こんにちは、KENです。
いきなりですが質問です。
みなさん、「今まで革ジャンに費やしたお金って総額どのくらいになりますか?」
おそらく革ジャンフリークともなれば、数百万円を優に上回るという方も少なくないはず。
僕自身、もしこのお金を貯めていれば、憧れのあの一着が買えたのになぁ…なんて思うこともしばしば。
なんだったら車だって買えますけどね(笑)
ということで…
今回は個人的にもかなり気になっていた内容!
『一度は手に入れてみたい、最高級レザージャケット』について調べていきたいと思います!
今回は“50万円以上”を基準とし、国内外問わず高級なレザージャケットを販売するブランドやモデルを10選ピックアップしていきます!
ただ高いだけじゃない、品質とブランド性を兼ね備えた極上の革ジャン達です!
周りとかぶりたくないという方や、一着入魂の高級革ジャンを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください!
革ジャンの値段ってなんで違うの?
まず高額革ジャンをご紹介する前に、そもそも「革ジャンの価格ってなぜこんなにも差があるのか?」というポイントについて簡単に触れてみたいと思います。
それには大きく分けて、3つの理由があります!
まず1つ目の理由として、使用されている革素材のランク(品質)や製造工程が異なるからです。
一般的に皮革は、キズが少なく均一性のある原皮が良質とされており、高額で取り引きされています。
さらにそこから原皮の種類や部位、そして鞣し方や染色方法などの製造工程によって、その革素材としての価格が決まります。
※「キズの無い皮=良質」というのは、あくまでメーカーや一部の消費者目線であって、一概には言えません。語弊のないようお願いします。
そして2つ目の理由は、製品の縫製パターン。
これはつまり製品(ジャケット)が形になるまでの工程になります。
縫製もそうですが、レザージャケットの場合は特に、大きい面積の革を使用すると当たり前ですが製造コストが上がります。
わかりやすいところで言うと、背面に大きな一枚革を使用していたり、全体的に切り返し(繋ぎ目)が少ないと、製造コストは高くなります。
また製品のディテール、ファスナーや裏地などのマテリアルも価格に大きく影響します。
3つ目の理由は、ブランド力。
これは革ジャンだけに限りませんが、いわゆるブランドネームバリューというやつです。
ここに関してはネガティブなイメージを持つ人も多いかと思いますが、“芸術品やアート”と解釈すればまだ納得できるかと思います。
特にハイブランドになれば、世界的に有名なデザイナーさんが関わるので、デザインコストも上がってしまうのは必然的なことかもしれません。
めちゃくちゃざっくりまとめると、この3つの要素で革ジャンの価格が決まってくるということになります。
1つ目と2つ目は製品自体の価値ですが、3つ目に関しては付加価値というくくりになってくるのでしょうか。
そして今回ご紹介するのは、この3つの要素全てを持ち合わせた最高級革ジャンになります!
50万円以上のハイエンド革ジャン10選
前置きが長くなってしまいましたが、さっそく50万円以上する最高級の革ジャンをご紹介していきたいと思います!
今回は、エキゾチックレザーを使用したものや、貴金属が装飾されたレザージャケットは省いています。
それではいってみましょう!
