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所有している“ダブルライダースのデザイン”を比べてみた

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所有している「ダブルライダースのデザイン」を比べてみた革ジャンの雑学

こんにちは、KENです。

先日革ジャン仲間の方にチラッとお聞きしたのですが、今ルイスレザーでオーダーするとなんと1年待ちなんだとか…
ルイスレザーの人気はまだまだ留まることがなさそうですね!

さて!
今週のテーマは『ダブルライダースジャケットのデザイン』についてです!

アディクトクローズAD-03のデザイン

やはり「革ジャン=ダブルライダース」というイメージも強く、ダブルライダースの購入を検討している方も多いと思います。
しかし!ひと口に「ダブルライダース」といっても、そのデザインやディテールは様々。

そこで今回は、僕が所有している様々なブランドのダブルライダースジャケットを比較し、「デザインが変わると、印象はどう変わるのか?」を検証していきたいと思います!

所有している「ダブルライダースのデザイン」を比べてみた

本当にデザインやディテールが変わるだけで、全体的な雰囲気は変わるのでしょうか?

革ジャンの購入を検討されている方にとっても、気になる内容だと思います。
ぜひ最後までチェックしてみてください!

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ディテールが変わると印象も変わる?

【革ジャンブランド辞典】 -SEVESKIG (セヴシグ)編-

革ジャンの代名詞と言っても過言ではない、“ダブルライダースジャケット”

おそらくこのブログを拝見してくださっている方でしたら、“ダブルライダースジャケット”と言われればパッと頭にイメージが浮かんでくると思います。

ジェームスグロースの試着会

しかし、ひと口に“ダブルライダースジャケット”といっても、ブランドによってデザインやディテールは様々です。

わかりやすいところで言えば、アメリカ生まれの“アメジャン”と、イギリス生まれの“ロンジャン”ではないでしょうか。

所有している「ダブルライダースのデザイン」を比べてみた

これはどちらもダブルライダースですが、そのディテールや仕様は大きく異なります。

所有している「ダブルライダースのデザイン」を比べてみた

特に、着用してみるとその印象は歴然。

このように、シルエットはもちろん、襟の大きさや装飾の有無などのディテールが少し変わるだけで、印象も大きく変化します。

それも革ジャンの面白いポイントの1つでもあります。

 

持っているダブルライダースを比較してみた

ライダースジャケットは何の革が一番良いのか?

「デザインが変わると、印象はどう変わるのか?」を感じていただくため、今回は僕が所有するデザインの異なる7着のダブルライダースジャケットを使って、その違いを比較していきたいと思います。

それでは早速見ていきましょう!

①ルイスレザー

リアルマッコイズ別注のルイスレザー

[ディテール]
・フロントポケット:4ヶ所
・ベルト:アジャスター×4
・ファスナー:ツヤありシルバー
・襟の大きさ:標準
・その他:アームポケット、ブランドパッチ

まず1つ目はやっぱりこのブランド!
“ルイスレザー”からライトニングです。

ライトニングと言えば、ルイスレザーの2大モデルの内の1つでもあり、ダブルライダースのスタンダードとして君臨するモデルでもあります。

リアルマッコイズ別注のルイスレザーを1年着用してみた

ライトニングの特長は、4箇所に配置されたファスナーポケットと、左右4本のアジャストベルト。
装飾性が高く、特に音楽(ロックやパンク)好きからの支持を得ているモデルという印象があります。

着用するとこんな感じです。

リアルマッコイズ別注のルイスレザーを6ヶ月着用してみた

 

ダブルライダースらしいハードな雰囲気はありながらも、ロンジャン特有のすっきりとした印象も併せ持っています。
やっぱルイスレザーはオーラがありますね。

リアルマッコイズ別注のルイスレザーを1年着用してみた

あとルイスレザーの金具パーツは光沢感が強いので、その点も良いアクセントになっていると思います。

程よい装飾があり、これぞダブルライダースのスタンダードといった印象です。

②アディクトクローズ

アディクトクローズのAD-03を買ってみた

[ディテール]
・フロントポケット:3ヶ所
・ベルト:フラップ、アジャスター×2
・ファスナー:ツヤ燻んだシルバー
・襟の大きさ:やや小ぶり
・その他:ベージュファスナーテープ

