こんにちは、KENGOです。
さて!
今週は僕が所有している“ある革ジャン”をピックアップしたいと思います。
その革ジャンがこちら。
JAMES GROSE(ジェームスグロース)のニューマニラです。
SNSでも度々投稿していたのですが、先月はジェームスグロース強化月間と勝手に銘打って、ここ1ヶ月間ベビロテで着用してきました。
そこで今週は、『購入から1年半経過したジェームスグロースの革ジャン』をレポートしていきたいと思います!
果たしてどのように経年変化したのか?
実際に1年半愛用し続けてみた感想は?
ジェームスグロースの革ジャンを検討している方、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ジェームスグロースの着用頻度
まず僕が所有しているJAMES GROSE(ジェームスグロース)は、ニューマニラ(ホースハイド)というモデルになります。
(ジェームスグロースの詳細については、過去に書いたこちらの記事をご覧ください。)
【「ジェームス グロース」の革ジャンを買ってみた!】>>
購入して1年半ほど経ちますが、実のところ昨シーズンはほとんど着用していませんでした。
というのも、他の革ジャンをヘビロテしていたというのもあるのですが、一番の理由は“ジェームスグロースのシルエット”がちょっと気になっていたから。
ジェームスグロースのニューマニラは、一般的なロンジャンに比べやや身幅が広い設計になっています。
自分の中でどうもシルエットがしっくりこず、着用頻度が減ってしまっていました。
ところがですね…
ここ最近ややゆったりとしたボトムを穿くことが増えており、久々にジェームスグロースに袖を通すと「あれ?めっちゃバランスいいやん!」と発覚!
もともと革の風合いはめちゃくちゃ好みだったので、せっかくならもっとガシガシ着込もうと思い、この1ヶ月間ヘビロテしてみたわけです。
ジェームスグロースの経年変化
それでは購入して1年半が経過した、ジェームスグロースのマニラ(ホースハイド)を見ていただきましょう。
どうでしょうか。
着用シワが入り全体的に表情が出てきたように感じます。
(フラッシュで撮影した写真)
オイルドレザーということもあり元々しっとりとした風合いでしたが、着込むことで更にくったりとした質感に。
なかなか画像では伝わりにくいと思うのですが、光沢感も増してきました。
2回くらい小雨にも(あえて)打たれたこともあり、いい感じに味が出たと思います。
そしてやっぱこの腕のシワがいいですね。
個体差が有るのですが、個人的には左腕のエイジング具合がめっちゃ好き。
部分的にシボ感も際立ってきています。
そして着用するとこんな感じ。
前述した通り、サイズの割には身幅がややゆとりのある設計。
ただ革がくったりとしてきたので身体に馴染み、そこまで身幅が広く見えることもないかと思います。
このクタッと感が僕は堪らなく好きなんですよねー。
ジェームスグロースを1年半愛用した感想
それでは最後に、このジェームスグロースの革ジャン(ニューマニラ/ホースハイド)を1年半着用して思ったことをまとめてみたいと思います。
やっぱり革の風合いが好き
まずなんといってもこの“革”ですよね。
たっぷりとオイルが入った、このしっとりと柔らかい質感。
着込むことで皮の芯までオイルが馴染み、さらにくったりとした風合いに経年変化していっています。
購入の決め手になったといっても過言ではないほど、めちゃくちゃ僕好みの革なんです。
スタッフさん曰くタンニン鞣しの馬革と言っていましたが、おそらくコンビ鞣しだと僕は思います。…どうなんでしょう。
苦言を挙げるとするならば、もう少し革に厚みがほしかった!
おそらく1.0~1.1mmほどの厚みの革を使用していると思うのですが、あとほんと0.1mm厚ければもう少し重厚感が出てよかったかなと感じます。
まぁそれでも革の風合いに関しては、僕の中で90点くらいはあげたいほどの革です。
ワイドパンツに相性抜群
続いてはシルエットに関しての特徴です。
先ほども言ったように、ジェームスグロースのニューマニラは少し癖のあるシルエット。
肩幅の割に身幅はややゆとりのあるサイズ設計になっています。
僕で38サイズ(Mくらい)を着用しているのですが、肩幅はジャストなものの身幅にはゆとりがあります。
特に脇下からウエストにかけてあまり絞っていないため、ストンとしたシルエットに映ります。
他のロンジャンブランドだと少なからずウエストの絞りを入れて、スタイリッシュなシルエット設計なんですけどね。
ファスナーを閉めている分には問題ないですが、開けて着るとちょっと身幅が広がって見えてしまいます。
ただですね!
そこが功を奏して、ボリューム感のあるボトムスとの相性がめちゃくちゃ良いんです!
↓比較画像↓
(ルイスレザー着用)
(ジェームスグロース着用)
いかがでしょう。
上記のスタイリングでは、インナーもパンツも同じものを着用しています。
1枚目のコーディネートよりも、2枚目のコーディネート(ジェームスグロース)の方が全体的なバランスが良く見えませんか。
スタイリッシュにタイトなパンツに合わせるのならルイスレザーの方が相性は良いのですが、ワイドパンツなどルーズなパンツに合わせるのであれば、ジェームスグロースのニューマニラはバランスが取りやすいシルエット設計になっているのです。
そういった理由もあり、ここ最近はジェームスグロースのニューマニラを重宝していました。
ボトムにボリューム感を持たせたコーディネートがお好きな方にとっては、非常にオススメの一着だと思います。
まとめ
ということで今週は『購入から1年半経過したジェームスグロースの革ジャン』をレポートしてみました。
簡潔にまとめるとこんな感じ。
・フルタンニンレザーほどではないがシワが刻まれる
・鈍い光沢が出る
・身幅が広い分、ワイドパンツとの相性抜
一年半が経過した今でも、ジェームスグロースの革ジャンは「買ってよかった」と思える一着です。
ジェームスグロースは、同じく英国の老舗レザーブランドである“ルイスレザー”に比べると、まだまだ知名度は劣るブランドにはなると思います。
ただですね、やっぱり品質も高いですし、僕が所有しているホースハイドに関してはすごくバランスの良い革に仕上がっていると思います。
ジェームスグロースの革ジャンが気になっているという方は、ぜひ今回の内容を参考にしていただけますと幸いです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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