こんにちは、KENです。
梅雨ですねー。
毎年この時期になると、“あの革ジャン”を買った日のことを思い出します。
そう…
リアルマッコイズ別注のルイスレザーです。
3年前の梅雨時期。
固い決意のもと、万札を25枚握りしめて大阪のリアルマッコイズに向かった記憶は今でも鮮明に残っています。
そんなわけで今週は、久しぶりに『リアルマッコイズ別注のルイスレザー』について、あれこれ書いていきたいと思います。
ルイスレザーズのインラインに、負けずとも劣らない人気を誇る“ルイスレザーのリアルマッコイズ別注モデル”。
僕が3年間所有した感想や、おすすめのポイントなどを余すことなくお伝えしていきたいと思います!
ぜひ最後までチェックしていただけると嬉しいです。
リアルマッコイズ別注のルイスレザー
まずはリアルマッコイズ別注のルイスレザー ライトニングについて。
このブログでは何度もピックアップしているので、簡単に触れていきたいと思います。
こちらのモデルは、日本が誇るアメカジブランド“The Real McCoy’s (ザ・リアルマッコイズ)”による別注モデルとなります。
別注モデルの特徴としては、
ルイスレザーズのインラインでは選べない、“ディアスキン(鹿革)”を使用しているという点です。
奈良県で130年の歴史を持つ、藤岡勇吉本店の最高級鹿革を採用。
ディアスキンならではの風合いを存分に楽しめる一着に仕上がっています。
こちらのモデルは既製服のみの販売なので、残念ながらルイスレザーの醍醐味でもある、カスタムオーダーができないというデメリットもあります。
それでも多くのルイスレザーファンから愛されているモデルです。
現在は予約分のキャンセル待ち?
そんなリアルマッコイズ別注ルイスレザーですが、今年に入って読者さんからリアルマッコイズの店舗に行っても売っていなかったとの情報がありました。
そこで!
その真相を確かめるべくリアルマッコイズの店員さんに確認してみたところ、どうやら2023年の現在でも、リアルマッコイズ別注のライトニングとサイクロンのブラックは継続で展開予定だそうです。
ただしここ1,2年は完売状況が続いており、店頭に並ぶことはほとんどないのだとか。
というのもコロナの影響で入荷がかなり遅れているそうなんです。
そんな事情もあって、入荷しても予約分で完売してしまい店頭に並ぶことはないみたいです。
現在予約しようとしても予約キャンセル待ちの状況で、入手困難になっているんですって。
ちなみに2023年6月時点での販売価格は275,000円。
僕が購入した時よりも2万円上がっていますね。
まさかこんなことになっているとは…
3年間着用すると…
ここからは僕が所有する、リアルマッコイズ別注のルイスレザー ライトニング(以下:ディアスキン ライトニング)を基にお話ししていきたいと思います。
まずは3年が経過したディアスキン ライトニングがこちら。
どうでしょう。
ぱっと見は3年も着用感しているようには見えないかもしれませんね。
度々ご紹介していますが、ディアスキンはシワやアタリが付きにくいという特徴があります。
そのためタンニン鞣しの牛革や馬革のように立体的にシワが刻まれて、わかりやすく経年変化が現れているといった感じではありません。
(ちなみにこのディアスキンもフルベジタブルタンニン鞣しです)
うーん…画像で見比べてみると、やはりそこまで変化が無いように感じますね。
ただ実物を見ると、多少の着ジワはついてきており全体的に革の風合いも変化してきています。
着用した写真の方が変化具合が伝わると思うのですが…
また若干ですが色味にも変化が見られます。
別注モデルのブラックはもともと赤みがかった黒なのですが、経年変化によって深みのある黒に変化してきています。
正直、着用頻度もそこまで高かったわけではないので3年が経った割にはエイジングはまだまだですね。
引き続き今後ももっとガンガン着込んで、いい味を出していきたいなと思います!
