こんにちは、KENです。
前回の記事でも特集したように、最近はめっきりコラボモデルにハマってしまっています。
今シーズンも様々なコラボライダースが販売されるようで物欲を抑えきれるかどうか…
ほんと“限定”という言葉に弱いオトコです(笑)
そんなわけで、今回は過去に販売されたコラボモデル!
『ショット×アタッチメント×ステュディオス』のトリプルコラボライダースジャケットをレビューしたいと思います。
2017年に発売された話題となった『ATTACHMENT×Schott×STUDIOUS(アタッチメント×ショット×ステュディオス)』のトリプルコラボ!
その異色のコラボから生まれた、洗練されたライダースジャケットの評判とは?
今回はこのトリプルコラボライダースを徹底分析し、オトコフク目線でレビューしていきます!
ATTACHMENT×Schott×STUDIOUS
ドメスティックブランドの代表格ともいえる“ATTACHMENT(アタッチメント)”と、言わずもがなライダースの名門“Schott(ショット)”とのWネームライダースを、人気セレクトショップ“STUDIOUS(ステュディオス)”で限定販売するという超希少なトリプルコラボ企画!
ぶっちゃげトリプルコラボといっても、実質ステュディオスはデザイン的なところでは関わってきませんが…それでもかなり異色なコラボです!
2017年AWに1度目が販売され、2018年にも再販売されていました。
販売前からかなり気になっており、たしか2017年の発売当日に見に行った記憶があります!
しかし試着した結果、サイズ感があまりピンとこず見送りました。
…が、
最近になってまた熱が再発し、フリマサイトでいい状態のものを見つけ購入してしまったというわけです。
ラムレザー セミダブルライダース
そんなトリプルコラボから生まれたライダース、“ラムレザー セミダブルライダース”がこちら!
ATTACHMENT×Schott×STUDIOUS
ラムレザー セミダブルライダースジャケット
¥97,900
Schottらしい無骨な雰囲気と、アタッチメントらしい都会的な雰囲気を兼ね備えた、“ありそうでなかった”斬新なライダースです。
Schottのオリジナルモデル[DOUBLE BREST RIDERS / ダブルブレスト ライダース]をベースに、ディテールにアレンジを加えたデザインになっています。
過去にレビューした“フリークスストア×ショット”の別注ライダースもこのモデルをベースにしています。
『フリークスストア×ショット”の別注ライダース』の記事はこちら
ライダースのディテール
ラムレザー セミダブルライダースのディテールを紹介していきます!
シングルとダブルの良いところどりでもある“セミダブル”タイプのライダースです。
セミダブルなのでファスナーの締め方で着こなしの雰囲気を変えることができます。
ライナーはもシックにブラック地に、さり気なく“Schott”のロゴマークを散りばめたデザインになっています。
ポリエステル100%仕様になっているので、袖通りは良好です。
襟元には“Schott”のタグ、胸元には“ATTACHMENT”のタグが付いています。
ちょっと“ATTACHMENT”のタグがチープな感じなのでもったいない気がします。
ファスナーはYKK社製の大ぶりなファスナートップを採用しており、引手部分にはレザーパーツを使用しています。
Schottらしい無骨な雰囲気を際立たせています。
革の質 / 経年変化
気になる革の質!
