こんにちは、KENです。
僕がライダースにハマりだして10年…
多くのライダースジャケットを売り買いを繰り返してきました。
もちろん自分なりに慎重に厳選して買ってるつもりなのですが、ネットとか現物を見ずに買うと失敗することも少なくありません。
それで言うと、今回紹介するライダースも自分の中ではちょっと残念だなーっていうアイテムでした。
※あくまでも個人の感想ですので悪しからず!
ということで、今回も僕が所有しているアイテムの中から1つピックアップして、レビューしていきたいと思います!
今回ピックアップするライダースは『Magine(マージン)のライダースジャケット』です。
これは3,4年前に購入した『SHEEP NAKED LEATHER SINGLE RIDERS JKT(シープレザーシングルジャケット)』というモデルです。
現行品ではないのですが、マージンは毎年定番でライダースジャケットを数型リリースしています。
マージンのライダースジャケットと言えば、ミニマルで使いやすいシンプルなデザインが特徴です。
また価格も5万円前後とレザージャケットとしては比較的手を出しやすいブランドになっています。
今回はそんなマージンのライダースジャケットを買うべきか?買わないべきか?を本音で評価したいと思います。
それでは早速レビューしていきましょ!
Magine(マージン)とは…
2004年に宮内宏樹氏が立ち上げた、メンズアパレルブランド。
「洋服のシルエットと素材との調和」が基本コンセプトのようで、男性らしい無骨さとさりげない透明感を取り入れたブランドです。
今は廃刊となってしまったファッション誌“Men’s JOKER”によく掲載されていた印象が強いですね。
僕のイメージでは、シンプルなアイテムが多く“一般ウケ”しやすいブランドという感じです。
シープレザーシングルジャケット
僕が所有しているのは2015年A/Wコレクションのモデルのライダースになります。
SHEEP NAKED LEATHER SINGLE RIDERS JKT
(シープレザーシングルジャケット)
¥57,240
襟付きタイプのシングルライダースジャケットです。
全く同じモデルはありませんが、今季も類似もモデルがリリースされています。
ライダースのディテール
一切のムダがない、めちゃくちゃミニマルなデザインになっています。
個人的に、ライダースはこのくらい潔くシンプルな方が好みですね。
ちなみに背面は3枚革仕立てになっています。
ファスナー部分はアメリカのIDEAL社製の“IDEAL”ジップを使用しています。
裏地はコットンポリエステル。
胸元に“Magine(マージン)”のロゴが入っています。
そして気になるレザー素材。
素上げでフィニッシュしたシープレザー(羊革)を使用しています。
肌触りとしては、少し薄手ですが滑らかで柔らかく着やすそうな革だなという印象です。
マージンのライダースコレクションって、ほとんどのモデルがシープスキンを使用しているんですが、このような着心地を優先するタイプのライダースなら、ラムレザーを使用した方が良いような気がします。
シープスキンというと、ラムスキン(生後1年以内の小羊)に比べて安価なレザーになるので、ここでコスト削減を図っているのでしょうか。
ライダースの着用イメージ
実際に着用したイメージがこんな感じ。
[170cm / 60kgで46(M)サイズを着用]
シルエットもすっきりしていて、本当にシンプルって感じです!
レザージャケットですが、キレイめのコーディネートにも相性バッチリなアイテムだと思います。
ちょっと身幅が狭いかなーというところが気になりますね。
まとめ
最後に僕がMagine(マージン)のライダースを買ってみて思った、“良かった点”と“悪かった点”をまとめてみました。
良いポイント
1.合わせやすいシンプルなデザイン
無骨でハードなイメージが先行しがちなレザージャケットですが、マージンのライダースはカジュアルからキレイめまで比較的どんなスタイルにもハマるライダースだと思います。
2.着心地が良い
革の良し悪しは置いといて、とにかく着心地は良好です。
柔らかくなめらかなレザーを使用しているので、レザージャケット特有のストレスはそこまで感じません。
残念なポイント
1.ブランド性
どちらかというと「アパレルのブランド」というイメージなので、ライダースジャケットに特化しているブランドに比べると、知名度・ステータスという面で劣ってしまします。
2.エイジングを楽しめない
柔らかく着やすいライダースと言いましたが、逆に経年変化を楽しめない面白みのないライダースでもあります。
ライダースジャケット好きな人にとって致命的なポイントになるかもしれませんね。
3.価格設定が高い
最初にマージンのライダースは「比較的リーズナブル」と言いましたが、コストパフォーマンスという観点から見ると少し価格設定が高い気がします。
近年ではレザージャケットがリーズナブルで手に入る時代になっています。
日本製のライダースでも3万円を切るのは珍しくないですよね。
そんな中、中国製でシープスキンのライダースが5万7千円は高い!と思ってしまいます。
このブログでも何度か取り上げている“ユナイテッドトウキョウのライダース”と比較をしても価格設定に少々疑問を感じてしまいますね。
ということで、個人的な総合評価はこんな感じです!
【評価】
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
着心地 | ★★★★☆ |
素材の質 | ★★☆☆☆ |
経年変化 | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★☆☆☆☆ |
総合評価 | ★★☆☆☆(2.5) |
結果…
「コスパが悪い!」
という見解です。
…あくまで個人の感想ですよ!
ぶっちゃげこの価格でMagine(マージン)のライダースを買うんだったら、別のブランドでライダースを買った方が良いような気がしました。
このマージンのライダースは、ファッション性が高く、街着しやすいライダースジャケットではあると思います。
感覚的には“ユナイテッドトウキョウのライダース”に近いテイストですね。
…でもそうなると結局、「コスパの良い“ユナイテッドトウキョウのライダース”を買う!」ってなってしまいますよね。
もっとMagine(マージン)のライダースにしかない個性やメリットがあれば良いのですが…。
ということで今回は、Magine(マージン)の『SHEEP NAKED LEATHER SINGLE RIDERS JKT(シープレザーシングルジャケット)』をレビューしてみました。
今回のライダースジャケットは低評価でしたが、僕はライダース以外にもマージンのアイテムを持っており、使いやすく買って良かったなと思っているアイテムももちろんあります!
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