3年間所有してみた感想
続いては、ディアスキン ライトニングを3年間所有してみた感想をまとめてみました。
結果から言うと、僕はこの革ジャンを買って良かったなと思っています。
そう感じる理由は大きく分けて3つ。
着回しがきく
まず1つ目は、“実用性が高い(着回しがきく)”という点。
この革ジャン、着用できるタイミングが結構便利なんですよね。
通気性が良いというディアスキンの特性に加え、裏地がニットナイロン(ルイスの中では一番薄手のライナー)仕様になっています。
(裏地のブラックニットナイロン)
そのため、10月ごろや4月ごろの少し暖かい気候のタイミングでも比較的着用しやすい一着になっています。
かといって寒い時期は着れないのかというとそういうわけではなく、柔軟性がある革なのである程度中に着込んでもそこまでストレスがありません。
ロンTなどで程よく着れるサイズ感で選んだのですが、厚手のパーカーなど入れても問題なく着れちゃいます。
着用できる期間が限られている革ジャンにとって、“着回しがきく”というのはかなりのメリットだと考えています。
ディアスキンの風合い
そして2つ目は、“めちゃくちゃ着心地が良い”という点。
ただ楽というだけであればわざわざディアスキンを選びません。(というか楽を求めるのであればそもそも革ジャンを選ばないです)
しっかりと革の風合いが担保されつつも、着心地が抜群に良いというのがこのディアスキン ライトニングの最大の特徴だと思います。
また革なのにかなり落ち感がある風合いになっています。
そのため身体に馴染む、何年も着込んでいるかのようなこなれた感じが演出できます。
他人と被りにくい
そして最後3つ目は、“他人と被りにくい”という点。
ここ数年でルイスレザーを着用している人を見かける機会は増えましたが、ディアスキン ライトニングを着用している人はそこまで見かけないですね。
もちろん限定生産というわけではないので、全く被らないというわけではありません。
ただそれでもルイスレザーを所有している全体数から考えるとそこまで多くはないはずです。
そういう意味でも、こういった別注モデルというのは、まだまだ希少があって被りにくいのかなと思っています。
ディアスキン ライトニングはこんな人におすすめ
リアルマッコイズ別注のルイスレザーですが、「高価な革ジャンを一着だけ持っておきたい」という方にとって非常におすすめの一着だと思います。
ルイスレザーってカジュアルからモード、キレイめまで幅広いコーディネートにも合わせられる革ジャンだと思っています。
それに加えて着回しがきくという利点があるので、この一着さえあればある程度の革ジャンを使ったスタイリングに対応できると思うんですよね。
また革ジャンを着たいけど「重たい革ジャンは避けたい」という方にも非常におすすめです。
矛盾しているようですが、革ジャンを購入する上で「肩こりが気になる」というお悩みを持つ方って結構多いんですよね。
このディアスキンライトニングのモデルに限った話ではありませんが、着用感を重視される方にとってディアスキンの革ジャンはすごく重宝すると思います。
ディアスキンの革ジャンを羽織ったことがないという方は、ぜひ一度チャレンジしてみる価値はあるはずです!
【とろけるような着心地!おすすめの「ディアスキン 革ジャン」5選】>>
↑過去にディアスキンを使用したおすすめの革ジャンをご紹介しているので、よかったらチェックしてみてください!
まとめ
ということで今週は、購入して3年が経過した『リアルマッコイズ別注ルイスレザー ライトニング』についてお話ししてみました。
リアルマッコイズ別注のルイスレザー ライトニングは、僕自身買って良かったと思える革ジャンの内の一着です。
やはりルイスレザーというのは、革ジャン(特にロンジャン)が好きな人にとって一着は所有したいブランドの1つ。
そんな英国を代表するレザーウェアブランドの“ルイスレザーズ”に、日本を代表するブランド“ザ・リアルマッコイズ”のエッセンスが加わっているということで、かなり魅力的なバックグラウンドが備わった革ジャンだと感じます。
もしご検討されている方がいるのであれば、ぜひともお勧めしたい革ジャンだと言えます。
そして今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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コメント
いいブランドの革はやっぱり良いですね!
逆にケンゴさんから見て安めの価格帯で質感やシルエットが「なかなか頑張ってるな」と思うブランドがあれば教えて頂きたいです。
コメントありがとうございます!
うーん…難しいですね。
最近は革ジャンもかなり値上がりしてきているので、10年前ほど中価格帯で「良いな」と思える革ジャンが減ってきたように感じます。
シルエットに関しては、やはりアパレスブランド展開する革ジャンがきれいなとは思います。
ただ革の質などで見ると、D2Cブランドさんの方がコスパは良いなと感じます。
個人的には総合的に考えるとiadeleatherが強いかなと思います!