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昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

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昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった革ジャン レビュー

こんにちは、KENGOです。

今週は僕が最近購入した、ある革ジャンについてお話ししたいと思います。
その革ジャンというのがこちら。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

“ビューティフルピープルの定番ライダースジャケット”です。

というわけで今回は『beautiful people (ビューティフルピープル)のライダース』についてお話していきます。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

実はこの革ジャン、過去に何着か所有していたモデル。
なぜ今更ビューティフルピープルのライダースなのか?
そしてビューティフルピープルのライダースの魅力とは?

今回はその辺りにも焦点を当ててお話ししたいと思います!
ぜひ最後までチェックしてみてください。

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beautiful peopleとは

beautiful peopleのロゴ

beautiful people (ビューティフル ピープル)は、2006年にデザイナーの熊切秀典氏を中心とした実力派チームが立ち上げた、日本のファッションブランド。
パリコレクションにも参加しており、僕の中では前線で活躍するファッションブランドだという印象です。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

ビューティフルピープルでは、とりわけレザーウェアに特化したブランドというわけではありません。
アパレルからファッション雑貨全般を展開しているレディースメインのブランドなのです。

ちなみに、熊切秀典氏は元々コムデギャルソンのパタンナーを務めていたという経歴も持つ人物だそうです。

 

ビューティフルピープルの定番ライダースジャケット

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

今回購入したのは、ビューティフルピープルを代表するアイコンモデルでもある、レザーライダースジャケット。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった(vintage leather riders jacket)

ブランド立ち上げの割と初期の方から展開しているアイテムと記憶しています。
何度かマイナーチェンジを繰り返しながらも、現在に至るまで人気を誇る定番モデルです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

そして僕が今回購入した個体は、17-18年のモデル。
先日古着屋さんでまたまた見つけ、なんとなく袖を通したところ…
「え!?めっちゃ良いやん!」と。
今の気分にもめちゃくちゃハマり、ついつい衝動買いしてしまったわけです(笑)

beautiful peopleのヴィンテージレザーライダースジャケットの着用イメージ(当時の着用画像)

ビューティフルピープルのライダースジャケットですが、実は過去にサイズ、モデル違いで3着所有していました。
というのも10年くらい前、女性を中心にめちゃくちゃ流行っていたんですよね。
当時は休日街を歩けば、必ず1人くらいは見かけるほどの勢い。
そして例に漏れず、僕も気に入ってかなり愛用していたというわけです。

しかし、サイズ問題や好みの変化もあり、そこから2年も経たないうちに全て手放してしまいました。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

そんな一度は全て手放してしまったビューティフルピープルのライダース。
今頃になってなぜ買い戻したのか?
ビューティフルピープルのライダースの魅力も含めて、解説していきたいと思います。

 

ビューティフルピープルのライダースの魅力

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

ビューティフルピープルのライダースの魅力を一言でいうと「絶妙なバランス」
これに尽きると僕は思います。

どこがどう「絶妙なバランス」なのか?
デザイン・マテリアル・シルエット。この3つの観点からお話ししていきます。

デザイン

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

まずは“デザイン”について。
革ジャンが好きな人であればお分かりだと思いますが、こちらはいわゆる“アメジャン”ベースのダブルライダースジャケットです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

襟のボタン仕様やポケットの配置。ウエストベルトやアクションプリーツなど、スタンダードなアメジャンのディテールを採用しています。

「アメジャン」って聞くと、ちょっとハードな印象で、もっとゴツゴツしているイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

ルイスレザーvsアディクトクローズ(従来のアメジャンのイメージ)

ところがこのビューティフルピープルのライダースジャケットには、良くも悪くもアメジャン特有のハードさをあまり感じません。
(※どちらが良いとか悪いとかの話ではありません)

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

その要因というのは、この絶妙な襟の形やポケットの配置。そして全体的に丸みを帯びたディテールにあると僕は思っています。

特に襟の形状がなんとも絶妙で、アメジャンライダースなんだけど、かなりマイルドに仕上がっている一着です。

タウンユースとしての抜け感。
でもどこかモードな雰囲気もあって、ファッショナブルな印象。
こりゃレディースに支持されるわけだ…と、素人目線でも納得の逸品です。

マテリアル

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

続いては“革(マテリアル)”について。
「レディースメインのファッションブランドが作っている革ジャンの革なんて…」
そう侮っている方も多のではないでしょうか。
実はビューティフルピープルのライダースの革、意外と(…ってら言ったら失礼なんですが)結構良いんですよ。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

使用しているのは、ベジタブルタンニン鞣しのシープスキン(羊革)
(※フルベジタブルタンニン鞣しかどうかは不明)
割と厚みもあって、力強さを感じられる革なんですよ。多分厚みは1.2mm前後くらい。
染色はおそらく顔料仕上げです。

いわゆるファッションブランドで使われている心許ないシープとは、全くもって違います。
オイルもしっかり入っていて、かなり着やすい革に仕上がっています。
風合いも良いですよ。

革ジャン特有の力強さもちゃんと担保しつつ、柔軟性があってどこが品がいい表情。
これもまた絶妙な風合いに仕上がっているんですよ。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

