こんにちは、KENです。
今回はあるブランドさんにレザージャケットをお借りしましたので、そちらをレビューしていきたいと思います!
そのブランドというのが、以前直営店にお邪魔したことのある“A LEATHER(エー レザー)”です!
2022年3月18日よりスタートしたブランドということもあり、まだまだ商品の詳しい情報が出回っておりません。
そこで今回は、年中革ジャンに関する情報を発信するこのオトコフクDXで、いち早く『A LEATHERの革ジャン』をレビューしていこうというわけです!
今回は人気モデル2型をお貸しいただきましたので、ディテールや革の質、経年変化やサイズ感などについて徹底的にレビューしていきたいと思います!
最近ネットやSNSで見かける“A LEATHER”の革ジャンが気になっているという方は必見!
ぜひ最後までチェックしてみてください!
A LEATHERとは
“A LEATHER(エー レザー)”は、2022年3月18日よりスタートした、レザーウェアをメインとしたアパレルブランドです。
あえてターゲットを絞らず、老若男女全ての人々へ向けて高品質なレザージャケットを展開しています。
前回直営店にてパタンナーさんに色々とお話しをお伺いさせていただいたのですが、革ジャンに対するこだわりと探究心を感じるブランドさんです!
こちらの記事にその全貌をまとめていますので、よかったら合わせてチェックしてみてください!
A LEATHERの人気モデル2型
今回お貸しいただいたサンプルは、A LEATHERの中でも人気が高いこの2型。
Drizzler Jacket(ドリズラージャケット)
¥66,000
Moto Jacket(モトジャケット)
¥85,800
どちらも合わせやすいスタンダードなモデルでもあり、A LEATHERの中でも1位2位を争う人気モデルのようです。
それではこの2型について、じっくりレビューしていきたいと思います!
Drizzler Jacket(ドリズラージャケット)
まずは僕が一番気になった、襟付きのシングルライダースDrizzler Jacket(ドリズラージャケット)について詳しく見ていきます。
デザインとディテール
ベースとなっているのは、スイングトップとしても馴染み深い“ドリズラージャケット”タイプ。
いわゆる襟付きシングルライダースで、非常にシンプルで使いやすくデザインになっています。
特記すべきポイントは“ファスナーパーツ”。
「ライダースの良し悪しを決めるポイントは、ファスナーと言っても過言ではない」と思うくらい、ファスナーパーツによってライダースの印象は変わります。
逆に言えば、ファスナーを見るとその革ジャンのコストや力の入れ具合が分かるというものです。
(A LEATHERのスタッフさまのインスタより)
革ジャンにとって重要なファスナーですが、A LEATHERではオリジナルのファスナートップを採用しています。
デザインがシンプルな分、大ぶりのファスナーパーツが際立ち、良いアクセントとなっています。
革の質と経年変化
そして気になる、“革の質”について見ていきたいと思います。
クロム鞣しをベースとした牛革を使用。
染色革の風合いを生かした素仕上げなので、革らしさも十分に感じられます。
革厚は0.8mmくらいでしょうか。
牛革特有のタフさも感じますが、一般的な牛革のイメージとは異なり、非常に柔らかく仕上げられた革になっています。
そして今回、スタッフの方が数ヶ月間着用した同モデルもお借りすることができました!
(着用1ヶ月ほど)
いい感じですねー!
もともと革が柔らかいので“がっつりシワが記憶される感じの革”ではありません。
しかし、着用することでツヤ感が増し、とてもいい表情に変化しているのが分かります。
着用感とシルエット
最後は着用したイメージです。
170cm/60kgでサイズ50を着用しています。
サイズ感は僕の体型に抜群ですね!
