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「あなたの革ジャンは適正価格?」革ジャンの“価格”について調べてみた

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革ジャンの価格についておすすめの革ジャン

こんにちは、KENです。

今回のテーマは、革ジャンの“価格”についてです!

「どうしてブランドによって値段に差が出るのか?」
「値段が高い革ジャンって本当に価格相応なのか?」

革ジャンの価格に関する疑問って、たくさん出てくる思います。

革ジャンの選び方

革ジャンを買ったことがある人や、革ジャンが欲しいと思っている人なら、一度は考えたことがあるはずです!

そこで今回は『レザージャケットの価格は、なぜこんなにも違うのか?』をテーマに、革ジャンの価格について色々と調べていきたいと思います!

革ジャンの価格について

革ジャンの価格はどのようにして決まるのか?
安い革ジャンと高い革ジャンの差とは?
などなど…

革ジャンの“価格”の謎に迫っていきたいと思います!

少しでも革ジャンに興味を持っている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

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レザージャケットの価格が高い理由

革ジャンの価格について

まずは「なぜレザージャケットは他の衣類よりも価格が高いのか?」についです。

これはもう言うまでもないですが、レザージャケットはその名通り“革(レザー)”を使用しているからです。

革ジャンの価格について

“革(レザー)”というのは、天然由来の素材の中でも有限な素材であり、高価な素材です。

後ほどもう少し詳しく触れますが、その中でも革の種類や年齢によって、革素材の価格は変わってきます。

革ジャンとサスティナブルについて

また、昨今ではサスティナブルへの取り組みにより、今後さらに革素材は希少性を増し、素材の価格高騰に繋がるのではないかと言われています。

そんな革素材を使用しているからこそ、レザージャケットは高いのです。

ワコマリアのライダースジャケットの経年変化

もちろんただ高いだけではなくレザージャケットならではの魅力もあります。
“革”特有の高級感のある風合いであったり、経年変化であったり。

その魅力に惹かれるレザー好きは後を立つことはなく、常に一定の需要があると考えられます。

 

レザージャケットの価格はどこで決まる?

ジェームスグロースのレザージャケットMANILA

「革ジャンがある程度高いという理由は分かるけど、ブランドによって価格帯の幅が広すぎる」という疑問を持つ方も多いはずです。

確かにレザージャケットというアイテムは、安い物で2万円台でも見つかります。
しかし、高い物だと50万円以上するものだってざらにあります。

一体その価格差は何でしょうか。
僕なりに考える、“レザージャケットの価格”が決まる4つの要因をまとめてみました。

革素材のランク

革ジャンの価格について

まずレザージャケットの価格が決まる一番の理由として、“使用している革の質(ランク)”が挙げられます。

基本的には、原皮の種類年齢性別部位、そして鞣し方染色方法などの製造工程によって、その革素材の価格が決まります。

また、キズの有無やシボの均一性など、原皮の状態によっても素材としての価値(ランク)変わってくるとも言いわれています。

革ジャンとサスティナブルについて

業界的には、キズの無いものが良質とされており高額で取り引きされるため、原価コストをかけれるメーカーさんや、コネのあるメーカーさんなど(必然的にハイブランドになる)に行き渡るというわけです。

※「キズの無い皮=良質」というのは、あくまでメーカーや一部の消費者目線であって、一概には言えません。語弊のないようお願いします。

 

取り都合とパターン

ファインクリークレザーズの魅力

2つ目は“革の取り都合”“パターン”です。
1つ目にも付随する内容にはなりますが、一着のジャケットを作るのに、一枚(半裁)の革の中から
「どの部分を使用するのか」また「どれくらいの面積で裁断するのか」によってもコストは大きく異なってきます。

例えば、一枚の革の中から1/3しか取れない部位だけでジャケットを作ろうと思うと、何枚もの革が必要となってきます。

革ジャンの価格について

また、使用する革の面積によっても大きく変わります。
そのため縫い目が少なく、大きい面積の一枚革を使用しているジャケットは、必然的にコストがかかり販売価格も高くなります。

 

革以外の素材や縫製

革ジャンの価格について

3つ目は、“革以外の素材(パーツ)にかかるコスト”です。

これはウェア類全般に共通しますが、レザージャケットにもファスナーやボタンなどの付属パーツ裏地など別素材が使用されています。

ジェームスグロースのレザージャケットMANILAのディテール

もちろん、その使用されるパーツや生地の素材によってもコストは大きく変わります

例えば“ファスナー”

ファインクリークレザーズのディテール
ファスナーはメーカーによって、コストが結構変わると言います。
YKKriritalon、などなど…
ブランドのテイストによって様々なファスナーメーカーのファスナーを採用しています。