使用されているのは“ラムレザー(羊革)”。
一般的に使用されているラムレザーの印象とは異なり、牛革のように重厚感があり肉厚でモチっとしています。
ただ小キズなどが付きやすのが気になります。
またウォッシュ加工が施されているようで、はじめから着込んだようなユーズド感のある風合いも特徴的です。
バックラッシュでお馴染み、製品染めレザーのような表情をしています。
このウネっとした感じは、好みが分かれるポイントかもしれません。
通常のラムレザーよりも経年変化がダイレクトに感じられるので、充分にエイジングを楽しめるライダースになっています。
ライダースの着用イメージ・サイズ感
トリプルコラボライダースの着用したサイズ感を紹介します。
170cm/62kgの僕が3(L)サイズを着用しています。
(インナーはTシャツ一枚で合わせています)
[アイテムスペック]
肩幅:42cm 身幅:50cm 着丈:61cm 袖丈:62cm
普段はS~Mサイズを着ているのですが、こちらのライダースはLサイズでちょうどいい感じです。
しかしこのサイズスペックなんですが、おそらく17年モデルと18年モデルで微妙にサイズ感が違った気がします。
僕が所有しているのはおそらく18年モデルです。
オリジナルのモデルに比べ、腕回りもすっきりしています。
Mサイズだとアームがさらに細くなり、少し窮屈な感じでした。
ファスナーを閉めて着用するとシングルライダースのような印象になり、また雰囲気も変わります。
良い意味でSchottらしくない、程よくスリムなシルエットになっています。
セミダブルは首元がすっきりしているので、個人的にはパーカとの合わせが好きです。
サイズ感もタイト過ぎないので、中に着込めて長いシーズンに渡って活躍してくれそうな一着です。
オリジナルモデルとの比較
ちなみに…
Schottのオリジナルモデル[ダブルブレスト ライダース]との違いもまとめてみました。
Schott
DOUBLE BREST RIDERS / ダブルブレスト ライダース
¥75,900
まず大きく違うのは価格。
この一番の理由としてはおそらく“革”の違いだと思います。
オリジナルモデルではシープレザーを使用しており、コラボモデルではラムレザーを使用しています。
同じ羊革ですが、シープよりもラムレザーの方がやや高価になります。
また背中面のパターンも少し異なり、コラボモデルの方が大きい面の革を使用しています。
その他デザインは一見同じに見えますが、ポケットの数やダブルファスナー仕様だったりと微妙にディテールも異なっています。
そしてなによりの違いはサイズ感・シルエット。
オリジナルモデルは、全体的にゆったりとしたボックスシルエットになっています。
特にアームホールはかなりゆったりとした作りになっています。
これはこれでアメジャンらしく、男臭いカッコいい雰囲気。
ここは好みの問題になってくるので、一概に「どちらのモデルが良い!」というのはありません。
まとめ
ということで、今回は2017年に販売されたトリプルコラボモデル『ショット×アタッチメント×ステュディオス』のラムレザー セミダブルライダースをレビューしてみました!
個人的な総合評価はこんな感じです!
デザイン | ★★★☆☆ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
着心地 | ★★★★☆ |
素材の質 | ★★★★☆ |
経年変化 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★☆☆(3.5) |
結果…
「ありそうでなかった、欲張りなライダース」です!
トリプルコラボというだけのことはあって、様々な要素がミックスされた一着。
…それは、いい意味でも悪い意味でも(笑)
ショットの“ハードさ・男臭さ”
アタッチメントの“スタイリッシュさ・都会感”
ステュディオスの“トレンド性”
このライダースジャケットには、そんな要素がギュっと詰まっています。
ただそれが逆に中途半端と感じる人もいるかもしれません。
確かに、ショット好きの人がアタッチメントにいく印象はないですし、アタッチメントやステュディオスが好きな人はショットを買う感じもしません。
でも僕みたいな中途半端な人間には、それが結構ハマったりもします(笑)
個人的には、
アメジャンのハードな雰囲気とディテールは残しつつ、ドメブラらしいモードなテイストに落とし込めていて、斬新で良いライダースジャケットなと思います。
そしてなにより“限定モデル”という付加価値にやられているのも事実(笑)
今後もガンガン愛用していこうかなと思います。
今回ご紹介したライダースは生産終了してしまっていますが、オークションやフリマアプリならちょこちょこ出品されているので、気になっている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
最後までご観覧いただき、ありがとうございます。
他にもたくさんのライダースをレビューしていますので、是非チェックしてみてください!
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