細すぎずゆったりしすぎていない、スタンダードで絶妙なシルエット。
なによりも革が柔らかくて軽いので、着用感も良好です。
A LEATHERのレザージャケットというのは、着用してこそ本当の良さが分かると言っても過言ではないような気がします。
店舗に取材に行った際にパタンナーさんのお話をじっくりお聞きしたのですが、アームのシルエット1つとっても綿密に計算されているそうです。
確かに袖を通して鏡の前に立ってみると「おっ!」と思える一着に仕上がっていますよ。
Moto Jacket(モトジャケット)
続いてA LEATHERで展開されるダブルライダースジャケット、Moto Jacket(モトジャケット)を詳しく見ていきます。
デザインとディテール
デザインは、スタンダードなダブルライダースジャケット。
スタイリッシュなロンジャンタイプで、いわゆる“ルイスレザーのライトニング”型のデザインとなっています。
やはりこちらも、特記すべきポイントは“ファスナーパーツ”。
大ぶりのファスナーで程よい装飾性がプラスされ、ライダース全体の良いアクセントとなっています。
引き手のフォルムもフィット感があり、ファスナーパーツひとつとっても、非常にこだわっているなという印象です。
どこか“ハイブランドのライダースジャケット”の雰囲気すら感じる佇まいです。
革の質
続いて“革の質”について見ていきたいと思います。
実は先ほどのDrizzler Jacketとは異なる革を採用しています。
Moto Jacketで使用しているレザーは、クロム鞣し・顔料染め仕上げの牛革。
革厚は~1.0mmくらいといった感じで、先ほどよりもやや厚みを感じられるものになっています。
ハードな印象も控えめで着やすいというメリットはありますが、個人的にはもう少し“革っぽさ”があってもよかったかなという印象。
先ほどご紹介したドリズラータイプの革の方が好みではあります。
ただ、こちらもとても柔らかく非常に着やすいので、「重量感のある革ジャンが苦手」という方にはとてもおすすめです。
着用感とシルエット
最後は着用したイメージです。
170cm/60kgで、同じくサイズ50を着用しています。
先ほどのドリズラージャケットよりも、少しゆとりのあるサイズ設計になっています。
とは言っても、決してゆったりサイズというわけではではありません。
こちらも独自のパターンで引かれているそうで、着用時のフィット感が際立つ美しいシルエットが印象的です。
ファスナーを閉めるとこんな感じ。
こちらのダブルライダースは、パタンナーさん曰く「ファスナーを開けて着るのを想定して作られている」とのこと。
確かにファスナーを閉めて着用するよりは開けて着てあげた方が、このダブルライダースの良さは生きるようです。
その証拠に襟のスナップボタンがファスナーの内側に入っているという珍しい仕様。
そうすることで襟が小ぶりに見えて、すっきりとした印象で着用することができます。
スラックスと合わせてキレイめに合わせるのも◎
ダブルライダース特有の「ハードすぎる雰囲気が苦手」という方におすすめしたい一着です。
まとめ
ということで今回は、2022年に立ち上がったばかりのブランド、『A LEATHERの革ジャン』をいち早くレビューしてみました!
僕は実際に代表の方やパタンナーの方ともお話しさせて頂いたので、ブランドに対する想いや革ジャンへのこだわりというものを事前情報として持っていました。
今回プロダクトを見ると、まさにその想いがプロダクトに対してもダイレクトに反映されているなという印象でした。
A LEATHERの革ジャンは、ガチガチに経年変化を楽しめる革ジャンというジャンルではありません。
しかし、革ジャンが欲しいけど合わせるのが難しそうと思っている方、コテコテのスタイルではなくファッショナブルに革ジャンを取り入れたいという方には特におすすめのブランドではないでしょうか。
立ち上がったばかりのブランドではありますが侮ってはいけませんよ!
計算されたパターンメイキング、誰でも気兼ねなく愛用できる厳選された革、その1つ1つが“A LEATHERならでは”の魅力を感じさせるラインアップです。
今後の活躍が楽しみなブランドの1つですね!
A LEATHERの関係者の方々、貴重な機会をありがとうございました!
今回の記事が「A LEATHERの革ジャンが気になっている」という方の参考になれば嬉しいです。
>> A LEATHERの公式サイトはこちら
それでは本日はこのあたりで。
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