こんにちは、KENGOです。
関西でも今週より梅雨入りしたそうです。
ほんとこの時期は憂鬱になりますよね。
北海道にお住まいの方はまだ革ジャンを着れるのかな……、流石にもう着れないか?
さて!梅雨時期真っ只中ということで、今週は『革ジャンにとって本当に必要なメンテナンス』についてお話ししたいと思います。

一応こう見えて私、国内シェアNo.1の某シューケアメーカー認定、レザーケアアドバイザーの修了検定を取得しております。

今回はそんなレザーケアアドバイザーKENGOが、同じく革製品であるレザーウェアの“革ジャンに必要なお手入れ方法”をご紹介したいと思います。
間違ったメンテナンスをしてしまうと、大事な革ジャンがダメになってしまうかも・・・!?
ぜひ最後までチェックしてみてください。
重要なのは○○○にならないこと

昨秋から今春にかけて愛用したレザージャケット。
オフシーズン突入に伴い、どのようなメンテナンスを行えばいいのか気になっている方も多いと思います。
今回は“今の時期にやるべきレザージャケットのメンテナンス”について、端的にお伝えしていきます。
―が!その前に……
大前提として、とても重要なポイントを言わせてください。
それは、
“神経質になりすぎてはいけない”ってこと。
レザーケアアドバイザーを習得とか言っておいてなんなのですが…(笑)
でも実はこれがすごく重要なポイントなのです。
本当にこまめなメンテナンスが必要?

革ジャンを所有する上では、こまめなメンテナンスをしなければならないと認識されている方も多いと思います。
しかし本当にそうなのでしょうか?
実際に僕も長年色んなレザージャケットを愛用してきましたが、メンテナンスを怠って革ジャンをダメにしてしまった経験はたったの1度だけ。
それも長年実家に放置した革ジャンのみです。

なにせ湿気のたまりやすい間取りの部屋だった上、一度も取り出すことなく4年間放置し続けたわけですからね。
そりゃカビも生えるわって状況だったわけですよ。
しかし逆に言えば、それくらいしないと革ジャンはダメにならないということになります。
革ジャンのお手入れは意外とシンプル

確かにレザー製品というのは、一般的な衣類用生地に比べるとデリケートな素材ではあります。
しかし、実際のところそこまで神経質になる必要もないんじゃないかな…というのが僕の見解。
特にレザージャケットは。

もちろん革のコンディションを、常に100点近くに保ちたいのであれば、こまめにお手入れをした方がいいとは思います。
あと用途によっては、定期的にしっかりメンテナンスをした方が良いケースもあります。
ただ、こまめにメンテナンスをしなければ、革はダメになるわけではない…ということ。
今から革ジャンを買おうと思っている方は、ぜひ覚えておいてください。
そして何より怖いのが、正しい知識を持たず過度なメンテナンスを繰り返してしまうと、逆に革ジャンをダメにしてしまうリスクが高まってしまうということ。

いずれにせよレザージャケットのメンテナンスっていうのは、思っている以上にシンプル。
むしろ革ジャンが好きで買った人にとって革ジャンのお手入れというのは、全くもって苦にならないレベルの作業なのです。
革ジャンはカビ対策さえしておけばOK?

一般的にレザージャケットで気にしなければいけないのは以下の3つです。
②乾燥
③湿気
上記の3つは革ジャンにとって大敵。
ただですね、、、
僕の持論ですが、これからの時期は最低限“カビ対策”さえできていれば大丈夫だと思っています!……基本はね。
(以前実験で1か月間外干しした革ジャン)
紫外線って言っても、外干ししなければ問題ありませんし。
これからの時期(6月〜10月ごろ)にかけて、普通にクローゼットに保管していれば、革がひび割れるほど乾燥してしまうってこともそうそう考えにくいでしょう。
つまりこれからの時期のメンテナンスとしては、“湿気(カビ対策)”さえできていれば、問題ないということです。

ただしヴィンテージだったり、長年愛用しているレザージャケット。あとバイク乗り用に着用しているレザージャケットなんかはその限りではないのでご注意ください。
ざっくり言えば、購入5年以内のタウンユース革ジャンであれば、基本“カビ対策”意識していれば問題ないと解釈してもらっても大丈夫だと思います。
革ジャンのカビ対策について

革ジャンにカビを生やさないための“湿気対策”を3つご紹介します。
ブラッシング

まず1つ目は“ブラッシング”。
革ジャンをブラッシングをすることで、ホコリや汚れを落とします。
ホコリを除去することで間接的にカビ予防、ひいては乾燥対策にも繋がります。
縫い目の隙間など細かな部分まで、革ジャン全体に丁寧にブラシをかけてください。 またブラッシングは革へのマッサージ効果もあるので、着用後毎回ブラッシングを行うのも良いようです。
乾燥剤を使用する

2つ目は“乾燥剤”です。
直接的なケア用品というわけではないのですが、これからの時期革ジャンを保管しておく際に乾燥剤というのはおすすめのアイテムです。

何度かご紹介しているのですが、僕が使っているのは、出雲カーボン(株)の炭八というもの。
“炭”なので調湿効果に加え消臭効果もあるようです。
ただどうしても効果が目には見えないので、これが絶対おすすめ!…とは強くおすすめできません(笑)
ただクローゼットに、何かしらの乾燥剤は入れておいた方が良いかと思います。
定期的に袖を通す

湿気対策3つ目は、“定期的に革ジャンに袖を通す”ということ。
やっぱり定期的に着用することが、最高のメンテナンスだと言えます。
また定期的に革ジャンのコンディションも確認できるので、もし異変があったとしても早く気がつくことができます。
そういう意味でも、定期的に着用してあげるこは非常に重要です。

もっと言えば、たまには(月に1回ほど)クローゼットから出してあげて、着ていない期間でもブラッシングをしてあげたり、部屋の風通しのいい場所で陰干しをしてあげてください。
まとめ

ということで今週は、『革ジャンにとって本当に必要なメンテナンス』についてお話ししました。
個人的の見解としては、あまり神経質にならないこと。
そして唯一気にしなければいけないのが、湿気対策(カビ対策)である…という結論になります。
逆にこれさえ気にしておけば、あとはなんでも良いと考えている派です。

確かに革のコンディションを常に良好に保っておきたいのであれば、色々ケアをするべきではあります。
ただ多少コンディションが悪くなろうと、それもまた“あじ”。
所有者のライフスタイルや性格が反映された“経年変化の一部”と、捉えても良いんじゃないかと考えています。
気にし過ぎて革ジャンを所有すること自体、億劫になってしまうのは勿体ないですからね。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
それでは今週はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
毎週日曜日 19時更新
革ジャン専門のブログコンテンツ
オトコフクDX
↓オトコフクDXが本気で作った革ジャン販売中↓
販売累計数100着突破!
↓革ジャンに関するご相談はこちらからどうぞ↓
↓革ジャン愛好家たちの画像を集めたライブラリー↓









> 最高のエントリーモデル「Liugoo+」の詳細ページ
> 「ライダースマッチングサポート」の詳細ページへ
> Newコンテンツ「革ジャンライブラリー」はこちら

コメント