続いては“アディクトクローズ”よりAD-03モデル。
これは先ほど紹介したライトニングとは別モデルの“サイクロン”がベースとなっています。

サイクロンモデルの特長としては、左右非対称に配置されたポケット。
そしてウエスト裾部分のフラップベルトがアイコンとなっています。

アディクトクローズのAD-03を買ってみた

デザインはライトニングに比べすっきりとしており、シンプルにまとまっています。
ただこの裾のフラップベルトに関しては結構好みが分かれるポイントかと思いますね。

着用するとこんな感じ。

アディクトクローズAD-03のサイズ感

やはり先ほどのライトニングよりもシンプルなので、すっきりとした印象に映ります。

さらに先ほどのモデルとの他の大きな違いは“ファスナーテープ”の色。

アディクトクローズAD-03のディテール
このモデルでは、ヴィンテージ調のベージュカラーが使用されています。
ご覧の通り、ファスナーテープの色によって印象もガラッと変わります

ちなみにルイスレザーでオーダーする際も、ファスナーテープのカラーを選ぶことができます。

僕はどちらも好きなのですが、ベージュカラーの方がカジュアルなテイストがより強くなります。

③ジェームスグロース

ジェームスグロースのニューマニラ(ホースレザー)を買ってみた

[ディテール]
・フロントポケット:4ヶ所
・ベルト:フラップ、アジャスター×2
・ファスナー:ツヤ消しシルバー
・襟の大きさ:標準
・その他:アームポケット

3つ目のダブルライダースは、“ジェームスグロース”マニラというモデルです。

このモデルはライトニングとサイクロンを足して2で割ったようなデザインになっています。

ジェームスグロースのニューマニラ(ホースレザー)を買ってみた

フロントのポケットの配置はライトニングと同様ですが、両サイドのアジャスターベルトが無く、サイクロンのフラップベルト仕様になっています。

着用するとこんな感じ。

ジェームスグロースのニューマニラ(ホースレザー)を買ってみた

ライトニングとサイクロンを合わせたようなデザインですが、着用するとまた雰囲気は異なります。
上の2モデルよりも、どこか上品な雰囲気を感じさせる一着です。

ジェームスグロースのニューマニラ(ホースレザー)を買ってみた

その理由としては、襟の高さや形などの微妙なディテールの違い
そして、ファスナーなどの金具にツヤ消しのパーツを使用することで、落ち着いた印象がプラスされています。

金具一つとっても印象に大きく影響するようです。

④アンダーカバー

アンダーカバーの08ライダース

[ディテール]
・フロントポケット:4ヶ所
・ベルト:アジャスター×4
・ファスナー:ツヤ消しシルバー
・襟の大きさ:標準
・その他:ベージュファスナーテープ

4つ目のダブルライダースは、日本のトップアパレルブランド“アンダーカバー”の通称08ライダースです。

こちらもライトニングとサイクロンの要素が上手く組み合わさったデザインとなっています。

アンダーカバーの08ライダース

ポケットの数やアジャスターベルトのディテールを見る限りでは、おそらくベースは“ライトニング”だと思います。
ただフロントのファスナーポケットの向きが上下反転されているのがわかります。

着用するとこんな感じ。

アンダーカバーの08ライダースのサイズ感

ポケットの角度が変わるだけでもだいぶ印象が変わってきますね。

あと僕はこのライダースジャケットのポイントは襟の位置だと思っています。
以前こちらの記事でも話しましたが、このアンダーカバーのライダースは襟の位置が低く設計されており、程よい抜け感を演出してくれています。

