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ライダースに使われているレザー、“ 〇〇革が最強”説

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ライダースに使われているレザーの種類ライダース

こんにちは、KENです。

突然ですが、革製品に使用されている皮革の種類は何種類かご存知ですが?

牛革、馬革、羊革、山羊革、豚革、鹿革、ヘビ革、ワニ革、ダチョウ、などなど…
マイナーな皮革などを入れると20種類以上と言われています。

革ジャンとサスティナブルについて

そんな中、レザージャケットに使われている皮革の種類はざっくり6種類
さらに雄雌、年齢など細かく分類すると15種類はあります。

それだけ多いと、どの革のライダースを買えばいいのか迷ってしまいます。

「革の質がいいのは?」
「経年変化 (エイジング)を楽しめる革は?」
「強くて丈夫なのは?」

そんな疑問を解決すべく、今回は「レザージャケットは何の革が一番良いのか?」を勝手に決めてみたいと思います!

ライダースに使われているレザーの種類

はたして革ジャンに一番適している革とは…?
革ジャンについて興味があるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

 

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ライダースの革の種類

革ジャンの革の種類

今回はレザージャケットに使用されることの多い、下の6種類の革を比較していきたいと思います。

・ステアハイド(生後2年以上の雄牛)

・カーフ(生後半年以内の仔牛革)

・ホースハイド(馬革)

・シープスキン(羊革)

・ゴートスキン(山羊革)

・ディアスキン(鹿革)

牛革はステアハイドとカーフの2つに分け、5種類の動物皮で比較していきます。

 

そして評価基準は以下の7つです↓

・希少性(革の価値)

・耐久性(強度、耐傷性)

・防水性(雨や汗、湿気への耐性)

・メンテナンス(お手入れの手軽さ)

・経年変化(エイジングの美しさ)

・着心地(柔らかさ、軽さ)

・価格帯(お求め安さ)

[補足事項]
・比較するレザーは、鞣し方や加工、革の厚みなどは考慮して評価します。
・それぞれのレザーは基本的にどれも同じ条件と仮定します。
タンニン鞣しのもので、程よいオイルを含んだオイルドレザー洗い加工や製品染めなどはしていないものとします。

それでは早速1種類ずつメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

 

ステアハイド

カウハイド
ステアハイドとは、“生後3~6カ月の間に去勢した、2年以上経過して大人になった雄牛の皮”のことを指します。

牛革の中ではもっともポピュラーな素材で、一般の方がイメージする「革らしい革」といったレザーです。
ややキメは粗いですが、厚みがあり丈夫で耐久性も優れています。
使うほどに風合いが増し、タフさを兼ね備えているので長く愛用できる素材です。

希少性★☆☆☆☆
耐久性★★★★★
防水性★☆☆☆☆
メンテナンス★★★★☆
経年変化★★★★☆
着心地★★☆☆☆
価格帯★★★☆☆

ステアハイドを使用したオススメのライダース

Schott(ショット)
613US ワンスター ライダース レザージャケット

Schott 613US ワンスター ライダース レザージャケット

 

666(ロクロクロク)
LJM-1TFL タイトフィット U.K.

666 LJM-1TFL タイトフィット U.K.

 

blackmeans(ブラックミーンズ)
アメジャン 945-71TJ01-5

blackmeans 945-71TJ01-5

 

カーフスキン

カーフレザー
カーフスキン(カーフレザー)とは、“生後半年以内の仔牛の皮”のことを指します。

牛革の中ではもっとも高級な素材とされており、薄くて柔らかくキメ細かい銀面が特徴の皮です。
しなやかさ・経年変化の良さを兼ね備えていますが、耐久性に欠けてしまうデリケートな素材です。
希少性があり高価なので、カーフレザーで仕立てられたレザージャケットは高級感が漂います。

希少性★★★★★
耐久性★★☆☆☆
防水性★☆☆☆☆
メンテナンス★★★☆☆
経年変化★★★★★
着心地★★★★☆
価格帯★☆☆☆☆

カーフスキンを使用したオススメのライダース

ISAMU KATAYAMA BACKLASH(イサムカタヤマ バックラッシュ)
バングラデシュカーフ製品染め ダブルライダース

バックラッシュ バングラデシュカーフ製品染め ダブルライダース 1645-02

 

STRUM(ストラム)
地生オイルカーフ 新型シングルライダースジャケット STL045-07

ストラム 地生オイルカーフ 新型シングルライダースジャケット STL045-07

 

ホースハイド

ホースレザー
ホースハイド(ホースレザー)はその名のとおり“馬の皮”のことを指します。

余分な脂肪が少ないので、皮が薄く軽くて柔らかい上に強度は高いという特徴があります。
ツヤ感や風合いなど経年変化の美しさは随一で、「ホースレザーのジャケットしか買わない」という人もいるほどです。
僕も一番はじめに購入した10万超えのライダースはホースレザーだったので、なんとも思入れのあるレザーです!