LIUGOO(リューグー)のライダースジャケット

業界のシェア率を見れば圧倒的に多いのがYKK社ですが、KYY社の中でもランクがあったります。

これは余談なのですが、ハイブランドを中心に一時期はririファスナーを使用するブランドが多かったですが、昨今ではYKK社の最高級ラインのエクセラファスナーを使用するブランドが非常に多くなりました。

また、拘っているブランドであれば、ブランドオリジナルのファスナートップ(引き手)を使用しているケースも多く見かられます。

アンダーカバーの08ライダースのファスナー
もちろんその場合はさらにコストがかかるため、より販売価格が上がるとみて間違いないでしょう。

 

ブランドバリュー

一度は手に入れてみたい!雲上ブランドの革ジャン10選

4つ目は“ブランド力”です。
いわゆるブランドバリューというやつですね。

これも革ジャンだけに限りませんが、ハイブランドを中心にデザインコストがかかっているということです。

サンローランのライダース(エディ・スリマン期に発売されたサンローランのライダース)

ここに関してはネガティブなイメージを持つ人も多いかと思います。
しかし、洋服も芸術品やアート作品と同じと考えれば、まだ納得できるところはあるのではないでしょうか。

特にハイブランドになれば、世界的に有名なデザイナーさんが関わるので、デザインコストも上がってしまうのは必然的なことです。

…とは言えライダースジャケットって、ベースとなるデザインはある程度決まっているので、納得できない気持ちも分かります(笑)

 

“何”を重視するかでレザージャケットの価値は変わる

革ジャンの価格について

上記4つのバランスによって、レザージャケットの価格が決まるということになります。

もちろん厳密に言えば、この他にももっと複雑な要因が混ざり合って販売価格が決定していくわけです。
(生産ロット数、仲介業者、広告費などなど…)
しかし概ねは、上記の4つで販売価格のベースが決まると考えて間違いないでしょう。

つまり、このことからも「価格が高い=品質が高い」とは限らないということが分かります。
例えば、品質がそこそこであっても、ブランドバリューが高ければ、それなりの販売価格になるからです。

革ジャンの価格について

どっちが良くて、どっちが悪いというのはありません。

何を重視してレザージャケットを買うのかによって、レザージャケットの価値観は変わってくるはずです。

もし、「コスパを重視したレザージャケットを探している」という方であれば、知名度は低いがレザーウェアに特化したブランドで買うのが一番効率的だと思います。

 

市場価値と付加価値

革ジャンの価格について

最後はレザージャケットの“付加価値”についてです。

ここまで革ジャンの販売価格、つまり“市場価格”について触れてきました。

しかし、今回この記事で伝えたかった内容というのは他にもあります。
それがレザージャケットの“付加価値”というやつです。

革ジャンを使ったコーディネート

例えば、10万円のレザージャケットを購入したとします。
そこから1年間がっつり着用したとしましょう。

するとその時点で、そのレザージャケットにはもう10万円の価値がありません

もしフリマサイトに出品したとすると、市場では中古品として扱われて、半額もしくはそれ以下の金額で取り引きされることがほとんどです。(※プレミア品や限定品などは除く)

これが“市場価値”です。

一方で、レザージャケットというのは、着るほどに身体に馴染み、深みが増し、新品の時よりも格好良くなるという特性があります。

すなわち、1年かけて育てたレザージャケットというのは、所有者にとっては10万円(買った時)以上の価値を感じる一着になります。

これが“付加価値”です。

シングルライダースの魅力

つまりレザージャケットにおいては、買った瞬間から“市場価値”は低下し続け、“付加価値”は上がり続ける、反比例の関係性にあるということです。
これってめちゃくちゃ面白くないですか?

もちろんレザージャケット以外にも、愛用することで“付加価値”が上がっていくアイテムというのはありますが、レザージャケットはその最たるものだと思っています。

“市場価格”という物差しだけでは計り知れないのが革ジャンの魅力だということです。

 

まとめ

ということで今回は『レザージャケットの価格は、なぜこんなにも違うのか?』をテーマに、革ジャンの価格について色々とまとめてみました!

革ジャンの価格について

ドライな言い方をしてしまうと、革ジャンというのは皮革素材で作られたただの衣類です。

しかし、革ジャンには限られた衣類でしか味わえない、特別な“付加価値”を感じることができるアイテムだということです。

ミズノのストロングオイルを革ジャンに使ってみた

腕のシワ。
身体への馴染み。
擦れ傷。
色落ち。
質感の変化。

その経年変化一つ一つが、革ジャンを所有する人に“価格以上の満足感”を与えてくれるのだと思っています。

だから革ジャンはやめられないんです(笑)

こうやって文書を書いていると、自分自身改めて革ジャンの魅力に気付かされたような気がします。

やっぱり革ジャンっていいですねー。

 


 

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