こんにちは、KENです。
先日、大阪で行われた『ジェームスグロースの試着会』にいってきました!
ジェームスグロースというと、レザージャケット界隈では有名なブランドですが、僕自身まともに試着をするのは今回が初めて!
そこで今回は、試着会でジェームスグロースのレザージャケットを、実際に着た感想をレポートしていきたいと思います!
ジェームスグロースの革ジャンの感想、そして各モデルについての簡単なレビューもまとめています。
ジェームスグロースのレザージャケットが気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてください!
ジェームス グロースとは
JAMES GROSE(ジェームスグロース)とは、1876年にロンドンで小売店からスタートしたレザーウェアブランドです。
1971年に一度倒産してしまったこともあり、日本での知名度はやや低いブランドになるのかもしれません。
しかしその後2013年にブランドが復活を果たし、2015年の秋冬より日本にも初上陸しました。
それ以降、雑誌やセレクトショップなどでも目にする機会が増え、徐々にその人気も高まってきています。
知名度こそまだ高くはありませんが、あのルイスレザーと比べても負けず劣らずの、高品質なレザージャケットを展開している老舗ブランドです。
> ジェームスグロースの公式サイトはこちら
ちなみに3年ほど前に日本の代理店も変わったようです。
ジェームスグロースのラインナップ
今回の試着会では、現行で販売されている全ラインナップ(7型)を実際に見ることができました。
(カラー違いや素材違いを含むともっとあります)
現行モデルでは、シングルライダース、ダブルライダース、セミダブル、それにショート丈コート(ムートンジャケット)の展開があるようです。
基本はメンズの展開でしたが、1,2型ほどレディースもありました。
革の種類に関しては、シープレザー、ホースレザー、カウレザーの3種類のレザーで展開されています。
(モデルによっては、一部のレザーだけで展開されているものもあります)
ちなみにホースとシープがタンニン鞣しで、カウはクロム鞣しのようです。
それに加えて、カウのスエードとムートンを使用したモデルも数点ありました。
カラー展開については、基本はブラックのみのようです。
ネイビーも少し展開しているようなのですが、僕が行った時にはありませんでした。
試着会というものに参加するのは初めてだったのですが、これだけ革ジャンが陳列してあるとテンション上がりますね!
ジェームスグロースのアイテムレビュー
今回の試着会で、ジェームスグロースの全ラインナップに袖を通しましたので、着用写真と合わせて簡単にレビューしていきたいと思います。
MANILA
まずはジェームスグロースのスタンダードモデル“MANILA(マニラ)”。
一番人気のモデルのようで、個人的にも一押しがこのモデルです!
↓着用するとこんな感じ。
(ホースレザー/40サイズ着用)
今季ジェームスグロースで展開している、唯一のダブルライダースになるようです。
こちらのモデルはシープレザー、ホースレザー、カウレザーの3種類で展開。
なんといっても、このホースレザーがヤバいです!
タンニン鞣しのオイルドホースを使用していると思うのですが、このしっとりした風合いがめちゃくちゃ好み!
RICARDE
続いては、いわゆるセミダブルと呼ばれるモデルの“RICARDE(リカード)”。
シングルとダブルのいいところ取りのデザインになります。
↓着用するとこんな感じ。
(シープレザー/38サイズ着用)
セミダブルは、ジップの開け閉めによって見せ方も変えることができるので、革ジャンはじめての方にも結構おすすめです!
