こんにちは、KENです。
今回ピックアップするのは、以前【エイジング日記】の記事でも紹介した、ISAMU KATAYAMA BACKLASHの『オリーチェ イタリーショルダー シングルライダース』です!
前回から更に1年が経過し、2年間着用した今どのように経年変化したのか?着用感はどうなのか?
前回書ききれなかったライダースの細かいレビューも合わせて、ガッツリ紹介していきたいと思います!
このオリーチェ イタリーショルダー シングルライダースが気になっている人、買おうか迷っている人も是非チェックしてみてください!
ISAMU KATAYAMA BACKLASHとは…
“ISAMU KATAYAMA BACKLASH(イサムカタヤマ バックラッシュ)”は、言わずと知れたドメスティックブランドの最高峰レザーブランドです。
そのレザーのクオリティは世界的にも高く評価されており、元Oasisのリアム・ギャラガー、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、GLAYのTAKURO、などなど…
日本はもちろん、海外のミュージシャンやアーティストからも愛されている、今や日本が誇る世界的レザーブランドなのです!
> ISAMU KATAYAMA BACKLASHの公式サイトはこちら
オリーチェ イタリーショルダー シングルライダース
今回ピックアップするのが『ITALY SHOULDER “ORICE” SINGLE RIDERS(オリーチェ イタリーショルダー シングルライダース)』という元定番モデル。
(現在も一部のショップで別注販売を行っているようです)
ITALY SHOULDER “ORICE” SINGLE RIDERS
No. 1572-01
180,000円(税抜)
イタリアの名門タンナー“グイディ社”で経験を積んだ職人が立ち上げた、“オリーチェ社”製のレザーを贅沢に使用したシングルライダースになります。
バックラッシュのライダースというと、製品染めを施したライダースをイメージする方が多いと思いますが、このライダースは製品染めをしていないモデルです。
その分、経年変化もダイレクトに楽しめる、上質な革が際立つ非常にシンプルなデザインになっています。
ライダースのディテール
オリーチェ イタリーショルダー シングルライダースのディテールを紹介していきます。
贅沢にも大きな1枚革で仕立てられたこの背面!
「男は背中で語る!」と言いますが、このライダースジャケットは背中でクオリティの高さを物語っていますね。
ほとんど装飾性もなくシンプルなデザインなのですが、唯一のアクセントとなるのが両サイドに配置された裾のファスナー。
元々バイカー用に設けられたディテールなのですが、個人的には開けることがないので無くても良かったかなと感じます。
バックラッシュでは珍しい、YKK社製の8mmファスナーを採用しています。
存在感のある大ぶりのファスナートップが、シンプルながらも無骨な雰囲気を演出してくれていますね。
真っ赤なライナー(裏地)が印象的です。
素材はコットン100%。
少し袖通りが悪いのが難点です。
しかし面白いことにどんなに着込んでも、全くシワが付かないコットン素材なんです。
…そういう特殊なコットン生地なのでしょうか?
とにかくこれは嬉しいポイントですね。
革の質/経年変化
このライダースの最大の特徴である“革の質(レザーのクオリティ)”と“経年変化(エイジング)”。
使用されているのは本場イタリア・トスカーナ地方の“ORICE(オリーチェ)”社で作られた、ショルダーレザーと呼ばれる牛の肩部分の革になります。
厚さは1.0mmと、程よい肉厚感!
特有のシボが立った表面が特徴です。
ショルダーレザーは牛革の中でも厚みがあり密度が高く、最も丈夫なレザーと言われています。
当初は革がガチガチに硬く自立するほどでした(笑)
そんな堅牢なレザーも購入してまる2年が経ち、今ではすっかり柔らかくなりずいぶん着やすくなりました。
(購入当初のライダース)
↓2年経過↓
(経年変化が分かりやすいよう室内の蛍光灯で撮影した、現在のライダース)
自分でいうのもなんですが…めちゃくちゃいいですね!
光沢が増し表情に立体感が出てきています。
元々オイルもたっぷりと染み込んでいたこともあり、エイジングによってモチっとした肌触りになりました。
このエイジングの素晴らしさは、バックラッシュのライダースの中でも1位、2位を争うほどではないでしょうか?
ライダースの着用イメージ・サイズ感
最後にオリーチェ イタリーショルダー シングルライダースの着用感やサイズ感・シルエットを紹介します。
170cm/62kgの僕がMサイズを着用。
(インナーはTシャツ一枚で合わせています)
[アイテムスペック]
肩幅:43cm 身幅:50cm 着丈:63cm 袖丈:62cm
革が硬く厚みがある分、体感的にはスペックの数値よりも少し窮屈に感じます。
アーム部分は肩から腕にかけて結構タイトで、肘から袖にかけては少しゆとりがあります。
アームホールが細いので中にあまり着込むことがでず、インナーは薄手のニットくらいが限界です。
それ以上、中に着込むと血が止まりそうになります(笑)
タイトな着心地ですが、見た目は細すぎず太すぎない、バランスの良い絶妙なシルエット。
無骨ながらもすっきりとしていて、個人的にはかなり好きなシルエットです。
細身のパンツからワイドなパンツまで相性がよく、幅広いコーディネートで使える一着だと思います。
まとめ
ということで今回はISAMU KATAYAMA BACKLASHの『オリーチェ イタリーショルダー シングルライダース』をレビューしてみました。
個人的な総合評価はこんな感じです!
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
着心地 | ★☆☆☆☆ |
素材の質 | ★★★★★ |
経年変化 | ★★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★★☆(3.8) |
結果…
「キング・オブ・経年変化!
極上のレザージャケット」です!
革のポテンシャルが高く、革好きには堪らないライダースジャケットだと思います。
レザーが際立つ、無駄のないシンプルなデザイン!
着込むほどに自分だけのライダースに育っていく満足感!
まさに“キングオブ経年変化ライダースジャケット”と言える一着です!
…しかし!
着心地の悪さはどうしても否めません。
着はじめた頃に比べるとずいぶん柔らかくなったものの、着用によるストレスは消えません。
長時間着用していると体が痛くなってくるほど…。
しかしこれが革(レザージャケット)と向き合うということ!
これからも“着にくさ”に負けずに、ガンガン着込んでいきたいと思います!!(笑)
いかがでしたか?
人気ブランドのライダースジャケットということだけあって、評判や口コミが気になっていた方も多いのではないでしょうか。
そんな方にこのレビューを参考にしていただければ嬉しいです!
最後までご観覧いただき、ありがとうございます。
他にもたくさんのライダースをレビューしていますので、是非チェックしてみてください!
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