こんにちは、KENです。
これまでいくつかのライダースジャケットをレビューしてきたのですが、そろそろ所有しているライダースをレビューし尽くしてしまいました(笑)
というとで、さまざまなブランドやショップのライダースジャケットにフォーカスを当てて、口コミや評判、そして僕の主観で勝手に評価をしていこうかと思います!
まず今回ピックアップするのが、『EMMETI(エンメティ)』のライダースです!
エンメティのライダースといえば、ここ数年で人気が急上昇しているハイクオリティーなライダースジャケット。
革ジャンの中でも僕が普段着ているライダースのテイストとはちょっと違い、キレイに着こなすラグジュアリーなライダースといったイメージです。
そんな近年注目のライダースがどんなものか見ていきましょう!
エンメティとは
EMMETI(エンメティ)は、1975年にイタリアで創業したメイド・イン・イタリーのラグジュアリーアウターブランドです。
ブランドのコンセプトは、スポーティーでありながらエレガンスを忘れない“エレガンテ・スポルティーヴォ”。
ムートンやレザーを贅沢に使用した、コンサバティブレザーアウターを主体とするラインナップを展開しています。
ライダースの価格帯は120,000円~17,0000円。
エストネーションやバーニーズニューヨークなどのハイエンドなセレクトショップで取り扱っています。
雑誌だとLEONやSafariなどに度々顔を出す、40,50代からの評価も高い大人のライダースです。
エンメティの定番モデル“JURI”
エンメティのライダースは定評があり、毎年定番モデルからニューモデルまでいくつかのモデルをリリースしています。
中でも、定番のシングルライダース“JURI(ユリ)”がライダースコレクションのアイコン的存在で、絶大な人気を集めています。
【JURI(ユリ) ラムナッパ レザー シングル ライダース ジャケット】
¥126,500
非常にシンプルなデザインのシングルライダースジャケット。
シンプルながらもどこかラグジュアリーな雰囲気が漂う上品な一着です。
レザー素材にはキメ細かく柔らかな、最高級のイタリア製ラムナッパレザーを使用しています。
シルエットは全体的にスリムで、キレイなフィッティングに仕上がっています。
少し短めの着丈もポイントです。
このモデルが大人気で、各ショップからこの“JURI”をベースにした、別注モデルもいくつかリリースされています。
限定コラボモデル
エンメティのライダースの人気に火がついた理由の一つとして、ファッションディレクターの“干場義雅”さんが愛用しているということでも知られています。
干場さんはライダース愛好家としても知られており、実際に何度かお会いする機会があったのですが、その時もエンメティのライダースを着用されていました。
そして更には今年、エンメティからその干場義雅さんの別注モデルもリリースされています!
【H UOMO(アッカ ウォモ) ナッパレザー シングルライダース】
-EMMETI × Yoshimasa Hoshiba-
¥162,800
ワックス加工のラムスキンナッパレザーを使用したシングルライダース。
肉厚なレザーを使用したり、カッティング・パターンを変更したりと、オリジナルのモデルよりも微妙にディテールをアップデートされたモデルのようです!
ちょっとこれは気になるなー。
2019年9月に発売されたようなのですがめちゃくちゃ好評でだったようで完売。
現在も再生産されて再販しているみたいです!
エンメティの良いとこ悪いとこ
一応レザーソムリエでもある僕の観点から、エンメティのライダースの良いところと悪い所をレビューしてみたいと思います。
※あくまで個人的な意見ですので悪しからず…
良いところ
・日本人の体型にも合うシルエット
国内で販売されているエンメティのライダースは、日本人の体型に合わせて日本国内でサイズスペックを細かく設定されているんだとか。
この絶妙な計算されたシルエットが大人のスタイルにハマるようです。
・合わせやすいデザイン
大人っぽく上品に着こなせるという点が最大の魅力です。
キレイめなスタイルにも使えるので、オフィスカジュアルにも◎
ハードなライダースが苦手という人にもおすすめです。
悪いところ
・経年変化を楽しめない
ラグジュアリーなライダースだけに、ライダースの醍醐味である経年変化を堪能できないという点があります。
この手のライダースは買った時が一番美しい状態なので、着込むほどに育っていく重厚感のあるライダースではありません。
・少し価格が高い
素材にこだわり抜いているということもあって、価格設定が少し高いですね。
特に限定モデルなどロッド数も少ないためか、価格もさらに上がっています。
そういう意味でも決してコストパフォーマンスが高いとは言えない気がします。
まとめ
ということで今回は、新企画『〇〇のライダースってどうなの?』と題し、いま大人気の“EMMETI(エンメティ”のライダース)をピックアップしてみました!
個人的な総合評価はこんな感じです!
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★★★ |
着心地 | ★★★★★ |
素材の質 | ★★★★☆ |
経年変化 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★☆☆(3.8) |
結果…
「モテる大人の服!」です。
エンメティのライダースは、ルイスレザーやショットなど本格的なレザーブランドのライダースには持ち合わせていない、上品な雰囲気を持ち合わせたライダースです。
ただ本来のライダースの楽しみである、ガシガシ着込んで“経年変化”を存分に味わいたいという方には不向きだと思います。
そういった意味でも、ライダースジャケットというよりも“服”としての完成度・満足度の非常に高いアイテムになっていると思います。
普段着用しているライダースとはTPOが違うので、別物として考えてもいいかもしれませんね。
ちょっとしたディナーにも着ていけちゃいそうなエレガントなライダースです。
個人的には正直めっちゃ欲しいです!
誰か買ってください!(笑)
EMMETIのライダースを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
コメント
購入を考えていましたがメンテナンスなどを考えたら自分には無理だと思い諦めたのですがクリーニングに丸投げなどでもいいのでしょうか?
西村さん
はじめまして。
オトコフクの管理人KENです。
コメントありがとうございます。
ライダースのメンテナンスについてですが、おっしゃるようにクリーニングに丸投げでも全然問題ありません。
費用はかかってしまいますが(5,000~8,000円くらい)むしろプロにお願いするので安心だと思います。
ご自身でのお手入れが心配ということでしたが、思いのほか革のお手入れは難しいものではありません。
特にこちらのエンメティのようなタウンユース向けのレザージャケットですと、防水スプレーと保管方法さえしっかり行えばほとんどメンテナンスも必要がないくらいです。
またお手入れをすることで愛着も湧くので楽しいと思いますよ。
もし分からないことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。