個人的にはセミダブルを今持っていないので、結構気になる一着。
ただこちらのモデルはシープレザーでの展開しかないとのことでした。…残念。
CLUBMAN
3つ目は、シングルライダースの“CLUBMAN(クラブマン)”。
ちなみに、今回シングルライダースだけで4型展開されています。
こちらは両胸に設置されたファスナーポケットが印象的なモデルです。
↓着用するとこんな感じ。
(シープレザー/38サイズ着用)
胸ポケットが程よいアクセントになっており、スタンダードなシングルライダースといった印象です。
また、ウエスト部分がシャープされているようで、体のラインに沿って綺麗なシルエットで着用できる一着になっています。
RACING
4つ目は、シングルライダースの“RACING(レーシング)”。
1950年代のJames Grose アーカイブモデルを現代的にアレンジしたモデルだそうです。
こちらのモデルはシープレザー、ホースレザー、カウレザーの3種類で展開しています。
↓着用するとこんな感じ。
(たしか…シープレザー/38サイズ着用)
先ほどのシングル(クラブマン)よりも着丈が若干長く、きれいな縦長のシルエットになっています。
“ライダースをスマートに着こなしたい”という方には、こちらのモデルが向いているのではないでしょうか。
DOVER
5つ目は、シングルライダースの“DOVER(ドーバー)”。
こちらはカウレザーとシープレザーでの展開になります。
(後ほど紹介しますが、カウスエードでも展開しています)
↓着用するとこんな感じ。
(カウレザー/38サイズ着用)
シングルライダースの中でも、一番ミニマルなデザインのモデルになります。
両サイドには、シンプルな見た目を損なわない、スリットポケットが設置されています。
シングルライダースの中でも、シルエットは一番ゆとりのあるモデルではないでしょうか。
DOVER COW SUEDE
6つ目は、シングルライダースの“DOVER COW SUEDE(ドーバー カウスエード)”。
今回のコレクションの中で、唯一スエードレザーを使用したモデルになります。
↓着用するとこんな感じ。
久しぶりにスエードの革ジャンを着用してみたのですが…良いですね!
なんか大人の落ち着きみたいな雰囲気があって好きです!
シルエットやディテールはドーバーと同じ仕様だと思います。
SHEARING DOUBLE NAPPA
最後はジェームスグロースの定番モデル、ムートンジャケットの“SHEARING DOUBLE NAPPA”。
ナッパ仕上げの100%シープスキンを使用した贅沢な一着です。
↓着用するとこんな感じ。
(ブラック/38サイズ着用)
なんとも高級感あふれる革ジャン!
ブラックだとちょっと着こなしが難しいので、ダークブラウンの方が合わせやすいかもしれません!
はじめてムートンジャケット着てみたんですが、これはこれで良いですね!
しかもこれで18万円台って……あれ、結構安くないですか?
ジェームスグロースの個人的評価
多分レビュー内容で僕の熱量が伝わっているの思うのですが、個人的にはマニラのホースレザーの一点推しですね(笑)
シープレザーやカウレザーも良かったのですが、あのホースの風合いは格別でした!
というのも、昔愛用していたドメスティックブランドのレザージャケットの革質がめちゃくちゃ好きだったのですが、まさにその風合いに近い!
まさに僕のルーツとも言える思入れのある風合いの革です。
しっとりとしていて、それでいてきめ細やかで上品な質感のホースレザー。
最近この感じの革を使っている革ジャン見かけないんですよねー。
機会があれば、ぜひ一度触れてみてください!
そして!
ジェームスグロースの革ジャンを評価する上で、どうしても比較対象として出てくるのが、同じくイギリスのレザーブランド“Lewis Leathers(ルイスレザー)”。
試着会の写真をストーリーにアップしたら、DMでもそのような内容を何通かいただきました。
正直、革の質感や着心地になると好みになるので一概にどちらが良いとは言えません!
(個人的にホースレザーは絶対にジェームスクローズが好き!)
ただ、やはり“サイズオーダーできるか否か”
これはとても大きなポイントだと思います!
もちろんその分ルイスレザーの方がお値段も高くなってしますので、どこまでサイズ感に重きを置くかによって選択肢は変わってくると思います。
絶対需要あると思うんですけどねー。
ジェームスグロース(の日本代理店)さん!ぜひサイズオーダーができるようにしてください!!
まとめ
ということで今回は、ジェームスグロースの試着会の感想、そしてジェームスグロースの革ジャンについて簡単なレビューをしてみました!
ジェームスグロースのレザージャケットは今回はじめて試着したのですが、正直めちゃくちゃ良かったです!
それだけに、もっとモデルの展開やカラー展開を広げてほしいなと思いました。
逆にシングルライダースのバリエーションは豊富だったので、今季シングルライダースを探されている方にはおすすめかもしれません!
ちなみに…
今回担当の方にお伺いして驚いたのですが、なんと各モデル数点ずつしか在庫がないようです!
これ絶対もっと売れるのになーと思いつつも、僕の気になっていたマニラのホースレザーサイズ38はすでに売り切れでした…(笑)
なかなか店頭で目にする機会が少ないブランドですが、やはり歴史あるブランドということだけあってその品質は確かだと感じました!
ジェームスグロースのレザージャケットが気になっているという方は、是非チェックしてみてください!
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
> ジェームスグロースのオンラインサイト
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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