こんにちは、KENです。
今週は、僕が所有している革ジャンの経年変化をご紹介する【エイジングレポート】。
今回エイジングレポートするアイテムは、ジェームスグロースの革ジャンです!
このジェームスグロースの革ジャンは、2022年の4月に購入し半年以上が経過。
特にこの秋はヘビロテで着用していた甲斐もあって、なかなか良い表情へと変化しております。
今回はそんなエイジング盛りのこの一着を、余すことなくレポートしていきたいと思います!
経年変化についてはもちろん、半年経って気がついた点や気になった点、また最近のジェームスグロースについての印象など、忖度抜きでレビューしていきます。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
ジェームスグロースの革ジャンってどうなの?
皆さんジェームスグロースの革ジャンに、どのような印象をお持ちですか?
「キレイめなレザージャケット」
「ファッションに寄せた革ジャン」
「革の質よりも見た目重視」
「ルイスレザーの格下ブランド」などなど…
ややネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
というのも、元々はLEONやOCEANSなどの、エッジの効いたファッション雑誌で打ち出されていたと記憶しています。
確かにジェームスグロースは、良くも悪くもキレイめなレザージャケットを展開しており、無骨な革ジャン好きにとっては「物足りないプロダクト」ではあるかもしれません。
ただここ数年で日本の代理店が変わり、個人的には以前よりも良い方向にリブランディングしているなという印象を受けます。
つい最近発売された、lightning(ライトニング)という雑誌の広告枠に掲載されていたということもあって、更に認知度が高まってきたのではないでしょうか。
実際ここ一年ほどで、僕の周りでもジェームスグロースの革ジャンを気にされている方や、購入された方が増えたなという印象はあります。
僕がジェームスグロースを買った理由
僕が購入したジェームスグロースのレザージャケットは“ニューマニラ”というモデル。
(James Grose ニューマニラ 154,000円)
ジェームスグロースの中でも一番人気の定番モデルになります。
このニューマニラはホース/カウ/シープの3タイプで展開されています。
ちなみに僕が選んだのはホースレザータイプ。
そもそも僕がこの革ジャンを購入した理由は、このホースレザーの風合いに惚れたからです。
現物を見るまでは、ぶっちゃけジェームスグロースの革ジャンを買う予定もありませんでしたし、そこまで気に留めていませんでした。
…が!試着会でこのホースに出会ってから完全にどハマりしてしまいましたね。
詳しくはこちらの記事で熱弁しているのでチェックしてみてください!
ジェームスグロースの経年変化
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは実際に僕が愛用するジェームスグロース/ニューマニラのエイジングレポートをしていきたいと思います。
約6ヶ月着用したニューマニラはこんな感じです。
どうでしょうか。
オフシーズンもちょこちょこ自宅で育てており、特にここ1ヶ月は頻繁に着用していました。
その甲斐あってここ数ヶ月で急成長!
元々マットな質感のホースレザーでしたが、全体的にやや光沢が出てきています。
(画像では少し伝わりにくいですが…)
着用による軽い擦りキズなんかも付いてきていい感じに。
そして何よりうっとり見惚れてしまうのはこの“腕のシワ”。
いい感じにシワが定着してきました。
革自体は1.1mm厚(くらい?)なので、そこまで厚手ではありません。
そのため、どちらかと言うと角張った小刻みなシワが出てきています。
またよく見てみると、購入当初よりもシボ感もくっきりと出ていています。
このシワと相まった感じもいいあじが出てきています。
着用イメージ・着こなし
続いては、着用した感じを見ていただきたいと思います。
(170cm/56kg size38着用)
全体的にクタッと感が増し、身体への馴染みが良くなりました。
ジェームスグロースのホースレザーは十分にオイルを含んでいるため、元々かなり着心地の良い方ですが、エイジングによって更に馴染んできた印象です。
購入当初は若干肩に張りがありましたが、身体に馴染んで少し伸びたせいか、今ではそこまで気にならなくなりました。
逆に身幅は少しゆったり感はありましたが、革がクタッとしたことで落ち感出ていい感じに身体のシルエットに馴染んできたように感じます。
革ジャンって経年変化によってシルエットの印象も変わってくるのも面白いですよね。
ジェームスグロースの着こなし例
前述したように、ジェームスグロースのライダースはキレイめなテイストです。
なのでスラックスなどのキレイめなパンツとの相性は抜群!
僕はあまりしないですが、インナーにシャツを合わせてドレスアップしたスタイリングにもハマるのではないでしょうか。
また、意外とワークパンツなどのカジュアルなボトムとの相性も◎
特に味が出てきてからの方が、カジュアルなスタイルによりマッチしてきているように感じます。
もともとジェームスグロースのライダースジャケットはちょっとカチッとした印象があります。
ですので個人的には、シンプルな着こなしで合わせてラフに着るのが好みです。
あとは身幅がタイト過ぎない作りなので、ワイドパンツなどと合わせても、シルエットのバランスが整いやすいのも良いですね!
気になるポイント
最後に僕が半年着用して、“ちょっと気になったポイント”を2つご紹介したいと思います。
気になるポイント①
まず気になるポイント1つ目は、“袖丈がやや短い”という点。
以前にも記事で挙げた点なのですが、一般的なライダースジャケットよりも2~3cm袖丈が短い設計になっています。
シワも溜まりにくくすっきりとした印象に映るので、まぁ個人的にはこれはこれでアリかなと思いますが…
もともと腕が長い人や、バイクに乗る人にとっては気になるポイントだと思います。
気になるポイント②
気になるポイント2つ目は、“縫製”について。
購入して半年ほど(と言っても夏場はほとんど自宅で着て座っていただけ)しか経っていないのですが、いつの間にか糸が解れていました。
しかも首元なのでそこまで外部の衝撃やテンションがかかる部分でもありません。
解れ方を見る限りは、おそらく元々縫い止めがちゃんとされていなかったかと思われます。(もちろん確信はありませんが…)
これは不良品なのか、個体運が悪かったのかは分かりませんが…
その他の品質が良いぶん、少し残念だなと思ってしまいました。
ただそれ以外の箇所の縫製は特に問題はなさそうですし、比較的綺麗に仕立てられています。
まとめ
ということで今週は、ジェームスグロースの革ジャンを“半年間着用したリアルな感想”、そして“どのように経年変化したのか”をご紹介しました!
ジェームスグロースの革ジャンを半年間着てみて、革の風合い、着やすさ、デザイン、プライスなど含めて、すごくバランスの良い革ジャンだなというのが率直な意見です。
まだまだ同じ英国ブランドのLewis Leathers(ルイスレザー)に比べると、知名度もファンも少ないですが、もしかすると今後盛り上がりを見せてくれるブランドかもしれません。
少しでも、「ジェームスグロースの革ジャンが気になっている」という方の参考になれば嬉しいです。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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