こんにちは、KENです。
オトコフクDXを開設して数日経ちましたが、ワードプレスは不慣れなもので、なかなかサイトのデザインが進みません…。
コツコツと頑張っていきたいと思います!
さて!
オトコフクDXの実質1回目の記事と言うことなので、今回は男心をくすぐる『レザー』について書きたいと思います!
皆さんは革製品はいくつお使いですか?
ジャケット、シューズ、バッグ、財布、etc…
特に革製品が好きという方でなくても、おそらく毎日1つ以上は身につけているのではないでしょうか?
意外と身近に溢れている革製品。
こだわりたいファッションアイテムとして買うのなら、尚更レザーの知識を持っておいた方がいいですよね!
そこで今回は“レザーについての知識”を、僕なりに噛み砕いて簡潔に書いてみたいと思います!
革の魅力について
僕も革製品を扱っている会社に勤めているということもあり、普段からたくさんレザーアイテムを持ち歩いています。
革の魅力といえば、なんと言っても“エイジング”。
例えばレザージャケットだったらどんどん体に馴染んできたり、ヌメ革のバッグだったら色味に味が出てきたり。
自分だけのレザーアイテムを育てていくのが、革製品を持つ醍醐味だと言えます!
レザーの良し悪しは鞣しで決まる!?
薬品などを使って、“皮”から“革”へとする工程を“鞣(なめ)し”と呼びます。
この鞣しという作業が、革を作るにあたってとても重要で、仕上がった革の良し悪しを決めるとも言われています!
鞣しには大きく分けて、“タンニン鞣し”と“クロム鞣し”という2通りの方法があります。
また昨今では、2つの鞣し方のいい所どりのような“混合鞣し(ハイブリッド鞣し)”という技法も増えてきています。
ちなみにこの鞣しを行う職人はタンナーと呼ばれています。
以前、仕事で国内のタンナー工場に取材に行く機会があったのですが、作業現場は圧巻でした!
革の種類
一般的な革製品に使用されるレザーの種類をいくつか紹介します。
ちなみに前提として、製品に使われている革は副産物であるということは知っておいてください。
【牛革(カウレザー)】
革製品ではもっともっとも使用されている牛革。
月齢、性別などで細かく分類されています。
- [カーフ]
生後半年以内の子牛皮。
牛皮の中では最高級とされており、薄くてきめ細かい銀面が特徴。 - [キップ]
生後半年から2年以内の牛皮。
カーフよりややきめは粗いが、厚く強度もある。 - [カウ]
生後2年以上で出産経験のある牝牛皮。
ステアやブルよりも柔らかく薄手なので使いやすい牛皮。 - [ステア]
生後3ヶ月~半年以内に去勢しされた、生後2年以上経過した牡牛皮。
厚みが均一で面積も大きいため、もっとも流通量が多い。 - [ブル]
生後3年以上経過した牡牛皮。
繊維が粗いが、厚くて丈夫。
【馬革(ホースレザー)】
毛穴が少なく、きめ細かくなめならかな銀面を持つ。
運動量が多い動物なので、キズも多いがそれも1つの特徴。
お尻の部分はコードバンと呼ばれ、革の宝石とも称される程の最高級の皮革。
【羊革(シープレザー)】
牛革の次に革製品に使用されており、なめされると柔軟な革になるのが特徴。
1歳未満の子羊はシープと呼ばれる。
【山羊革(ゴートレザー)】
皮は薄いが、繊維の密度が高く耐摩耗性に優れている。
パリッとした独特のハリ感も特徴。
子山羊はキッドと呼ばれる。
【豚革(ピッグレザー)】
通気性が良く、薄くて耐摩耗性に優れた素材。
値段は比較的安価で、国内で飼育から製品化されている唯一の国産革素材。
【鹿革(ディアスキン)】
非常に柔軟で肌触りの良さが特徴。
物によっては耐水性があり、水洗いが可能というメリットもある。
おそらく一般的な革製品で使用される、革の種類はこのあたりかと思います。
他にも“エキゾチックレザー”と呼ばれる、ワニやヘビ、ダチョウなど様々な皮革が存在するのですが、それはまたいずれ紹介したいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
少し教科書のような内容になってしまいましたが、今回は“レザーについての知識”を簡潔にまとめてみました!
今回書いた内容は、レザーについての基礎の部分でした。
でも、革製品を買ったり、使っていく上では知っておいて損のない知識だと思います。
もちろん掘り下げていけばまだまだ話が尽きないので、今後も少しずつ記事にしていこうかなと思います!
いやー…レザーというのは、なんとも奥深い世界ですね!
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