何かと世間を騒がせる大手ファッションEC企業のZOZO(…の社長)。
しかし個人的にZOZOの肩を並べて気になっているファッション企業がTOKYO BASE。
TOKYO BASEというと、セレクトショップ“STUDIOUS”やプライベートブランドの“UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)”などを手掛けるアパレル企業です。
そんなTOKYO BASEが、世に認知される大きなきっかけとなったアイテムが“UNITED TOKYOのラムレザーシングルライダース”です。
> UNITED TOKYOラムレザーシングルライダースの販売ページこちら
オールレザー仕立てでメイドインジャパン、しかもアンダー3万円。
そのコストパフォーマンスの高さが評価され、雑誌やSNSで多く取り上げられ業界でも話題になっていました。
今では定番アイテムとして毎年リリースされ、街を歩くと着用している人を1日1人は見かけるほどの超売れっ子アイテムになっています!
しかし!
「本当にこのライダースは価値があるのか!?」
「みんな買ってるから流されてないか!?」
…という疑問もありませんか?
そこで今回は“UNITED TOKYOのラムレザーシングルライダース”にフォーカスを当て、『本当に“UNITED TOKYOのライダースジャケット”は買いなのか?』を徹底検証したいと思います。
実際に僕はUNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)のライダースは3着買っており、このラムレザーシングルライダースもサイズ違いで2着買いました(笑)
はじめに購入したのは発売された2015年のA/W。
この時が初めて“ラムレザーシングルライダース”が発売されたコレクションだったと思います。
その後サイズが合わなくなったので、2017年のA/Wで再度購入。
今回はその2017年に発売された“ラムレザーシングルライダース”で検証していきたいと思います。(デザインは現行のものと同じです)
※2020年より変更あり
UNITED TOKYOのライダースのデザインは…
こちらが1年ちょっと着用した、UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)の“ラムレザーシングルライダース”。
フロンド、バック共に余計な装飾も無く、とてもシンプルでなデザインのシングルライダースジャケットです。
襟はスタンドカラータイプですが、低めに設計されておりノーカラーに近いデザインです。
なのでワイルドな印象になり過ぎず、すっきりと着こなすことができます。
ジップのトップはオリジナルのものを使用しています。
小ぶりで主張も少なく、シンプルなデザインになっています。
全体的に限りなくミニマルなデザインなので、とても合わせやすい一着ですね。
UNITED TOKYOのライダースのマテリアル
続いては、UNITED TOKYOのライダースの素材についてです。
裏地はキュプラ100%仕様。
細身なシルエットなので、袖通しが良いキュプラ素材はいいですね。
若干のシワは出てきます。
さて!気になるのは革のクオリティ…
使用している革はサウジアラビア原産の羊革とのこと。
そして、鞣しはおそらくコンビ鞣しで仕上げ。
ラムレザー特有のしなやかさと柔らかさがあり、ストレスなく着れるレザーですね。
革の厚みですが、生産時期によって個体差がありムラが多いような気がします。
現物は中肉厚よりも少し薄い感じですが、店頭で見かけたものの中には厚みのあるものもありました。
ライダースの着用イメージ・サイズ感
UNITED TOKYOのライダースジャケットの、サイズ感・シルエットはこんな感じです。
170cm/60kgでサイズ2を着用。
見ての通り、全体的にすっきりとした細身のシルエットになっています。
サイズ1だと少し窮屈な印象になるので、個人的にはこのサイズがベストでした。
アームホールも細すぎず太すぎず、キレイめに着こなすにはちょうど良い感じかと。
低めの襟でネックラインもすっきりと映ります。
まとめ
個人的な総合評価はこんな感じです!
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
着心地 | ★★★★☆ |
素材の質 | ★★☆☆☆ |
経年変化 | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★☆☆(3.0) |
個人の総合評価としてはあまり高くありません。
というのも、やはり革の質が僕好みではなかったという点が大きいですね。
では「買わない方がいいのか?」というと、そういうわけではありません!
僕の見解としてはズバリ「2着目以降に買うべきライダース」です!
どういうことかと言うと、見ての通り“経年変化・育てる”といったレザーの醍醐味を楽しめるものではなく、決してレザー好きをうならせるライダースではありません。
やっぱり初めてライダースの買うのなら、経年変化を楽しめる一生モノを求めてほしいところです!
しかり!
やはりコスパは良く、アパレル製品として完成度の高いのも事実。
あと僕が2度も購入した理由は使い勝手の良さです。
シンプルなデザインなので幅広いコーディネートで活躍します。
スラックスなどと合わせれば、オフィスカジュアルでも使えるほどシンプルなライダースです。
また、このライダースはインナーとしても十分活用できます。
これは肉厚のあるゴワついたライダースではなかなか難しいので、嬉しいポイントです。
なので、レザーの経年変化を楽しむメインのライダースではなく、コーディネートの幅を広げる“2着目以降のライダース”として使い分けるのが最適だと思います。
結果…
『UNITED TOKYOのライダースは買いだった!』と僕は思います。
ラムレザーシングルライダースと並ぶUNITED TOKYOの人気モデル、『カウダブルライダース』もレビューしているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください↓
> UNITED TOKYOのカウダブルライダースをレビュー
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