格を抑えらるよう、サンプルはこの一回のみ。
つまりこちらが1stサンプルにして最終サンプルとなります。
最終製品では少し手直しをしますが、ほぼほぼ完成品に近い状態なので、大幅な変更はありません。
EMULSION.01のディテール
簡単にディテールについてもご紹介していきます。
「本格志向の革ジャン」をテーマに掲げているということもあり、今回ディテールもかなり拘りが詰まっています。
まず、襟元や裾部分など要所を裏断ち切り仕様に。
茶芯レザーの断面が覗き、少しカジュアルな印象をプラスしました。
裾元はウエストバンド仕様ですが、フラップ部分は排除することで、よりシンプルなルックスに。
今回は「EMULSION.」の型押しが入ったレザータグも作製いただきました。
そしてファスナーにはルイスレザーでも使用されている、お馴染みの“CLIXファスナー”を採用。
高級感もあるのですが、なによりもオーラというか雰囲気が出ますよね。
ポケットのボールチェーンファスナー、袖口のファスナー、フロントファスナーと、全箇所CLIX社のものになります。
ライナーには、落ち着きのあるバーガンディカラーのコットン生地をチョイス。
革ジャン全体に程よいアクセントを加えてくれています。
ざっくりとした説明にはなりますが、ディテールはこんな感じです。
非常にシンプルでベーシックなものの、オーセンティックで本格的なディテールに仕上げています。
仕立てはもちろん国内縫製。細部にまで拘り、日本の職人さんの高い技術力を詰まった一着です。
EMULSION.01の革
EMULSION.で使用しているのは、国内タンナーで仕上げたコンビ鞣しの馬革。
コンビ鞣しとは言うものの、タンニンの割合が高く、限りなくタンニン鞣しの革に近い下地を採用しています。(某有名レザーブランドで使用されている下地と同じものです)
染めに関しては、“染料仕上げ”と“顔料仕上げ”それぞれの良さを生かした“セミアニリン仕上げ”。
顔料仕上げならではの発色や光沢感、そして耐水性。それらを備えつつも、革らしい自然な表情に仕上がっています。実用性っていう点においても優れた革です。
革ジャンに詳しい方ならこの説明でなんとなく想像できるかもしれませんが、どちらかというとアメカジブランドなどで使用されているような風合いの革。
ハリがあって力強く、少し無骨な雰囲気を持つ革になります。
はじめはドライタッチな風合いですが、時間をかけてじっくり経年変化を楽しんでいただける―。そんな革になっていると思います。
愛情を注げば注ぐほど応えてくれる革と言えるでしょう。
EMULSION.01の魅力
EMULSION.01の魅力ですが、一言でいうと“絶妙なバランス”ってとこでしょうか。
かねてより自分のコンテンでも言っているように、革ジャンそのものだったり、革ジャンの着こなしには“バランス”がとても重要だと考えています。
例えば、無骨な雰囲気に振り切りすぎたスタイルや、エレガントな雰囲気に振り切ったスタイルというのは、どうも自分は敬遠してしまいます。
(もちろんスタイルとしてはめちゃくちゃ格好いいですし、自分の中で憧れのスタイルとして確立しています)
と言うのも、自分のライフスタイルやキャラクターなどを加味すると、少しばかりの抜けがあった方が性に合っていると思っているからです。
そういう意味でもこのEMULSION.01は、完成されたプロダクトの中にも程よい“抜け”が備わっており、絶妙なバランスに仕上がっていると思います。
ディテールを見る限りではライダースらしい無骨な雰囲気があります。しかしその中にも、iameらしいスタイリッシュなシルエットとパターン設計が相まって、どこか上品な雰囲気も感じさせてくれます。
クラシックとモダン。
無骨と気品。
そういった点においても、相反する2つの要素が上手くバランスを取りながら兼備している、まさに『EMULSION.』な一着に仕上がったと思います。
販売価格と販売時期
有難いことにすでに何件かお問い合わせを頂いているので、リリースに関する詳細をお伝えいたします。
価格について
まずは販売価格。
価格については現在調整中ですが、税込15万円以内に抑えられる方向で進めています。
前回のプロジェクト『Liugoo+』と比較すると、どうしても価格は上がってしまいます。
ただコストパフォーマンスという点においては、前回同様かなり高いです。
昨今の革ジャン相場から考えると、おそらくこのクオリティでこの価格っていうのはそう見つからないと思います。
販売時期と購入方法
今回リリースするEMULSION.のレザージャケットにつきましては、完全受注生産となります。
理由は販売価格を極力下げるため。
オーダーに関しては3月上旬から3月末まで受け付ける予定で、納期は6ヶ月から8ヶ月ほどになります。
詳細については追ってアナウンスいたします。
まとめ
ということで今週は、iameとの共同プロジェクト『EMULSION.』で作製した、ダブルライダースジャケットをご紹介させていただきました!
このサンプルが到着するまで僕自身ドキドキでした。
…が!自分の中でイメージしていた通り、かなりクオリティの高い一着に仕上がったと感じております。iameさんに感謝です!
そしてこのライダースジャケット、実は着用したシルエットがめちゃくちゃ格好いいんですよ!
着用イメージに関しては撮影が間に合わなかったので、近日中に先行してEMULSION.の特設LINEアカウントで着用動画をお披露目したいと思います。
もしよかったらこの機会に、LINEアカウントも友だち登録いただけますと幸いです。
こちらの公式LINEでは基本的に僕が対応させていただいています。
EMULSION.に関する質問などを、お気軽にお寄せください!
すみません、今週はプロモーションがメインの記事になってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
それでは今週はこのあたりで。
来週もぜひチェックしていただけますと幸いです。
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