こんにちは、KENです。
10月も後半にさしかかり、本格的に秋らしい気候になってきましたね。
そろそろ革ジャンを探しているという方も増えてきているのではないでしょうか?
そんなわけで今週は、『5万円前後で購入できるコスパのいい革ジャン』をテーマに、革ジャン初心者にお勧めしたいダブルライダースをご紹介したいと思います。
やはり高額を払わないと品質のいい革ジャンはもう買えないのか…!?
いいえ!そんなことはありません!!
今回は僕が実際に現物を見て、本当にオススメできると思った革ジャンだけをピックアップ。
「もう中価格帯の革ジャンを買うならここしかないでしょ!」そんな革ジャンを3つご紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
革ジャン市場の“二極化”
おすすめの革ジャンをご紹介する前に、まずは昨今の革ジャン市場について軽く触れたいと思います。
皆さまも肌で感じているとは思うのですが、ここ数年で革ジャンの相場は劇的に上がっている状況です。
現に以前は15万円前後で買えていたあの革ジャンもここ数年で20万超えに。
もう革ジャンは、気軽に買うことのできない高価なファッションアウターとなってきました。
その一方で、まだまだ3万円前後の革ジャンが市場にはありますが……
やはりどれも品質は価格相応。
正直この価格帯の革ジャンには、“革である意味”を見つけ難いようにも感じてしまいます。
そして革ジャンのエントリーモデルとされる、中価格帯(5〜10万円台)の革ジャン。
今ここのゾーンの革ジャンが、市場からばったりと消えてしまっています。
「10万円出しても見つからないの?」と思うかもしれませんが、いい塩梅の革ジャンってのがほんとに無くなっているのです。
これは生産背景やアパレルのビジネス構造上の問題なのか、“安い革ジャン”か“高い革ジャン”かの二極化が進んでしまっている状況というわけです。
5万円前後で買えるおすすめの革ジャン
前述したように、品質の伴った中価格帯の革ジャンというのがなかなか見つからないのが現状。
革ジャンに興味を持ち「よし!初めての革ジャンを買うぞ!」っていう人が、いきなり20万円出すというのはあまりにハードルが高すぎます。
そんなわけでここからは、革ジャンエントリーモデルとしてお勧めしたい、“中価格帯かつ品質の伴った革ジャン”を3つご紹介していきたいと思います。
ちなみに今回は基本ダブルライダースのご紹介になります。
※今回ご紹介する革ジャンは、現時点(2023年10月)では現行で販売されているモデルです。
JACKROSE (ジャックローズ)
まず1つ目にご紹介するのは、“JACKROSE (ジャックローズ)”のライダースジャケット。
あんまり聞き馴染みのないブランドさんかもしれません。
それもそのはず、“ジャックローズ”は若年層をターゲットとした、いわゆる元109系ファッションブランドにあたります。
ただし侮ってはいけません!
実はこのブランド、昔から革ジャン作りにかなり力を入れているんです。
そんなジャックローズの今季のライダースがこちら。
JE COW OIL LEATHER D RIDERS
¥60,500(税込)
見た目はスタンダードなアメリカンタイプのダブルライダース。
このライダースのおすすめポイントは、ずばり“革”です!