バックラッシュ ザ ライン
1つ目は、ご存じイサムカタヤマバックラッシュのハイエンドライン“backlash the line(バックラッシュ ザライン)”。
今回ご紹介する中で、唯一の国内ブランドになります。
素材にはグイディ社製の最高級カーフレザー、金具パーツにはシルバーを使用したりと、この上ない贅沢な逸品に仕上がっています。
価格帯は約550,000円~(一部オーダーメイド)
(GUIDI OIL CALF DOUBLE RIDERS)
サンローラン
2つ目は、トップメゾンブランドの中でもひと際レザージャケットに定評のある“SAINT LAURENT(サン ローラン)”。
“L01ダブルライダース”や“キースレーサージャケット”といった名作モデルを世に送り出しています。
価格帯は約550,000円~
(クラシック モーターサイクル ジャケット/L01ダブルライダース)
ドルチェ&ガッバーナ
3つ目は、イタリアを代表するラグジュアリーブランド“Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)”。
スリムで綺麗なシルエットのモデルが多く、幅広いラインナップでレザージャケットを展開しています。価格帯は約600,000円~
(ダブルライダースジャケット)
ヴァレンティノ
4つ目は、モダンでエレガントなアイテムを展開する、イタリアのファッショブランド“VALENTINO(ヴァレンティノ)”。
近年ではラグジュアリーストリートブランドの代表格としての位置を確立しており、現代的でハイセンスなレザージャケットを展開しています。
価格帯は約550,000円~
(ロックスタッズ レザージャケット)
ロエベ
5つ目は、ユニクロでもお馴染みJ.W.アンダーソンがデザイナーを勤める、スペインのラグジュアリーブランド“LOEWE(ロエベ)”。
ブランドの創業者が皮革職人ということもあり、クオリティの高い革製品を展開しています。
近年レディースのバッグが非常に人気ですが、もちろんメンズのレザージャケットにも定評があります。価格帯は約500,000円~
(バイカージャケット)
セリーヌ
6つ目は、フランスのラグジュアリーブランド“CELINE(セリーヌ)”。
こちらもレディースブランドのイメージが強いという方も多いと思いますが、2018年エディ・スリマンがクリエイティブディレクターに就任し、メンズラインがスタートしました。
エディ・スリマンらしいクラシックなライダースジャケットが印象的です。
価格帯は約550,000円~
(クラシックバイカー / カーフスキン)
ボッテガ・ヴェネタ
7つ目は、クラフトマンシップに深く根ざした高級皮製品を中心に展開する、イタリアのファッションブランド“BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)”。
財布やバッグ等の革小物が有名ですが、最高品質のレザーを使用したレザージャケットも一級品です!
価格帯は約650,000円~
(カーフレザー バイカージャケット)
トムフォード
メンズウェア、ウィメンズウェア、アクセサリーまで幅広く展開する、インターナショナルラグジュアリーブランド“TOM FORD(トム フォード)”。
トムフォードらしいエレガンスな雰囲気を纏ったレザージャケットがなんとも魅力的です。
レザー好きの干場さんも愛用していることで有名ですね。
価格帯は約850,000円~
(ライダースジャケット)
ベルルッティ
9つ目は、フランスの高級紳士靴ブランド“Berluti(ベルルッティ)”。
ベルルッティの魅力は、“秘伝の染色技”と呼ばれる、様々な技法を用いて創り上げられたパティーヌレザー。
独特の色彩、コントラスト、透明感を持つ、パティーヌレザーを使用したレザージャケットは唯一無二の逸品です。
価格帯は約950,000円~
(パティーヌ レザー ブルゾン)
クロムハーツ
最後は、アメリカ発の高級シルバーアクセサリーのジュエリーブランド“Chrome Hearts(クロムハーツ)”。
ライダースジャケット特有の無骨さと、最高級レザーにシルバーパーツをあしらったラグジュアリーな雰囲気を兼ね備えた、至高のレザージャケットをリリースしています。
男ならいつかは手に入れたい革ジャンの代名詞といっても過言ではないはず!
価格帯は約950,000円~
(JJ DEAN VJ)
まとめ
というわけで今回は、『一度は手に入れてみたい、最高級レザージャケット』をテーマに、ただ高いだけじゃない、ハイエンドな革ジャンを10つご紹介しました!
もちろん上を見たらきりが無く、世の中にはまだまだ高額な革ジャンもいくつもあります。
しかし今回いろいろと調べていく中で、どうやらプレタポルテ(既製服)のレザージャケットでは、100万円を超えるアイテムはほとんど無いということが分かりました。
エルメスなどでもライダースジャケットの展開はあるはずなのですが、そもそもオンラインストアに100万円を超えるレザージャケットは掲載されていません。(そりゃそうか…)
おそらく100万円以上のレザージャケットともなると、ビスポーク(注文服)のアイテムになるのではないでしょうか。
100万円の革ジャン…夢がありますよねー。
単体で見ると「高くて手が出ないなー」と思うのですが、このブログを見てくださっている革ジャン好きの方であれば、実は過去に革ジャンに費やした総額は優に超えている人も多いはずです(笑)
もちろん高けりゃ良いっていうわけではありませんが、革ジャン好きである以上、やっぱり最高級の革ジャンって憧れますよね!
今回ご紹介した高額のレザージャケット以外にも、「こんな革ジャンもある!」というのがあれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです!
よろしくお願いします!
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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