個人的にファッションブランドから展開されるシープの中では、間違いなくトップクラスだと思っています。

シルエット

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

そして最後は“シルエット”
やっぱりシルエットもめちゃくちゃ絶妙な仕上がりなんです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

素人なので具体的に言語化はできないですが…、やっぱりパターンの良さが生きてるんだと思います。
シルエットラインがきれいとかではなくて、もっと違うベクトル。
生地の逃し方とか…メリハリのつけ方とか…たぶん。
きっと緻密に計算されたパターンメイキングなんだろうなと、感じるフィッティングです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

今回僕が購入したのは、サイズは190の Lサイズ相当。
本来僕にとってはややゆったり目なサイズ感ですが、不思議とそこまでゆったりした感じはしないんですよ。ちょいリラックスシルエットくらい。
落ち感のある革なので、それがまたシルエットにも現れてるんでしょうね。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

8年前のモデルなのに全然古くない。むしろ今っぽさすら感じるシルエット。
ほんとバランスが良くて絶妙なシルエットだと感じます。

 

ビューティフルピープルのここが気になる

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

一方で「ここがちょっと気になるかな…」というポイントも、勿論いくつかあります。

革ジャンとしての説得力

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

前述した通り、プロダクトとしてのクオリティはめちゃくちゃ高いものだと思います。
しかし、本格思考の革ジャンたちと横並びで見た時にどうなのか?っていう点は気になります。

ビューティフルピープルのライダースは、あくまでもレディース(メイン)のファッションブランドから展開されている革ジャン。決して職人気質の革ジャンではありません。
…なので「オーセンティックな革ジャンや無骨な革ジャンを好む」という人にとっては、どうしても物足りなさを感じてしまうでしょう。

生産国

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

もう1つ気になるポイントは、生産国が中国製という点。
誤解しないでいただきたいのは、中国製が悪いと言っているわけではありません。

ただ革ジャンというカテゴリー的に、一定数気にされる方もいるじゃないかなという意味で挙げたポイントです。

実際8年くらい前に購入した時、正直僕はちょっと気になりました。
当時11万くらいだったんですが、同価格帯で日本製の革ジャンもまだまだ多く残っていた時代。
なのでちょっと「あー…日本製じゃないんだ…」って、ちょっとがっかりした記憶はあります。
ただ今となっては当時ほど気にならなくなりましたけどね。
国内ブランドであれば、メイドインジャパンの方が嬉しいなぁーってくらいです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

…と、まぁ気になるポイントはそれくらいですね。
もちろん「どのような革ジャンを求めているのか?」によって、良し悪しの映り方は変わってきます。

ただこのビューティフルピープルのライダースジャケットって、これはこれで1つの最適解なんじゃないかなと感じるほど秀逸な逸品だと僕は思います。

 

なぜ今更ビューティフルピープルのライダースなのか?

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

最後に―。
なぜ8年も年月が経った今、この革ジャンを買い戻したのか?…っていう話なのですが。

2024年の振り返り

変な話、正直ビューティフルピープルのライダースよりも高品質な革ジャンだっていくつか持っています。
そういう観点から見ると、今更買い直す必要がある革ジャンなのか?と思われても不思議ではない一着です。

それでもこのビューティフルピープルのライダースを買い戻した理由。その答えは明確です。
今の自分の気分に合っている革ジャンであるということ。
そして自分のライフスタイルに合っているからです。

変わりゆく“革ジャンへの価値観”

いま気分的に、微リラックスシルエットの革ジャンがちょうどいいんですよね。なんか程よく“抜け”も演出できて、肩の力を抜いて着用できるライダース。

インナーを工夫すれば、着用できるシーズンも長くなりますからね。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

あとこの革ジャン、結構どんなスタイリングにも合うんですよね。
カジュアルなスタイリングはもちろん、割とモードなスタイリグにもハマってくれるのがこいつの良いところ。

あと大きな理由がもう1つ。
実は子どもと妻にも、同じビューティフルピープルのライダースを買っているんです。

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった
なので、家族全員お揃いで着用できるという、独りよがりの楽しみもあるんです。
ま…、妻は一切着てませんけどね。タグついたまんまクローゼットで眠っていますよ(笑)

そういった理由から、今回このビューティフルピープルのライダースジャケットを買い直したというわけです。

一応現行品でもあるので、よかったら参考にして見てください。

 

まとめ

昔手放した革ジャンを、今改めて買ったら最高だった

ということで今週は、数年ぶりに買い直した『beautiful people (ビューティフルピープル)のライダース』についてレビューしてみました。

今回衝動的に買ってしまった革ジャンですが、僕の中ではかなり満足度の高い一着となりました。

たまには深く考えすぎずに、感情や思い入れの赴くまま革ジャンを購入してみるっていうのも良いのかもしれません。

皆さんもぜひ、昔愛用していた革ジャンを買い戻すっていう経験をして見てはいかがでしょうか。
意外とそこには自分が革ジャンに求める“本質的な理由”っていうのが隠れているかもしれませんよ。

それでは今週はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!



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コメント

  1. てつお より:

    奥様がタグついたまんま全く着てない笑
    うちもそうです笑

    • KENGOKENGO より:

      てつおさん

      コメントありがとうございます。
      なんと…!
      お互い辛いですね……(笑)

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