素材にはしっとりとしたタッチ感のカウレザーを使用。
厚みはおそらく…1.0〜1.1mmくらいでしょうか。
程よく重厚感もあって、かつ革の風合いも◎
この価格にしたらかなり良い革です。
ただちょっと気になったのはサイズ感。
一番下のサイズ3(だったかな?)を試着したのですが、やや肩が落ちていてアームも結構ゆとりがありました。
↑モデルイメージでは、インナーに厚手のニットを着用しているようです。
僕の体型(170cm/55kg)でスタンダードなシルエット感で着用したいのであれば、このサイズは無しかなと。
細身の方にはあまりお勧めできないサイズ感です。
ただ今っぽいシルエットで着こなしたいのであれば全然OKだと思います。
・ブランドにこだわらない人
・アメジャンを探している人
・ガタイのいい人
余談ですが、ジャックローズにはショットやバンソン(レザーはなかったです)、ヒューストンなどをセレクトしており、結構本格的にアメカジ路線に走っているなという印象を受けました。
UNITED TOKYO (ユナイテッドトウキョウ)
続いて2つ目にご紹介するのは、“UNITED TOKYO (ユナイテッドトウキョウ)”のライダース。
ユナイテッドトウキョウは、ステュディオスを運営する会社“TOKYO BASE”のプライベートブランド。
8年くらい前から定番で展開するレザージャケットが非常に人気で、一時期は街を歩くとユナイテッドトウキョウのライダースを着ている人を1人は見かけるくらいでした。
しかし2年くらい前からリリースされなくなり、今季が久しぶりの復活となります。
今回僕がお勧めしたいのはこちらのダブルライダース。
ラムレザーダブルライダースジャケット
¥44,000(税込)
見た目は非常にミニマルですっきりとしたデザインに仕上がっています。
このライダースのおすすめポイントは、“ディテール”です。
オリジナルのファスナーパーツを使用していたり、背面には大きい面の革を使用していたりと、ディテールがかなりしっかりと作り込まれています。
4万円台でこのクオリティは探してもなかなかないと思いますよ。
しかも日本製です。
あとはシルエットもかなりきれい。
僕でサイズ1(最小)を着用したのですが、シャープなシルエットでかなりいい感じ。
使用している革に関しては、まあ価格相応かなといった印象。
同価格帯でよく目にするラムレザーの風合いとそこまで大差ないと思います。
それでもトータルで見ると非常にコスパが高く、かなりお勧めできる一着になります。
・モードに着こなしたい人
・シンプルなスタイルが好きな人
・タイトに着用したい人(細身の人)
LIUGOO + (リューグープラス)
そして最後3つ目の革ジャンです。
ごめんなさい、自分が手がけたアイテムで恐縮なのですが…
“LIUGOO + (リューグープラス)”のライダースジャケットです。
そもそもこの革ジャンのテーマが「最高のエントリーモデル」ということもあって、今回の記事の内容にはドンピシャなのでご紹介させてください。
そもそも“LIUGOO +”とは、当ブログの『革ジャンプロデュース企画』から生まれたライダースジャケットです。
レザーブランドの“LIUGOO”と、このブログの読者さまや革ジャン仲間の皆さまに力をお借りして、一から製作したオリジナルコレクションです。
ダブルライダースジャケット
¥55,000(税込)
本格的なロンジャンのディテールをベースに、タウンユースとしても使いやすいシンプルさをプラスしたデザインになっています。
素材には、牛革の中でも最も高級とされる“カーフスキン”を使用。
ファスナーもYKK社最高級のエクセラを採用しており、細部にまでめちゃくちゃこだわった一着に仕上がっています。
客観的に見ても、これ以上にコスパの良い革ジャンってのはそう無いですね。
正直あり得ない価格設定です。
と言うのもこのモデルっていうのは、LIUGOO社からすると利益目的の商品ではありません。
どちらかと言うと、こうやって宣伝されることでLIUGOOというブランド認知拡大に繋げるためのいわば“宣伝商品”。
例えると、居酒屋の「一杯目100円で飲めるビール」みたいなものです。
だからこそ利益を度外視した、あり得ない価格設定でリリースさせていただけたのです。
デメリットとしては、知名度が低いという点。
LIUGOOはご存じの方は多いと思いますが、「オトコフク”ってなんだ?」ってなる方は多いと思います。
とはいっても、商品やタグとかに“オトコフク”って記載はないので安心してください。
その点さえ乗り越えていただければ、絶対に後悔させないコスパ最強のライダースになっています。
・革の風合いを楽しみたいという人
・シンプルなロンジャンを探している人
・なんせコスパを重視する人
一部サイズ欠けしていたのですが、ご好評をいただいていたということもあり追加で生産していただきました。
気になる方はぜひチェックしていただけると嬉しいです。
まとめ
ということで今週は、『5万円前後で購入できるコスパのいい革ジャン』を3つご紹介しました!
今回ご紹介した3着は、この価格帯の中では自身を持っておすすめできる革ジャン達です!
もちろん「20万円する革ジャンと比べても引けを取らない!」なんてことは言いません。
やっぱり高価格帯の革ジャンには、高価格帯の革ジャンでしか味わえない良さがもちろんあります。
ただ冒頭でもお伝えしたように、初めての革ジャンで20万円ってかなりハードルが高すぎる。
なんでもそうですが、段階を踏んで少しずつ革ジャンの沼にハマっていってもいいんじゃないかなと僕は思います。
これら3着の革ジャンのクオリティであれば、価格以上に革ジャンの良さを十分楽しめるアイテムだと思っています。
特に「初めての革ジャンを探している」という方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
きっと納得していただけるはずです!
ご紹介した革ジャン以外にも、中価格帯で購入できるおすすめの革ジャンがあればぜひ教えてください。
それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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