こんにちは、KENです。
さて!
今回は『昨今の革ジャン事情』をテーマに、近年の革ジャンについてのトピックをいくつかまとめていきたいと思います!
「最近ルイスレザーが流行っている件」や「革ジャンの値上がり事情」などなど…
革ジャンに関する小ネタ、ちょっとした革ジャン裏事情なんかをお話ししていきたいと思います。
革ジャンに興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
ルイスレザーが急激に流行っている件
ここ1,2年でルイスレザーの革ジャンを購入したという人が増えたと思いませんか?
厳密に言いうと、リアルではまだまだ見かけないのですが、SNSやYoutubeなどで「ルイスレザーを買いました」という人が急激に増えた印象を受けます。
…と言っておきながら、僕もルイスレザーを購入のしたのはここ1,2年なので、その1人なんですけどね(笑)
おそらく、このムーブメントのきっかけになったのは、“芸人さんのYouTube”ではないでしょうか。
もともと芸人さん界隈では、小峠さんがルイスレザー愛好家としても知られていました。
しかしここ最近では、くっきー!さんをはじめ、江頭2:50さん、東野さん、カンニング竹山さんなどなど…。
ルイスレザーを購入した芸人の方がすごく増えましたよね。
その影響もあってか、(あまり革ジャン着なさそうな)ファッションYouTuberさんたちの「ルイスレザー買いました」的な動画をチラホラ目にするようになりました。
そしてもう一つは、昨今の情勢も関係しているのかなと思っています。
コロナの影響もあって、“長く使える良いもの”を求める人が多くなった印象を受けます。
そういう意味では、流行り廃りの影響が少なく、長く愛用できるレザージャケットが注目されるのは必然とも言えますよね。
トレンドのレザージャケットの形
流行繋がりでもう一つ、“トレンドのレザージャケットの形”について少し触れたいと思います。
革ジャンの代名詞とも言える、“ライダースジャケット”。
これは言うまでもなく、流行り廃りのない定番アウターという認識で間違いないと思います。
それ以外のレザージャケットで、最近ジワジワと増えてきているなと感じる形が2つあります。
まず1つ目は“スポーツタイプ”のレザージャケット。
近年、ドリズラージャケットなどのスイングトップアイテムに流行の兆しがあります。
それに伴い、革ジャン界隈でもスポーツタイプのレザージャケット(特にシングル)を目にする機会が増えました。
そしてもう一つが“シャツジャケットタイプ”のレザージャケット。
アウター(羽織り)としてはもちろん、インナーとしても活用しやすいことから、長い期間着用できるというメリットがあります。
前述した通り、「良いものを長く着る」という風潮が根付いてきている今、まさに汎用性の高いシャツジャケットタイプの革ジャンは理にかなっているアイテムだと思います。
ただ僕はこの手のアイテムになかなか手が出ないんですよね。
ついついライダースジャケットばかりを買ってしまう……
アパレルブランドからいい革ジャンが無くなった件
続いては、アパレルブランドから“魅力的な革ジャンが無くなった”件について。
“無くなった”というと語弊がありますね…
中価格帯で買えるちょうどいい革ジャンが減ってきているという印象です。
数年前まではアパレルブランドから様々なレザージャケットが販売されており、10万円も出せば自分の理想に近いレザージャケットが見つかりました。
しかし昨今ではどうでしょう。
低価格でそこそこの品質のレザージャケットは手に入るようになった反面、どこのショップも似たり寄ったりな品質のものばかり。
「お!この革おもしろいな!」と思えるようなレザージャケットに出会うことが少なくなりました。
もちろん中価格帯のレザージャケットでも質の高いものはまだまだあるのですが、ブランドがほとんど限られてきます。
おそらく、“安価な革ジャンを買う人”と“高額な革ジャンを買う人”で二極化しており、中価格帯(5〜10万円)のレザージャケットの需要が減ってきているからだと思います。
個人的にはもう少し中価格帯の革ジャンも選択肢があってもいいのにな、と思ってしまいます。
このブログの読者さまでも、5〜10万円の革ジャンを探しているという方が結構多いんですけどね。
もしこの記事を見てくださっているアパレルの企画をされている方がいましたら…いかがでしょうか?(笑)
革ジャンの値上がり事情
最後は、昨今の“革ジャン値上がり事情”についてお話ししたいと思います。
(一応仕事柄、革製品業界の人とお話しする機会があるので、それなりに信憑性が高いと思います。)
どうしても気になってしまう革ジャンの値上がり問題。
ルイスレザーでも、一昨年末くらいに一部値上がりしましたよね。
聞くところによると、どうやら原皮の価格はそこまで高騰していないようなんです。
では、なぜ革ジャンの値段が上がってきているのか?
それは工賃の高騰によるものです。
1つのレザージャケットが完成するまでには、複数の業者や職人さんが関わってきます。
原皮を仕入れる業者もいれば、革を鞣す業者、革を縫ってレザージャケットを作る業者がいます。
つまりそれだけ多くの業者(人)が関わっているということは、人件費が少し上がっただけでも全体的な工賃に大きく影響するとうわけです。
また昨今の情勢ですと、石油の価格が高騰していることから輸送費も上がってきているとのこと。
さらにサスティナブル思考の影響もあって、ますます革の価格は高騰しそうな予感ですね。
そう遠く無い将来、革ジャンを気軽に買えない時代が来るのかもしれません。。。
しかしポジティブに捉えれば、ますます革ジャンを長く大切に使ってあげたいという気持ちが高まってくるというものです。
まとめ
ということで今回は『昨今の革ジャン事情』をテーマに、近年の革ジャンに関する小ネタやちょっとした革ジャン裏事情についてまとめてみました。
こういった革ジャンの背景を知ることで、「今愛用している革ジャンをもっと大事にしよう」とか、「次はこういう革ジャンを買おう」とか、革ジャンに対する見え方が少し変わる気がしませんか。
今後も革ジャンに関するニュースや小ネタなども定期的にお届けできればなと思います。
革ジャンに関する情報ドシドシお待ちしております!
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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