こんにちは、KENです。
前回、ルイスレザーを愛用している有名人についてピックアップしたところ、とても反響が大きくたくさんのメッセージをいただきました。
いつもありがとうございます。
やはりルイスレザーを愛用されている方、注目されている方は多いのだなと改めて実感。
そこで!
今週は、今一度『Lewis Leathers (ルイスレザー)のディテール』についてピックアップしたいきたいと思います!
ルイスレザーの現行モデルや革の種類。
そして選べるカラーやその他ディテールなどなど。
僕もルイスレザーは1着しか持っていないので、まだまだ知らないこともたくさんあります。
僕自身の勉強も含めて、皆さまも一緒にチェックしていただければと思います。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
ルイスレザーのモデル
まずは“ルイスレザーズで展開されているモデル”について見ていきたいと思います。
現行で販売されている、主要なレザージャケットをピックアップしました。
ダブルライダースジャケット
■ CYCLONE(サイクロン)/ No.441
■ LIGHTNING(ライトニング)/ No.391
■ LIGHTNING(ライトニング)/ No.402
■ STAR LIGHTNING(スターライトニング)/ No.392
■ BRONX(ブロンクス)/ No.384
■ TWIN TRACK BRONX(ツイン トラック ブロンクス)/ No.440
■ EUROPA JACKET(ヨーロッパ ジャケット)/ No.439
セミダブルライダース
■ SUPER MONZA(スーパーモンザ)/ No.445
シングルライダース
■ DOMINATOR(ドミネーター)/ No.551
■ CORSAIR(コルセア)/ No.60
■ SUPER SPORTSMAN(スーパースポーツマン)/ No.68
■ SUPER PHANTOM(スーパーファントム)/ No.443
■ RACING JACKET(レーシングジャケット)/ No.442
その他のジャケット
■ WESTERN JACKET(ウエスタンジャケット)/ No.988
■ IGGY POP’S JACKET(イギ― ポップス ジャケット)
■ BLACK ARROW(ブラック アロー)/ No.62
こうやってみると結構な数のモデルがありますよね。
どのモデルもめちゃくちゃ格好いいのですが、この中でも認知度が高いモデルとなるとある程度限られてきます。
一般的には人気の高いモデルといえば、サイクロン、ライトニング(391の方)、ドミネーター、ウエスタンジャケットなど。
さらにルイス“通”な人になると、スーパーモンザやブロンクスなどをチョイスされる方もいらっしゃる印象ですね。
敢えて人と被りたくないという方は、上記以外のモデルを選ぶと他人と差をつけることが出来るのでおすすめです。
ルイスレザーの革について
続いてはルイスレザーで使用されている“革の種類”について見ていきたいと思います。
現在、ルイスレザー(ジャパン)でオーダーできる革は以下の4種類です。
フルクロム鞣し・セミアニリン仕上げの牛革。
革の厚みは1.1mm~1.3mm。
詳細2016年に一度生産がストップしましたが、2017年に再開。
ただし現在はブラックのみの展開となります。
フルベジタブルタンニン鞣しのイタリア製牛革。
革の厚みは1.1mm~1.3mm。
茶芯仕様になっており経年変化を存分に楽しめる革です。
2021年に開始した一番新しい革で、展開されている革の中で一番高価な革でもあります。
クロム鞣し・セミアニリン仕上げのイタリア製馬革。
革の厚みは1.1mm~1.3mm。
ルイスレザーの中でも一番選ばれる革だと思います。
ホースハイドはブラック以外にも、10色のカラーを展開しています。
そのためカラーレザーが欲しいという人はこのホースハイドを選ぶ人が多いようです。
タンニン鞣しのフランス製羊革。
革の厚みは1.2mm~1.4mm。
ルイスレザーズジャパンのインラインで展開されている革の中では一番柔軟性があり、かつ経年変化も十分に楽しめる革です。
こちらもブラック以外のカラー展開がありますが、ホースに比べるとバリエーションが少なく、やや燻んだダークトーンのカラーになります。
藤岡勇吉本店製のフルベジタブルタンニン鞣しの鹿革。