希少性★★★☆☆
耐久性★★★★☆
防水性★☆☆☆☆
メンテナンス★★★☆☆
経年変化★★★★★
着心地★★★★☆
価格帯★★☆☆☆

ホースレザーを使用したオススメのライダース

ADDICT CLOTHES(アディクトクローズ)
AD-03 BRITISH ASYMMETRY JACKET

アディクトクローズ AD-03 BRITISH ASYMMETRY JACKET

 

THE REAL McCOY’S(ザ・リアルマッコイズ)
BUCO J-100 JACKET

THE REAL McCOY'S BUCO J-100 JACKET

 

シープスキン(羊革)

シープレザー
シープスキン(シープレザー)とは“生後1年以上経過した羊の皮”のことを指します。

比較的安価になっており、セレオリのライダースなどにも一番多く使用されているレザーです。
毛穴によるキメが細かく、薄くて柔らかい点が特徴です。
生後1年未満のラムスキンに比べてキメは粗くなりますが、強度は勝ります。
着心地と経年変化を重視する人にはおすすめのレザーです。

希少性★★☆☆☆
耐久性★★☆☆☆
防水性★★☆☆☆
メンテナンス★★★☆☆
経年変化★★★☆☆
着心地★★★★☆
価格帯★★★☆☆

シープレザーを使用したオススメのライダース

Lewis Leathers(ルイスレザー)
391T Lightning(Tight-Fit)-SHEEPSKIN-

Lewis Leathers 391T Lightning(Tight-Fit)-SHEEPSKIN-

 

Schott×FREAK’S STORE
別注セミダブルライダースジャケット

Schott×FREAK'S STORE 別注セミダブルライダースジャケット

 

ゴートスキン(山羊革)

ゴートレザー
ゴートスキン(ゴートレザー)とは“山羊の皮”のことを指します。

繊維の密度が高く、丈夫で軽い実用的なレザーです。
しなやかで柔らかな肌触りながらも、シボ感もあり革らしい風合いを楽しめます。
表面にはツヤがあり、揉むと美しいシワができます。
傷が付きにくく取り扱いがしやすいため、レザージャケットデビューされる方にもオススメの素材です。
しかし経年変化が表れにくいという印象があります。

希少性★☆☆☆☆
耐久性★★★★☆
防水性★☆☆☆☆
メンテナンス★★★☆☆
経年変化★★☆☆☆
着心地★★★☆☆
価格帯★★★★☆

ゴートレザーを使用したオススメのライダース

メゾンマルジェラ Maison Margiela
5ZIP RIDERS(ハの字ライダースジャケット)

メゾンマルジェラ Maison Margielaのゴートレザーを使用したハの字ライダース

 

ディアスキン(鹿革)

ディアスキン
ディアスキンとは、“メス鹿の皮”を指します。

柔らかくしなやかな肌触りが特徴で、レザーのカシミアとも言われています。
牛革よりも軽く、水・摩擦に強く、通気性があり、何年経っても劣化しにくい素材です。
着心地が抜群によく実用的ではありますが、銀面(表面)が剥がれやすいという点と、経年変化が遅いというデメリットもあります。

希少性★★★★☆
耐久性★★★☆☆
防水性★★★☆☆
メンテナンス★★★★☆
経年変化★☆☆☆☆
着心地★★★★★
価格帯★★☆☆☆

ディアレザーを使用したオススメのライダース

THE REAL McCOY’S×Lewis Leathers
(ザ リアルマッコイズ×ルイスレザー)

LIGHTNING(ライトニング)

THE REAL McCOY'S×Lewis Leathers Cyclone(サイクロン)

 

RUDE GALLERY Black Rebel(ルードギャラリー ブラックレベル)
ARROW(アロー)

RUDE GALLERY Black Rebel(ルードギャラリー ブラックレベル)ARROW

 

ライダースで最強なのは〇〇革!

レザージャケットに使用されることの多い6種類の革の中から、今回見事に“最強のレザー”に選ばれたのは…

『ホースレザー』『ディアスキン』です!

採点結果はで以下の通りです。(35点満点)

ステアハイド:20/35

カーフスキン:21/35

ホースハイド:22/35

シープスキン:19/35

ゴートスキン:18/35

ディアスキン:22/35

今回ポイントとなったのは、“経年変化の良さ”“実用性の高さ”です。

個人的な会見としては、“経年変化 (エイジング)”においてはホースレザーカーフレザーがかなり強く、中でも耐久性を兼ね備えたホースレザーに分があったかなと思います!

そして“着やすさ・実用性”の面ではディアスキンのポイントがかなり高かったかなと思います。

そんなわけで今回オトコフクでは「ライダースに使われるレザー、“ホースレザー&ディアスキン最強説”が誕生しました!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、オトコフクの独断と偏見で「レザージャケットは何の革が一番良いのか?」を勝手に決めてみました!

ライダースジャケットは何の革が一番良いのか?

結果として
経年変化最強馬革
実用性最強鹿革
となりました!

…と言っても、もちろん「この革が良い!」とは一概に言い切れませんし、個人の好みだってあります。
どの革にもそれぞれの良さや個性があります。

また今回は無視しましたが、なによりも革というのは鞣しや加工などの製造工程でその質が大きく左右するものです。

ですので、今回の検証は「敢えて決めるのであれば…」くらいの感覚で思っていただければ幸いです(笑)

あくまで僕個人の独断と偏見で選びましたのでご了承くださいませ。

 


 

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コメント

  1. 蓑虫 より:

    いつも拝見してます。エアロレザーのレビューもいつかお待ちしてます!

    • KENGOKEN より:

      蓑虫様
      コメントありがとうございます。
      リクエストいただけて光栄です!
      僕自身今はエアロレザーについての知識が乏しいので、エアロレザーについて勉強した上で近い内、記事にしたいと思います!
      今後ともオトコフクDXをよろしくお願いいたします。

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