アンダーカバーの08ライダースのデザイン

これはアパレルブランドならではの発想だなという印象を感じます。

⑤ディーゼル

DIESEL(ディーゼル)のライダースジャケットをレビュー

[ディテール]
・フロントポケット:4ヶ所
・ベルト:アジャスター×4
・ファスナー:ツヤ消しシルバー
・襟の大きさ:小ぶり
・その他:脇下リブ切り替え

5つ目は、イタリアのファッションブランド“ディテール”のダブルライダース。

僕が所有しているライダースの中でも、最もデザイン性の高い一着になるのではないでしょうか。

DIESEL(ディーゼル)のライダースジャケットのディテール

大ぶりのファスナートップが印象的で、良い意味で無駄な装飾が施されたファッショナブルなデザインです。

着用するとこんな感じ。

DIESEL(ディーゼル)のライダースジャケットの着用イメージ

着丈短め、袖丈長めのスタイリッシュなサイジングも特徴的です。
ダブルライダース特有のハードさが控えめで、ファッショナブルな印象に映ります。

DIESEL(ディーゼル)のライダースジャケットの着用イメージ

どちらかというと、ファスナーを開けて着用するのに相応しいデザインとなっています。
正にインポートのファッションブランドらしさを感じさせる一着ですね。

⑥イアデレザー

オーダーしたiade leatherのライダースジャケットをレビュー

[ディテール]
・フロントポケット:3ヶ所
・ベルト:なし
・ファスナー:ツヤありシルバー
・襟の大きさ:やや小ぶり
・その他:アームポケット

そして6つ目はオーダーメイドブランドの“イアデレザー”のダブルライダース。
これは僕好みにカスタムオーダーしたものなので、かなりシンプルなデザインになっています。

iade leatherのオーダーについて

アメリカのダブルライダースがベースなのですが、さらにそこからポケットなどを排除し、非常にすっきりとした印象に。

着用するとこんな感じ。

オーダーしたiade leatherのライダースジャケットをレビュー

アメジャンベースなので無骨な印象も残っていますが、襟の形もややコンパクトにオーダーしており、かなりすっきりとした印象で着用することができます。

オーダーしたiade leatherのライダースジャケットをレビュー

個人的にはこれくらいシンプルな方が合わせやすいですし、経年変化もより楽しめるのかなと思っています。

⑥BOMU

BOMUのレザージャケット

[ディテール]
・フロントポケット:3ヶ所
・ベルト:ウエストベルト
・ファスナー:アンティークゴールド
・襟の大きさ:標準
・その他:コインポケット

最後は、ちょうど今知り合いからお借りしているアメジャン。
“BOMU”というブランドのダブルライダースになります。

エポーレットは排除されていますが、ウエストベルトやコインポケットなど「ザ・アメジャン」といったディテールになっています。

着用するとこんな感じ。

BOMUのレザージャケット

アメジャンらしい無骨な雰囲気を感じる一着です。
これまでのダブルライダースと異なるディテールは金具のカラー。
アンティークゴールド色の金具パーツが使用されています。

BOMUのレザージャケット

これだけでも雰囲気がガラッと変わり、全体的によりカジュアルでヴィンテージライクな印象にまとまります。
個人的にはデニムなどのカジュアルスタイルで合わせる際は、こういったディテールのライダースが好みです。

 

まとめ

ということで今回は、僕が所有している様々なブランドのダブルライダースジャケットを比較し、「ディテールが変わるとどう印象が変わるのか?」を見ていきました。

ジャストサイズの革ジャン

サイズ感やシルエットはもちろんなのですが、ちょっとしたデザインなど、ディテールが変わるだけでもガラッと印象が変わるというのを感じでいただけたのではないでしょうか。

革ジャンに興味がない人からすればどれも同じに見えるのでしょうけど…(笑)

馬革でもここまで違う?ホースレザーの魅力!

せっかく革ジャンを購入するのであれば、なるべく自分好みの一着を見つけたいものですよね。

ぜひ今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです!

また、サイズ感による印象の違い」についてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひこちらも合わせてチェックしていただけると幸いです!

ジャストサイズの革ジャンvsゆったりサイズの革ジャン>【「ジャストサイズvsゆったりサイズ」本当に使えるのはどっち!?】

それでは本日はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございます!

 


 

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