こちらはリアルマッコイズ別注のみので使用されている革なので、ルイスレザージャパンでのオーダーはできません。
革のカシミヤとも言われるほどの着心地で、シープスキンをも上回る柔軟性があります。
※人気だったラットランドシープは2022年にオーダー終了となってしまいました。
カラーレザーについて
前述した通り、カラーレザーを選べるのはホースハイドとシープスキンの2種類のみ。
2023年現時点で選べるカラーは以下の通りです。
ホースハイドで選べるカラーは以下の11種類。
ルイスレザーの魅力の1つとも言える、この発色の良いカラーレザー。
豊富なカラーバリエーションで自分好みのカラーをチョイスすることが出来ます。
シープスキンで選べるカラーは以下の5種類。
シープスキンはタンニン鞣しの革ということもあって、あまり発色の良い色は出せません。
そのためややくすみがかったダークトーンになります。
これはこれで渋味があっていいですよね。
2016年ごろまではカウハイドのカラーレザーも選べていたのですが、現在カウハイドはブラックのみ。
そのためフリマサイトなどの二次流通ではカウハイド仕様のカラーレザーが高値で取引されているようです。
個人的には、いつかベジカウのカラーレザーなんかも見てみたいものです。
ルイスレザーのディテール
最後に“ルイスレザーのディテール”について見ていきたいと思います。
ファスナー(ジッパー)
まずはファスナーパーツ。
ご存知、ルイスレザーのフロントファスナーには、イギリスのファスナーブランド“CLIX(クリックス)ジッパー”が使用されています。
これはルイスレザーの象徴的なディテールともいえます。
一方で袖元には“LIGHTNING(ライトニング)ジッパー”が使用されています。
ルイスレザーにもLIGHTNINGというモデルがあるのでややこしですが、ここで出てくるLIGHTNING社はイギリスのファスナーメーカーです。
実は2015年くらいまでは、袖元のジッパーにもクリックスジッパーが使用されていたそうです。
と言っても原稿のライトニングジッパーと酷似しているのですが、クリックス期は「L」のフォントが斜めになっているとのこと。
この袖元のファスナーで年代を見分けることができるようですね。
ちなみに余談ですが、クリックスファスナーはライトニング社に1970年頃に買収されているんですって。
ライナー(裏地)
そして、忘れてはいけないのが“ライナー(裏地)”です。
革ジャンとなると表の素材に気を取られがちですが、裏地の多彩なバリエーションもルイスレザーの魅力の一つ。
確かにファスナーを閉めてしまうと見えないですが、脱いだ時やファスナーを開けて着た際チラッと覗く重要なディテールポイントです。
現行のルイスレザーで選べる裏地は以下の4種類。
■ レッドキルティング
ルイスレザーの定番、レッドキルティング。
中綿が入っており保温性もある生地になります。
■ ブラックナイロン
薄手の生地で汎用性が高い
■ レッドタータン
英国らしいタータンチェック柄
■ ドッグトゥースウール(千鳥柄)
ハリスツイード製の千鳥柄。
やはりスタンダードと言えばレッドキルティングになるのでしょうか。
ブラックのレザーから覗くレッドキルティングのコントラストは、いかにもルイスレザーといった印象を受けます。
ただ個人的には柄のある裏地というのも、非常に粋で良い雰囲気が出せると思います。
レザーパッチ
最後はレザーパッチ。
ルイスレザーのアイコニックとも言えるディテールです。
レザーパッチは2種類。
オーバル(丸い形状)パッチと、スクエア(四角い形状)パッチ。
またシンプルに仕上げたいという人のために、パッチ無しも選択が可能なようです。(現行ではパッチ無しは選べないかもしれません…)
ここはもう好みですね!
個人的にはオーバルパッチはモダンな印象、スクエアパッチはクラシックな印象に映るかと思います。
まとめ
ということで今回は『ルイスレザーズのディテール』をテーマに、現行のモデルや革の種類などをまとめてみました。
革の種類やカラーバリエーション、ファスナーパーツなどなど。
これらのディテール一つ一つがルイスレザー魅力となり、多くのファンを魅了し続けているのではないでしょうか。
これからルイスレザーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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