こんにちは、KENGOです。
そろそろ日中に革ジャン着用するのが厳しくなってきましたね。。。
夜 無駄にコンビニとか行って、なんとか革ジャンを着用する機会を作っている今日この頃です。
さて!
今週はめちゃくちゃ久しぶりに、ブランドさんからお借りした革ジャンで『革ジャンレビュー』をしていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、“STRUM(ストラム)”です!
今や国内の革ジャン界隈を牽引する代表ブランドの1つでもある“STRUM(ストラム)”。
このブログでも公言しておりますが、僕はデザイナー桑原さんの着こなしや佇まいが大好きなんですね。
今回はそんなストラムさんから、革ジャン3型をお借りしたのでご紹介していきたいと思います。
ここ近年、更に注目が集まるストラム。
気になっている方も多いのではないでしょうか。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
唯一無二のブランド“STRUM”
“STRUM (ストラム)”は、2013 AWよりスタートした、レザーウェアを中心に展開する日本のブランドです。
僕がストラムを初めて知ったのは、8年ほど前だったと記憶しています。
当時、(確か)ローデッドというファッション雑誌で掲載されていた、革ジャンを燃やしているカットが非常に印象的でした。
それが今でも高い人気を誇る“バーニングダイ”シリーズ。
ストラムの代名詞的なシリーズではないでしょうか。
もちろんバーニングダイシリーズ以外にも毎シーズン目新しい革を提案し、我々革ジャン好きを常にワクワクさせてくれるブランドなのです。
ストラムの革ジャンレビュー
今回お借りしたサンプルは、定番のバーニングダイシリーズを含むこちらの3着用。
「本当に同じブランドから展開されているレザージャケットか?」と思ってしまうほど、多種多様な革を使ったラインナップになっています!
今回は使用している革にフォーカスして、1着ずつ見ていきたいと思います。
ピット鞣し シュリンクステアハイド
まず一着目にご紹介するのは、“フルタンニン ピット鞣し シュリンク ステアハイド”シリーズよりこちら。
このなんとも力強いシボがすごく印象的な一着です。
フルタンニン ピット鞣し シュリンク ステアハイド
HI-FLYER ダブルライダースジャケット
なんと日本国内で約3ヶ月もの間ピット槽に浸け込んで仕上げた、フルタンニン鞣しのステアハイド(牛革)です。
ピット鞣しらしいハリとコシの強さ。そしてギュッギュっと革鳴きする音がたまりません。
すごくないですか?このシボ感。
シュリンクさせてシボを最大限まで引き出すことで、エキゾチックレザーのようにラグジュアリーな雰囲気すら感じさせます。
元々3mm厚の革をシュリンクさせているそうで、繊維がギュッと詰まってかなり堅牢な革に仕上がっています。(仕上がりは1.5mm厚まで漉いています)
着用することでどのように変化していくのか。
ワイルドで無骨な雰囲気に?はたまたま気品溢れる風合いに変化生きてくのか?
どちらにせよ、存在感が際立つ一着になることは間違いありません。
白鞣し×黒染め ディアスキン 2トーン
続いて2着目にご紹介するのは、“白鞣し × 黒染め ディアスキン 2トーン”シリーズからこちらの一着。
ブラックとホワイトの切り替えが印象的な、バイカラーのライダースジャケットです。
白鞣し × 黒染め ディアスキン 2トーン
JOEY ダブルライダースジャケット
使用している革は、ディアスキン(鹿革)。
“白鞣し”と呼ばれる、環境負担を極限まで軽減した手法で鞣した革。
クロム鞣しで仕上げた革よりもさらに柔らかく、とろみのある質感。
着用した際もかなり落ち感が出て、身体のラインを綺麗に拾ってくれます。
アメジャンベースのダブルライダースですが、スタイリッシュなシルエットに仕上がっている点もポイント高いですよね。
そして特記すべきポイントは、要所で採用されているホワイトのレザーの切り替え。
ブラックとのコントラストが効いており、なんとも絶妙なアクセントになっています。
革ジャン玄人向けかつ、ファッショナブルな一着ではないでしょうか。
カーフスキン バーニングダイ
最後にご紹介するのは、もちろんこちら。
ストラムのアイコニックモデルとも呼べる、“カーフスキン バーニングダイ(燃焼製品染め)”シリーズ。
カラーは2024AW発表の“クリムゾンレッド”。
フルタンニン鞣し カーフスキン 燃焼製品染め
ELEVEN セミダブルライダースジャケット
素材には0.8mmのカーフスキンを採用しており、上品かつ着心地も抜群。
カーフならではのトラ柄やキメの細やかさっていうのも、革好きにはたまらないポイントです。
繊細ながらも、フルタンニン鞣しならではの“革らしさ”っていうのが兼備されているマテリアル。なかなか他のブランドさんにはないテイストの革だと思います。
余談ですが、タンニンの割合を少し変更したようで、前回お借りしたものよりも若干革の風合いが変わっているような気がします。
そして何よりもこの色味ですよね。類稀な加工方法で、他にはない独特の風合いとムラのある色味が魅力的です。
今回お借りしたレザージャケットの中で、こちらのモデルが僕の適正サイズでしたので、こちらのみ着用イメージを紹介します。
(170cm/56kg サイズ4着用)
やっぱりこのSTRUM特有の上品さ。めっちゃいいですよね。
革の風合いと綺麗なシルエットが相まって、革ジャンなのに気品を感じる一着に。
僕の中ではこれぞSTRUMと感じさせる逸品です。
あと個人的にはこのセミダブルタイプのデザインもめちゃくちゃ好み。
オーセンティックなデザインだけど“何かが違う”
上記の3モデルを見ていただいてわかる通り、STRUMのレザージャケットって独自の存在感を放つラインナップなんですよね。
革ジャンブランドの中でも、どのジャンルにもカテゴライズされない、唯一無二のレザーブランドだと思います。
ここにはきっとデザイナー桑原さんの並ならぬ想いが詰まっているのではないでしょうか。
ドメスティックブランドから革ジャン沼にハマった僕にとって、デザイナーさんの想いや哲学が投影されているブランドには惹かれるんですよね。
ちなみに桑原さんとはLeathersDay 2024の時に少しお話しさせていただいたのですが、すごくフラットで魅力的な方でした。ぜひいつか革ジャンについてもっと深掘りしてお話をお伺いできればと思っております!
まとめ
ということで今週は、STRUM(ストラム)さんからお借りしたレザージャケット3型をご紹介させていただきました!
いやー、今回も非常に見応えのあるプロダクトでしたね。
こうして実際に好きなブランドのアイテムをじっくり見せていただけると、めちゃくちゃテンションが上がります。
僕にとってSTRUMは、今後も目を離せないブランドとなりそうです!
実はこちらのサンプルは昨年末にお貸しいただけたのですが、なかなかタイミングが作れず、ご紹介するのが遅くなってしまいました…、申し訳ございません。
今回も快くご対応してくださった桑原さんはじめ、STRUMスタッフの皆さま。本当にありがとうございました。
それでは今週はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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